昔のトラウマから父親を許せない
私の家族は両親と私含め兄弟4人です。
昔の父はヘビースモーカーでお酒もよく飲む人でした。何か気に食わない事があれば母に大声で怒鳴り、その怒鳴り声にイラついた兄弟が父にケンカをふっかけたりする事が日常茶飯事でした。
時には物を投げ、壁を壊し、包丁を振り回す事もあり、その度に近所の人に助けを求めたり仲裁に入ったりしてました。当時の私はまだ小学生で本当に毎日何事もなく終わる事を願ってました。
父の酒乱が原因で私達兄弟の仲も悪くなり、まともに会話する事もなくなりました。(今現在も)
今の父はタバコも辞め、お酒もほどほどになり
たまに会えば(今は別に住んでる)嬉しそうに喋りかけてきたり、手料理を振舞おうとしたり、手土産を渡してきたりします。
この姿を見て私は素直に喜べずにいます。
昔を引きずりたくないし、仲良くしたい。ここまで育ててくれた恩も感じてます。だけど同時に昔を思い出し、今更なに?という憎しみやあの時の恐怖も出てきます。
どうすれば自分の気持ちを良い方向に持っていけるのでしょうか。
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もうトラウマじゃない
こんばんは。大変な幼少期を送ってこられたのですね。そして、今でも兄弟間ではその傷を引きずっている。過去そのものは変えられませんが、過去の評価は変えることができます。
トラウマという言葉は随分と市民権を得てきましたが、これ、元々は「過去の心理的外傷が、今の行動に無意識下で影響を与えている」というものだったと記憶しています。けれど今では「過去の嫌な記憶」程度に拡大して使われています。ですからね、それを表に出していく事で消化させていくといいですよ。
「なぜか分からないけれど、男の人が大声を出していると、その内容如何に関わらず震えがくる」というのは無意識ですが、あなたの場合は既に元となった体験がハッキリしていますし、今やそれを怖れる必要はない事も分かっている。だからね。
お父さんに、昔は怖かったことを話して、「そうか、怖い思いをさせて分かって悪かったな」と謝ってもらえれば、多分それが「終わりの第一歩」になると思います。相手を責める必要はありませんよね。取り戻すことはできないのですから。だから、過去のことを話すと同時に、「これからは穏やかな気持ちで付き合っていきたい」ということを是非お伝えになるといい。彼が謝り、貴女がその謝罪を受け止めることで、多分人として一対一の関係になっていくように思います。
男同士、つまり父親と息子は、もっと壮絶になりがちです。まるで仕返しをするような、勝った負けたの様相になることも。でも、これらはあなた方が自立していく、最終段階なのだと思いますよ。そういった思いを消化すると、いざ最期に送る時も、後悔が少なくなると思います。
こんばんは。
質問文拝見しました。
昔の自分に、今、何か言葉を言ってあげるとするなら、どんな言葉をかけてあげますか?
いろいろあったけど、辛い当時を乗り越えたからこそ、今のデコポン様があるんですよね。
辛かったけど、偉かったね。
頑張っていたね。
もう悲しい思いはさせないよ、など。
辛い時を過ごした過去の自分に、今のでこぽん様なら何か言葉をかけてあげることができると思います。
辛い過去は変えれないかもしれませんが、辛かった時の自分の味方になってあげることはできます。
辛かった時の自分を労わってあげてください。
心の平穏はそれからです。