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病気になってもやめられない

回答数回答 1
有り難し有り難し 17

辛くなるとオーバードーズしてしまいます。

市販の薬や処方されている鎮痛剤、安定剤などイライラしながら用量より多く飲んでしまいます。するとほんの少し落ち着いて寝ることができ取り敢えず心が休まります。

今のイライラや辛さから逃げ出したいだけで、死んでしまいたい等とは思わないのですが、何度もしていたので急性肝炎になってしまいました。
病院ではオーバードーズしたことは言えず、いつもと違う薬を飲んだ為と言う事にしてきました。

誰かに心配を掛けたくてしている訳でも無いと思っていますが、自分ではわからなくなってしまいました。
薬に頼らずに心を落ち着かせたいです。
お知恵をおかしください。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

粉薬にしよう

 お薬を飲み過ぎちゃう事を「オーバードーズ」って言うんですね。
 お薬は用法用量を守らないと体に悪いですね。
 ついたくさん飲んじゃうんですね。たくさん飲んでしまうと、そのあと気持ち悪くなりそうですね。

 どんな感情もそうですが、「薬を大量に飲みたい」という感情も、そんなに長続きしないと思います。10分か20分くらいでしょうか?そこを乗り切れると良いですね。
 例えば、その気持ちが来たら、お気に入りのDVDを見る、とかちょっと散歩に出てみる、などと決めて、「飲むのは後にしよう」って思うようにするというのはどうでしょう?
 あとね、市販のお薬は粉薬を買うと良いようです。粉薬は「袋を破る」とか「たくさんの水が必要」とか、いろいろ手間がかかるので、飲み過ぎないそうです。処方のお薬も粉薬にしてもらえると良いですね。※ただし粉薬にすることができないタイプのお薬もありますので、お医者さんと相談してみてください。

 どちらにしても、お医者さんにも「たくさん飲んじゃうよ」って伝えた方が良いですよ。大丈夫。お医者さんは、びっくりしないし、怒らないから。

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有り難し
おきもち

・曹洞宗/静岡県/50代 平成27年鳳林寺住職。平成28年hasunoha回答僧登録。 好きな言葉は「和顔愛語」。和やかな顔と思いやりの言葉という意味です。曹洞宗開祖道元禅師は、愛語には世界を一変させる力があると仰っています。回答には厳しい言葉を入れることもありますが、相手を思いやる気持ちがあってこその言葉と捉え、受け止めていただきたいです。 ※質問の答えについて、話の大筋は変えませんが、投稿してから誤字脱字を直したり、内容をよりわかりやすくするため、若干加筆修正することがあります。ご了承ください。 ※「お礼」は必ず拝読していますが、それに対して回答の追記は原則しないことにしています。ご了承ください。 ・回答する件数は減っていますが、ほぼ全ての質問とつぶやきに目を通しています。
話すのが苦手なので、原則不可とさせていただいています。どうしても!という場合は運営さんに問い合わせてみてね。

質問者からのお礼

早速のお返事ありがとうございます。

「飲みたくなったら時間を掛ける」などと思いもつきませんでした。
何でこんなことをし続けているのか自分でわからなくなっていて、弱っている自分を誰かに見せて同情されたいとか、誰かの気を引きたいなどという気持ちであれば、自分が最低だと思いその事自体に落ち込んでいました。
まだ自分の気持ちが分かり兼ねるので少しづつ時間を掛けて考えて行けるようにしたいと思います。
ありがとうございました。

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