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大学院に通うのが辛いです回答受付中

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私は現在大学院の修士1回生です。学部の指導教員が定年退職されたため、修士からは研究分野の近い研究室のある別の大学に進学しました。
今の大学は前の大学よりも研究に求められるレベルが高く、投稿論文にならないなら意味がないくらいに研究に熱量をもった先生もおられます。そんな中で私の指導教員は研究以外の職務が多くほとんど指導をしてくれません。個別ゼミも開講しておらず、週に一回の他研究室との合同ゼミしかありません。他の研究室の学生は個別ゼミで発表資料の修正をしてもらうことができますが、私はそれがないため、合同ゼミで一気にダメ出しをされます。特に合同ゼミに出席される先生の1人は非常に厳しく、発表を途中で中断させられることもあります。その先生は確かに真っ当なことを指摘されるのですが、それでも言い方がきつくいつも萎縮してしまいます。研究分野も近いため、よりクリティカルな質問や意見を頂けるのは嬉しいことなのですが、それでもきつい言い方をされたり大きなため息をつかれたりすると結構傷ついてしまいます。
しかし私の指導教員は実質的に指導できる状態ではなく、研究室のメンバーも少なく先輩にあたる指導者もいないため、実験計画や発表資料を改善したいと思っても誰にも頼ることができず困っています。誰も指導してくれないのにゼミではレベルが低いと怒られるのが辛くて大学院に通うのが辛くなってきました。私は将来研究者になりたいと夢見ていましたが、今の状況が辛くて博士に進学できる気がしなくなりました。一刻も早くこの状況から抜け出したくて今は一般企業に就職するために就活をしています。それでもあと1年半はこの環境で研究を続けなければいけません。修論を書く時期になれば今よりもさらに厳しくダメ出しされるようになるでしょう。どうすれば萎縮せずに大学院に行けるようになるのでしょうか。

2025年8月5日 16:14

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

研究者になりたいと夢見た日を思い出してください

はいふん様
はじめまして、
今、とても厳しい環境におられて誰にも頼れない心細さや不安を読ませていただきました。

誰にも相談できない中でよくがんばって来られましたね。
凄い努力だと感じました。

結論から申しますと、学内のキャリアコンサルタントさんやキャリアカウンセラーさんに相談してみるのが良いのではないかな?と思いました。
そうすることで問題の入口が見えてくる気がします。
今、就活をするべきなのか、研究者の夢は諦めるのか、これからの課題は何なのか、窓口はどこなのか、一つずつ整理できてくると思いますよ。

もしかしたら、厳しい先生にも質問したりアドバイスを貰いやすくなるかも知れません。

例えば、厳しい先生と接するために萎縮してしまうなら「それはなぜなのか?」思考・感情・行動をノートに書き出して見ると俯瞰できたりします。
【思考】ストレートに厳しい駄目だしをされる(もしかしたら、私を想って厳しく言われるのかも?)
【感情】怖いし緊張する、みんなの前で言われるのも嫌だ
【行動】指導してくれる先生がいたら良かった。変わりの先生がいないか事務局などで探してみよう。認知行動療法をして楽に考えてみよう、などです。

また、キャリアコンサルタントさんに訊いたら希望者にはVPI職業興味検査(大学生用)などをしてくださり、今後の方向性もフィードバックがもらえます。
「研究者を目指そう!」と思った、初心にかえることができるかも知れません。

自分の夢や目標の場で活躍できることと、妥協することは充実感が違うと思うのです。
輝かしい人生を歩むためにも時には慎重に相談室も利用しながら乗り切るのも一つの方法かと思います。

これからも応援しています。

2025年8月5日 19:27
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おきもち

個別相談可能
はじめまして! 覆面僧侶・きみーです。 ハスノハであなたと出会えたことを嬉しく思います。 私はこれまで、様々な方々の人生に寄り添い、心の声に耳を傾けてきました。 ・産業カウンセラー ・緩和ケア病棟・傾聴ボランティア ・刑務所、専門学校キャリアガイダンス講師 ・就職相談室カウンセラー ・人材派遣会社・事業コーディネーターなど 特に、20代〜40代の方々からは、仕事や人間関係、自己成長など、様々な悩みをお聞きします。 ゲシュタルト療法や交流分析といった心理学の手法を学び、あなたの心の奥底にある感情や思考に寄り添いながら、一緒に問題解決を目指します。 あなただけの心の風景を描いていくような、 そんなカウンセリングを心がけています。 一人で抱え込まず、まずはお気軽にご相談ください。一緒により良い未来を描いていきましょう!
※ZOOMは覆面ではなくて素顔です、ご安心ください(⁠^⁠^⁠) カウンセリングの日時は予約をしていただけたら柔軟に対応可能です。特に15:00〜21:00は対応しやすいです。 (7・8月の土曜日はお休みをいただきます) 信頼関係構築→傾聴→技法、あなたを最大限大切にします。 「傷つきを築きに」そして気づきに。自律へと導くカウンセリング 【人生の羅針盤】人生の道標となり、迷いを解消しコンシェルジュとして旅のお供をします。 [カウンセリングについてご一読ください] ハスノハはカウンセリングルームの対面と違い、ZOOMだけのやり取りになります。 カウンセラーは「聴く人」ではありますが、クライエントさんの身体の動きや微細な変化も見逃さないでカウンセリングをしています。 腕組みをしたり、眉間に皺を寄せたり、涙を我慢したりと表現は人それぞれです。 画面オフも歓迎ですが、 声のトーンだけを頼りにするしかなく、情報が足りないのが現状です。誤解やすれ違いを避けられないことも稀にあります。 ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

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