母親がウザく感じてしまう。
いつからでしょうか、75才になる母親がウザくて仕方なくなってしまいました。
妹ばかり可愛がるのに、私にバカリ頼ってるようなきがして。。。父が早くに他界し、女手ひとつで育ててくれたのに最近とても嫌になってしまって、自己嫌悪です。
妹は忙しいから電話しないらしいです。
私には忙しい時、出れなくて、折り返しの電話をしないと、なんがあったらどうするの?とか言ってきます。
車のエンジンがかからないとか、携帯をどうするかとか、ハナシガ長く嫌になってしまって。。。娘失格
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お母さんは只寂しいだけなのです!
実の親子だからこそこの様な感情が湧いてくるのです。
75歳順番から行けばですが何時かはお母さんを送る日が来るでしょう。
その時「親孝行したくとも親は無し」と思われるか?何とも思わないか!ではないでしょうか。
私の檀家さんで一人暮らしのお婆さんのはなしです。
ある日いつもの様に月のお勤めに行くと「もういつ死んでもよか!早く迎えが来てくれんかな」と言われるんです、この頃は随分打ち解けて慣れもあり試しにワザと思い切って「婆ちゃん!心配せんでもよか。ここに生きて居る限り皆必ずお迎えが来るから」」と言ってみたらお婆ちゃんは笑っていましたが目は怒って私の背中をポンと叩き一言「ま~、和尚さんだろうか」と言われたのですがその時の婆ちゃんの心は「和尚さんは何てことを言うんだ」と言わんばかりでした。
この時感じたのは、人はどんなに年をとっても、どんなに若くても誰も死に対しての恐怖感、不安感がある限り死にたくないのが本音なんだと分かりました。
それから間もなく90歳際を超えられ入院されました。ある日、娘さんから祥月命日のお経を頼まれお会いする事がありまして「お婆さんの具合どうですか」と尋ねると、娘さんが言うにはウチの母は見舞に行くたびに「もういつ死んでもよか!早く迎えが来てくれんかな」と例の言葉を口癖のように言われるそうで、その度に悲しくて、辛くてならず、そんな事を言う母が恨めしくて仕方がありません。と話されましたので。それは全く逆でもう直ぐ死ぬかもしれない事が怖くて、不安で仕方ないからつい「もういつ死んでもいい!「本心は死にたくない死にたくない」との思いか怖くて不安で仕方ないから言われてるんですよ!とお話しをしましたら、娘さんはお母さんの真意が分かりそうだったんですねと納得され安心された様でした。
こんな事があった後それから間もなくしてお婆ちゃんは94歳でお亡くなりになり、私に連絡が来てご自宅へ行き枕経を挙げた後、娘さんから有り難うございました。あの時のお話のお蔭で母を恨む事なく送る事ができました。と涙ながらに言われ、生きてる時は分からなかった事が母が亡くなった今色んな事を母から教えて貰いた様な気がします。と空しさ、寂しさの中に感謝と思いやりを感じておられたようでした。
お母さんは只寂しいだけなのです!
質問者からのお礼
ご丁寧な回答をありがとうございます。
早くに父を亡くして、幼い頃より、母を支えてまいりました。
疲れもでたのでしょうか?
いい加減にしてほしいと、こんなに年老いた母を疎ましく思う自分が情けなく苦しくて助けてほしかったのです。
死にたいと言わないだけありがたいですね
ボケて手掛かり掛かる訳でもなく。。。
感謝を忘れずにせっしてまいります。