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49日までに故人に出来ることは?

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はじめて質問させて頂きます。
49日までは、故人はこの世にいると何かで読みました。
故人は彼氏で、私は親族ではありません。
49日までに、故人が行きたがってた場所へ、私一人で旅行に行くのはどうでしょうか?
故人が一緒に来て、その場所を見せてあげる事が出来ますか?
後悔が沢山あり、何か故人に出来るだけの事をしてあげたいのです。
どうか回答よろしくお願いします。


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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

旅行行ってあげてください。

ヒロコさま

彼氏さんの死悲しんでおられることだと思います。
ヒロコさんができることはなんでもしてあげたい、というお気持ちよく伝わってきます。
きっと素敵な彼氏さんだったんですね。

旅行行ってください。彼氏さんと一緒に行くつもりで。
素敵な思い出を作ってきてください。

亡くなって49日までに何かをしてあげたい、という気持ちすごく大事だと思います。
しかし、彼氏さんの方はヒロコさんに何かしてもらいたいと思ってはいないかもしれません。
逆にお浄土から、いつでもヒロコさんを見守ってくれているのではないでしょうか。

旅行に行って、いつでもどこでも見守ってくださる仏に成られたということ一緒に楽しんできてください。

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好きな食べ物はスイカです。
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四十九日には深い意味があります

四十九日間はこの世にいると言われておりますが、
実は決してそれだけではないんです。
真言密教では亡くなられてからの四十九日間は大変深い意味があります。(他宗は四十九日をどのように説明しているのかは知りませんが……)

亡くなった方は葬儀で仏門に入り法名(戒名)を頂き、仏道の修行の期間に入ります。
四十九日間は七日ごとに指導する仏さまが変わり、その都度生前の罪を懺悔して反省したり、自分の人生を振り返って仏道と照らし合わせてさらに仏道を学ぶと言われています。

もちろんお坊さんも七日ごとにお経をあげてなくなった方を次ぎの仏さまにお取り次ぎして応援するのです。死因に関わらずしっかりと迷わず成仏できるように。

四十九日目にやっと仏としての仲間入りをして先祖の一人となるのです。
四十九日間はご本人にとっては、とても大切な期間であると思います。

ですので、それまでの間はかなりご本人は目白押しのスケジュールだと思うのです。
四十九日以前はスケジュールを邪魔しないように、そういったことは避ける方が良いと思います。

もし、旅行をされるのであれば、四十九日が過ぎてから写真などを持って行かれてはいかがでしょうか?

別に四十九日を過ぎたからってもう、いなくなってしまうというわけでは無いと私は思っています。むしろ余裕を持ってあなたを見つめ護ってくださると思います。

彼のためであれば、四十九日間はできるだけ肉食を避け、七日ごとに祈ったり、写経をする事をお勧めします。
古来より縁者や親族が亡くなったら50日間は決して神社の敷地に入ってhならないなどの厳しい決まり事もありそれは現在も続いております。
もしも彼と一緒のつもりで行かれるのであれば少なくとも神社にはお参りしては行けないと思いますよ。

ただ、親族ではないのだし、自分の気持ちの整理をするためであれば四十九日の間でも旅行はよいのではないかと思います。ただ、それは彼のためにする旅行ではなくご自分の心を見つめるために行かれて頂ければと思います。

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仏道に入門して39年が経ちました。 死ぬまで修行を続けるのがお坊さん...
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「中陰」について

ヒロコ様

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

この度は、彼氏様がお亡くなりになられまして、お悲しみの中、何か故人のためにとの御供養の思い、誠に有り難く尊いことでございます。

「中陰」の考え方は、宗派によっても色々と異なるところがありますが、浄土真宗さんは例外として、基本的には、次の行き先へと向けての大切な供養の期間として考えることができるのではないかとは存じております。

http://ja.wikipedia.org/wiki/中陰

既に悟東様のお答えにもございますが、忌日において導師となられる仏様、菩薩様のことにつきましては、拙生も以前に下記のようにまとめさせて頂いておりますので、是非、この機会にご参照を頂けましたらと存じます。

「十三仏 追善供養を司る如来・菩薩たち」
http://oujyouin.com/13butu.html

また、特に中陰の期間は、故人の生前の行い、業に対しての審判の期間としても捉えられております。その審判における裁判官として有名なのが、「閻魔大王」でございます。

http://ja.wikipedia.org/wiki/十王

ただ、「十王信仰」など中陰における考え方というものが、中国の道教・儒教思想の影響を受けて成立した過程も濃くあるため、真に仏教の教えといえるものであるのかどうかについては、少し慎重に見極める必要があることは否めないところでございます・・

ただ、いずれにしましても、亡き方の死後の赴きが、仏様とのご縁、仏法とのご縁に与(あずか)り頂いて、どうか善きものとなりますようにと、追善供養・功徳回向なさって頂けますと有り難いことであるのではないかと存じております。

また下記拙小論もご参照下さいませ。

拙論「追善供養・功徳回向の考え方について」
http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52108201.html

川口英俊 合掌

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Eishun Kawaguchi
最新の仏教論考はこちらでご覧頂くことができますが、公開、非公開は随時に判断...
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質問者からのお礼

