幸せを決めるのはお金か心か‥
結婚して15年、2人の息子を持つ主婦です。
主人は飲食店を経営しており現在は店舗拡大中です。
お店を始めた時は夫婦2人だけでしたが、私が数年前に病気をした事をきっかけに社員やアルバイトを雇い、私の仕事は半日程度のお手伝いです。
今は店舗拡大中でありながら、同時進行で違う土地にお店を出す話があります。
それは人から頂いた話ですが、うちからしたらかなりの好条件で主人は「自分自身が社会で試されてるようで楽しい。やらない理由は無い!」と同時に進めていくと言っています。
その事について、私はとても心配性なのでいろいろと不安があります。
大きな事を同時に進められるのか?
家族でいる時間はあるのか?などです。
正直、主人は容姿を褒められる事も多いので女性関係もすごく不安になると思います。
今後いろいろな不安に押し潰されると想像するだけで離婚を考えてしまいます。
・お金はあるけど、虚しく不安で苛立つ日々。
・お金は無いけど、心が平穏に過ごせる日々。
どうしてもこの2択で考えてしまいます。
でも子供の母親として今の何不自由無い暮らしを取り上げてしまっても良いのか。
私が我慢すれば子供達は幸せ‥でも私は不安で苛立つ日々で幸せなのか。私って一体何なんだろう。とグルグルと考えが回って抜け出せません。
私の考えが間違っている事は頭ではわかっていますが、どうにもこうにも気持ちがついていきません。
ネガティヴな事を想像するだけで本当に怖いです。考えるだけで涙が止まりません。
どうしたら良いか教えて頂きたいです。
どうか宜しくお願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
心が平穏に過ごせて、お金がある日々
旦那さん、今仕事がノリに乗っている感じですね。
お釈迦さまが夫婦について説かれた言葉を紹介します。
シンガーラという若者に説いた教えで、円満の秘訣です。
■夫は、妻に対して
「誉める」「軽蔑しない」「裏切らない」
「家の権利を任せる」「服や装飾品などを与えてあげる」こと。
■妻は、夫に対して
「仕事を良く処理する」「両家の親族を大切にする」「不倫しない」
「家の財を守る」「勤勉になすべき事を上手にこなす」こと。
■夫婦は、ただ都合によって一緒になったのではなく、
また肉体が一箇所に住むだけで果たされるものでもない。
夫婦はともに、一つの教えによって心を養うようにしなければならない。
また、これは祖師の言葉です。
■矢が飛ぶのは弓の力によるものです。そのように、夫の行いは妻の力によるというのが人の世の習いです。
これらの教えで考えると、
「大きな事を同時に進められるのか?」…それをうまく進めていくように協力することが妻の役割。
「家族でいる時間はあるのか?」 …時間だけが家族を構成するわけではなく、家族みんなの思いが1つになることが大切
hanaさんは二択で考えていますが、心の平穏は自分自身の問題です。
ならば、第三の選択肢に「心が平穏に過ごせて、お金がある日々」にしてもよいと思います。
もう1つ祖師の言葉を。
「鳥でいうならば、夫は羽のようなもので、妻は体のようなものです。羽と体とが別々になってしまったら、どうして飛ぶことができましょうか」
これらの言葉を胸に刻み、今一度旦那さんと話し合ってみてはいかがでしょう。
質問者からのお礼
ご丁寧なご回答ありがとうございました。
私に置き換えてお話をして下さり、心にスッと入って来ました。何度も読み返し今後について考えております。貴重なお時間頂きまして本当にありがとうございました!!