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どうか充実した時間を過ごしてくださいね
拝読させて頂きました。
そうですね…修行中はとっても辛かったです。先ず自分のスペースが畳1帖しかありません、プライバシーは全くありません。寝るときは隣の人のいびきがうるさくて寝られませんし、隣の人がねぞうが悪いとごろごろぶつかっていますし、寝言や歯ぎしりがうるさくて寝られません。入浴時間もトイレの時間も洗面の時間も制限されます。私物は本当に最小限しかありません、着物と下着とタオルくらいです。
まして本山の外には一切出られません。コンビニも吉野家も行けません。
当然ながらお酒も飲めませんし、コーラもジュースも飲めません。お金も全て取り上げられます。食事も精進料理がメインです。食事の時間は10分ありません。
テレビもラジオも新聞も携帯電話もありません、見れませんし、使えません。外界から一切遮断されます。その分そういった情報にわずらわされなくてもいいです。
昔私はジャイアンツファンでしたが、情報が全くありませんからジャイアンツがリーグ優勝しても知りませんでした。
また一切外部の人から遮断されますから親兄弟や恋人にも友達にも会えません。クリスマスを楽しむこともできません。それが一番辛かったかもしれませんね…。
しかし修行は本当に尊い時間です、限られた人生の中の価値のある時間ですからどうか有効に精神にとって充実した豊かな時間を過ごしてくださいね。
おそらく1週間するとその生活に慣れるものです。人間は慣れる生きものです、順応できるものですからね。
あなたがしっかりと修行に専念なさり心身ともに充実した時間を過ごされます様に心から仏様や神様やあなたのご先祖様に祈っております。至心合掌
慢(プライドの煩悩)、風邪
今もそうですから偉そうなことは言えませんが、慢(プライドの煩悩)によって自分と他人の価値を比較したり、他人からの評価を気にしてしまい、失敗して恥をかくことを恐れてしまうことがあります。
せっかくの修行(学びの場)なのに、人目なんか気にせず伸び伸びとチャレンジしていれば、より深い学びにつながった可能性がありますが、私の場合は、引っ込み思案になってしまって無難に過ごしてしまった部分がありました。
また、総本山知恩院での12月の加行(けぎょう)は寒く、風邪を引いてしまいました。
余談ですが、ある指導員から「(体調不良の数人に対して)寝ていろ」と指示があったので布団で寝ていたら、別の指導員から「なんで寝てるんだ」と叱られました。
コロナ禍よりずっと前の話なので、最近はどんな扱いになるかわかりません。