回答ありがとうございました。
早速、手配をして行ってこようと思います。
生前、いつも行きたいと言っていた場所なので、喜んでくれたらいいなと。
そして、成仏して貰いたいと思います。
ありがとうございました。

悟東 あすか様

回答ありがとうございました。
仏教の事は、何もわからなかった為、そのような深い意味があるとは、知りませんでした。
彼氏も忙しいようですので、私も少しお手伝い出来る事を優先しようと思いました。
旅行は、おいおい考えてみます。
教えて頂き、ありがとうございます。
とても勉強になりました。

川口 英俊様

回答ありがとうございました。
十三仏の詳しい説明、とても勉強になりました。
彼の為に、私に出来る範囲で出来る限りの供養をしていきたいと思います。
それには、やはり仏教を学ばないといけない事もわかりました。
ありがとうございました。

「法事・法要・49日」問答一覧

菩提寺不明、法事を忘れた!

見つけてくださってありがとうございます。お恥ずかしい話です。 祖父の命日も三回忌もすっかり忘れてしまいました。そして、菩提寺不明、故人と私は違う宗派な状態ですが、宗派が違うお寺さんに拝んでもらってもいいのでしょうか。 私は、臨済宗妙心寺派の宗派です。 私の父方の祖父(故人)は、私と同居しておらず、おじ夫婦と一緒に暮らしていました。元々おじ夫婦は、私と同じ宗派だったのですが、おじが仏教系の新興宗教に入りました。祖父はわけもわからないまま、その新興宗教に入っています。 おじの新興宗教入会(?)がきっかけで、おじと他の兄弟で分裂し、音信不通です。 時間がたつにつれ、私の父は故人に、兄弟達は病気に、で、動けるのが私だけとなりました。 おじは新興宗教(先祖供養を大切にしている、とネットに書いてありました)に一生懸命な人なので、もしかすると、法事をしたのかもしれません。宗派によってはしないのかもしれません。しかし、歴代の同じ宗派の先祖の法事をやらなかったことを考えると、祖父も…と考えてしまいます。 三回忌も命日も忘れ、どうしようと悩んでいます。 三回忌に間に合っていないのに法事をしてもいいのでしょうか。 位牌もなにもない、菩提寺もわからないですし、宗派が違うのですが、お寺さんにお願いしてもよいのでしょうか。 唯一わかるのは、お墓です。 よろしくお願いします。

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亡き父の年忌法要をあげたくありません

年少のときに母が精神疾患を発病。 父は、大して面倒も診ずに放置。 母は医師の力でなんとか病気がおさまりました。 しかし私が小学生の時に再発。 その後20年間父は、精神疾患を抱えた母を自宅に放置しながら、 自分の給料をギャンブルと風俗につぎ込み、家にはお金を入れない状態が続きました。 私が成人したあと精神疾患について調べ上げ、入院と適切な治療が不可欠と判断し、きちんと面倒を見てくださる病院に入院。先生方のご尽力もあり、母は快方に向かいました。 その後、平穏な暮らしが戻りましたが、数年後に母は末期癌を発病。 母が他界するまで、積極的に治療にかかわろうとはしませんでした。 父は母の遺産をギャンブルで使い果たしました。 そんな父も数年前に他界。 家族を苦しめ続けた父を供養する気持ちなど、まったくありません。 墓石に戒名を刻みましたが、消したいくらいです。 骨も適当に海洋散骨したい気分です。 そんな父ですから、親戚の墓参はまるでありません。 墓は父方の墓です。母も入っています。 父方の先祖はあったこともありません。 相談です。 父の供養をしたくありません。父の先祖なんで知ったことではありません。 寺から知らない先祖の50回忌あげさせられて、怒り心頭です。 なぜ、知らない先祖の供養のために高い金払わされて、会社休んで読経聞かなければならないのか。 父方の先祖代々の墓を適当に処分して、愛する母だけきちんと年忌法要したいのです。 お知恵を拝借ください。

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僧侶として人として

父兄は曹洞宗の住職、副住職の僧侶です。 寺族である母が亡くなりました。 その後四十九日、秋春のお彼岸、一周忌、新盆。 何も連絡がありません。 伯母や従姉妹達にも連絡はありません。 亡き母の誕生日に孫達が実家に集まる事も拒否されました。 理由を教えてくれる事もありません。 こちらからの連絡は直接してはならず弁護士を通すように伝えらています。 法要とは故人を偲び、残された遺族が悲しみをのり越えて生きていくために、心の折り合いをつける大切な仏教行事であると思っています。 その機会を尊敬していた僧侶である父兄に一方的に奪われて 驚きと理不尽さと不安で心がいっぱいです。 今年は三回忌になります。 たぶん連絡は来ないでしょう。 お寺で産まれ、一生をお寺の為に尽力した母があまりにも可哀想で不憫でなりません。 今後、僧侶として檀信徒の方々に何を布教していくのでしょうか。 僧侶も人間です。 間違いも犯すでしょう。 保身に走りたくなる気持ちも分かります。 でも、逃げずに向き合う時は必要です。 やってない。俺じゃない。知らない。覚えていない。分からない。 と逃げ回っていても誰も解決などしてくれません。 誤魔化し、嘘をつき、欺くことをやめて 自分の立場を自覚して誠心誠意、他者に対して心を尽くす事を 人して僧侶として今生を生きて欲しいと思っていますが、 無理な願いでしょうか。

