よろしくお願い致します。
この度はお忙しい中、私事ですがご相談させていただきます。よろしくお願致します。
私は会社員として働いております。突然難病の病気を発症しまして容姿は一見健常者とは変わらないですし、薬の効果もありまして仕事にそこまで支障をきたす事はありません。治療に専念する為に退職は時期に致します。
退職はするにせよ、病気を発症後、自分自身の心は弱ってしまいました。
今まで気にしていなかった職場の人から言われる悪口や、どうわたしは思われているのかなど人の顔色伺うようになってしまいました。
人に好かれる人間になれればどれだけ楽かとは思いますが、それは無理だと承知しております。
人間関係に振り回され、こんなにもメンタルが弱い自分に嫌気が刺しています。
私自身はどう行動したらいいか分かりません。どうかこの様なわたしに喝を入れていただけないでしょうか。よろしくお願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
喝は入れませんが、病気への勝つは入れます
川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。
突然難病となられてしまわれて、会社も退職されることになり、これから治療に専念されるとのこと・・
少し病気のこともあり、気弱になられてしまわれているご様子・・
とにかく、もっと周りの皆さんに対して、抱えておられる病気のことを理解してもらえるようにお話しもされて、遠慮なくに周りをもっと頼られてみて下さいませ。
もしも、それでも心無い人間は、できればもう無視されて下さい。時に相手にしても仕方がない方も当然にございますし、みんなと仲良しこよしというわけにもいかないことだってあります。
私たちの世界は、助け合い、支え合い、分かち合いにて成り立っており、誰も独りで生きていけるような世界ではありません。皆、一人一人弱い存在です。それぞれが色々なモノ・コトに依存することにより、生かされて生きることができております。
何事もそうですが、うまくいくためには、助け合い、支え合い、分かち合いの関係を、どうより良くに調えて過ごしていくかによって大きく変わっていくことになります。
今は、貴女様においては、何より難病と闘うための周りの助け、支え、励ましが必要です。
つらく、苦しく、大変な時は、お互い様。遠慮はいりません。もっと周りも頼りにされて下さい。
そして、また少しでも余裕ができて、誰かがつらく、苦しい時には、頼られたり、助けを求められたら、その分をどこかでまた、できることでお返しすると良いのです。もちろん病気の治療が一段落した上に、余裕ができた時で構いませんので。
とにかくまずはしっかりと落ち着いて治療に取り組まれて、周りも頼られて、また働けるぐらいになるまで、焦らず、無理せず、あまり頑張ろうとも力まれずに。
病気に勝つためにも、お互い様、お陰様の心にて、まずは周りをもっと頼られて下さいませ。
善処を祈念申し上げます。
川口英俊 合掌
初めまして
だてりゅうほうと申します。
最後の一文がどうしても気になり回答させていただきます。
まずはお体を大切に。とお伝えするのですが
メンタル的に弱ってらっしゃると思います。
全てを受け入れて生きる。
というのはそう容易いものではないと思います。
そこでの最後の言葉
『どうかこの様なわたしに喝を入れていただけないでしょうか』
確かに
喝を入れてもらって
シャキッと切り替えたい!
その気持ちはお察し致します。
しかし批判を覚悟でお書きしますが・・・
少しご自身に対してストイックすぎやしませんか?
今、メンタル的に落ち込んでしまう。そんな時期。
それはそれで”今”を受け入れてはいかがでしょうか?
健康な他人と比較し
そんな人たちからどう思われているか。
を気にする前に
辛いと悲鳴を上げているあなたの体に耳を傾け
「あぁ、よく頑張ってくれてるな」
と声をかけてあげる
メンタルが弱ってる自分に
さらに追い討ちをかけるのではなく
「辛いよね。けど私なりに上手く付き合っていくからね」
と優しくしてあげてもらいたい。
間違っても
お若いので上昇志向があるのも良いでしょう。
喝を入れてもらって頑張ろうとしているあなたを
否定しているわけではありません。
しかし
あえてこの状況になっている今
だからこそ
あなたと、あなたの体との
バランス関係を見直して
これからの上手な生き方のために
今は少し、ゆっくりされるのも良いかと思います。
回答として求められている答えとは
全く違ったお返事になってしまい
大変ご無礼をしてしまっておるのは承知の上でございます。
お叱りも覚悟しています。
しかし
それでも私は
あなたの体が叫んでいる悲鳴を
無視することは出来ませんでした。
失礼を致しました。