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亡くなった母についての質問です

いつも参考になる回答ありがとうございます。 母が亡くなってから、明日で四十九日となります。四十九日に関して気になったことを質問をさせていただきます。 五七日の翌日、祖母の下へ母が来たそうなのですが、その時母が「私何か悪い事したかな」と言っていたそうです。 調べてみたところ、五七日は生まれ変わり先が決まる日だと書いてあったので、自分は勝手に「生まれ変わり先が、母にとって良くない結果だったのかな」と考えてしまいました。 お坊様は母の発言についてどのように考えますか? また、四十九日までは、母が見守っているのだと思って過ごしていたので気持ちが少し落ち着いていたのですが、四十九日経つと母の魂があの世へ旅立ってしまうということを知り、不安になってしまいました。 「すぐに生まれ変わるのか」「見守っているのか」「修行などをして過ごしているのか」など、様々なことを考えてしまいます。(そもそも四十九日や、その日までの解釈が間違っているかもしれないですが) 旅立ったあとは、何をしているのでしょうか? 色々と考えてしまいすぎて、あまり良くないと思いますが、気になってしまいます。答えられる範囲でいいので、回答いただけると幸いです。 拙い文章で長々と申し訳ございません。

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父の三回忌を教会でしたいと義姉が言います

質問させていただきます。 お寺にお墓のある人の法事を、教会で行うというのはお坊さんから見てどうなのでしょうか? また、義姉と折り合いをつけるにはどうすればよいでしょうか。 . 私の父は2年前に亡くなり、この度3回忌を行うこととなりました。 そこで私の兄のお嫁さん(以下義姉)が「キリスト教の教会で三回忌をしたい」と言って揉めています。 義姉は2年ほど前にキリスト教になり、教会へ通っています。普段会っても勧誘や説教はされなかったので今回突然のことに驚いています。 . 父が熱心な仏教徒であったわけではないのですが、父の墓は浄土真宗のお寺にあります。わざわざ教会に死んだ父を呼びつけて法事を行うというのは違和感です…。 . そのため それはおかしいのではないか、と義姉を諭すと泣いて癇癪を起こしてしまいました。 義姉の言い分は「教会の方が安く済ませられる」「お寺は家から遠い」「自分の信じていないものにお布施をしたくない」「教会の神父さんにももう頼んでしまったので後には引けない」などです。 . それならお金は払わなくていいし来なくていいとも伝えましたが、そういう問題ではないそうで。 兄は家庭を大事にしており、義姉には強くものを言えません。私も兄の家庭には平和であってほしいです。 しかし今回の話があまりにも平行線であるため、本職の方の意見をお伺いしたく書き込みました。 . 最後に重複となりますが、「お寺にお墓のある人の法事を教会で行う」というのはお坊さんから見てどうなのでしょうか? 義姉と折り合いをつける方法はありますでしょうか? 私としては先祖を改宗させるような行為はバチ当たりなのではと思ってしまいます…よろしくお願いいたします。

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忌中の過ごし方、考え方について

無知のため、ご教授お願いします。 最近、飼っていたハムスターが死にました。 2年と10ヶ月、頑張って生きてくれたのですが、 最後、病気の疑いがあり病院に連れて行ったのですが 獣医さんは問診、触診しかしてくれず 様子見で、と言われたので様子見ていたのですが、 おそらくお腹に何か病気があったのではないか、という疑いがあり 最期は苦しんでそのまま死んでしまいました。 発作が出て様子がおかしくなった時間帯が遅く、 夜間救急の病院を探し、電話しましたが ハムスターは何も処置できない。と言われ 泣く泣くそのまま何もできないままになってしまいました… ちゃんと検査してもらうよう獣医さんに言えばよかった、 苦しまないようにもっと何かできたんじゃないか、という後悔がずっと残っています。 そんな中、主人はどこか日帰りで旅行に行こう。 と提案してきたのですが、 忌中だから行くのは良くない、 私はあの子が苦しんでる時に何もしてやれなかったのに そんな私が楽しむことによって、 あの子があの世で 地獄に行ってしまうことになったり 嫌な気持ち、苦しいとか辛いとか、そういう目にあったら嫌だ。と伝えたら 関係ないよ、の一言で終わらされました。 私が楽しむことによって〜の部分は なんの根拠もないし、何でそんな考えになる、って思われるのは重々承知していますが、考え方を変えれないんです。 長々と書いてしまいましたが、 以上を踏まえた上で ご教授いただきたいのは以下のことです。 ・ペットの忌中に日帰り旅行はいいのか ・主人が提案してきたことに関しての 私の考え方はそのままでよいのか ・間違えていた場合、どう考え方を変えたらいいのか。 どうかご教授お願いいたします。

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温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