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苛々抑えられない

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有り難し有り難し 17

以前、ご相談させて頂いたものです。
また新たに信じられない事がおきました。
旦那と一緒に住んでいる働かないお姉さんがまた未婚で赤ちゃんを生んだのです。何を考えているかわかりません。うちの旦那も実家を出る事はなく、そのつもりもないのだと以前もこちらでお話しましたが、私と自分の子たちを養わず、お姉さん達を養っていくのだろうなと再度思ったら、私たちが今どんな思いで生活をしているのかわかってて、旦那も旦那の姉も両親も何なんだ?バカにしてんの?とすごく苛々してしまって。人のせいにしてはいけないことだと思うけれど、旦那のせいで私は性格がどんどん歪んで嫌な人間になってきたような気がします。あんなやつ死んでしまえばいいって、今まで人の事そう思ったことないけど、旦那にそういう感情がでてきました。子供にパパなんで帰っちゃうの、なんで一緒に住まないのかって聞かれ、泣かれ、どーしていいかわからなくて、パパに聞いてと、そこでまた苛々で、どーしようもない母親です私。旦那たちだけ綺麗な家にすんで何不自由なく生活してるの。ママは何度も言ったよ、家族で住もうって。小学校決めるためにも引っ越さないとねーってパパに言ってみたけど、俺関係ない的な顔したんだよって。ママはお金パパからもらえてないんだよーと大声で言いたいくらいです。私は月手取り14万でギリギリの生活なので、子供にもパパは買ってくれるのにと言われたり、最近多くなってきました。どーしたらいいですか、この苛々。人のことをさしおいて自分たちだけ幸せ家族やってんのが許せない。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

ペーパー家族の関係を捨て、リアル家族を増やす。

お姑さんは「だったら実家にすめばいい」というお話しのようですね。
では乗り込みましょう、実家へ。子供が喜びます。
夫も父親の自覚が増えます。
月14万のうち半分は浮くでしょう。
メリットが沢山あります。姑に、こちらの孫もかわいがってもらえる、ご飯は当番で誰かが作ればイイ、水道光熱費共有。子供がお父ちゃんがそばに居てくれる、子供の世話もかからない。子供に実質的家族が増える。全部子供の為ならばあなたは今のもぬけの殻の家など捨てられるはずです。
ハッキリ言ってふざけた夫ですよ。あなたも理想ばかりぼやいていつまでも行動を起こさないからふざけた母親ですよ(^<^)そろそろ真剣に行動を。
夫が帰ってこない理由は百歩譲ってあなたにもあるのです。
無い?では何故、あなたは夫から選択されないままなのか。
それも夫に非がある、とする。
ご質問の文脈上ではあなたが完全なるイイ人。悲劇のヒロインとしか見受けられませんが、あなたには現に夫が寄り付かない。それは真実。
それでもあなたに非は無い?では、仮に無くても!その「ありません」という態度がイケないのでしょう。
そんなヘンテコ状況で泣き寝入りをしている貴女は夫からでなくてもちょいとアウトです。
「じゃあどうしたらいいの」という姿勢がすでにアウトなのです。行動に向上、進歩がゼロだからです。
自分に非が無くとも、謙虚に、献身的に自分の主張を優先せずに、愛を生み出せているだろうか。
自分に非が無くても、生きる❝姿勢❞は変えて、人生を豊かに向上させるべきところが恨みやら怨恨。
ちなみに世の産後クライシスの夫婦は女性が恋人から母親になる事で恋人性を放棄することで危機になるそうですが、それはさておき知人に夫の実家に住み込んだ方がいます。
結果、負担が減ったそうです。
息苦しい時は外に出ていけばいいのだそうです。
子供も❝家族❞ができるから、だから誰かが面倒みてくれる。
子供にリアルな家族を与えてあげるべきです。
そうすることで怨憎の心が消え、妄想や悪意も止み感謝すら沸くのです。
あなたには主張や実行力が弱い。それを断ち切るためにこそ行動すべきです。
まずは半年でもいいから実家で生活して、子供の数年後、将来の為に、あなた以外の家族を作ってあげるべきです。

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有り難し
おきもち

お悩み相談08020659278
今月の法話 文殊の剣 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞(本文より) 「大丈夫、慧の剣を取る。」 大いなる菩薩や老師は智慧の剣を取って、人の迷いの見解を断ち切り真実の姿をみせてくださいます。 智慧の剣とは人間の自我、我見の無いこころからなる、無垢で清らかなる「事実の様子」「本来の様相」を見極める力ともいえましょう。 それこそが智慧の剣なのです。 文殊とは自己を鎮め得た者の姿。 人間の内なる思慮分別の猛獣を修め得て、その上に鎮座する姿。 事実を事実のとおりに見るということは、余分なものがないということです。 そこに現れる余分な見解というものを断ち切った姿。 そもそも、もともと一切の事象、事実というものには余分なものはありません。 とは言えども、それでも人は人の習癖・習慣的に物事に思いをつけたす。 いまや「写真で一言」という要らぬ添え物をするバラエティ文化もあるぐらいですから、ものを本当にそのままに受け取るということをしない。 文殊様の持つ剣、智慧の剣というものは、そういう人間の考えを断ち切る働きを象徴したものです。 その文殊の剣とはなにか? お見せしましょう。 いま、そこで、みているもの、きこえていること。 たとえ文字文言を観るにしても、そのものとして映し出されているという姿がありましょう。 文字として見えているだけで意味を持たせてもいない、読み取ってもいないままの、ただの文字の羅列のような景色としてみている時には、文字であっても意味が生じません。 本当にみるということはそこに安住しています。他方に向かわない。蛇足ごとが起こらない。 見届けるという言葉の方が適しているかもしれませんね。 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞それはものの方を見るというよりはそれを見ている己を見つめる姿ともいえましょう。 そういうご自身のハタラキ・功徳に気づく眼を持つことです。 あなたの手にはすでに文殊の剣がありますよ。用いることがないのはもったいないことですね。

質問者からのお礼

ありがとうございました。実家を一度もでようとしてくれない、家族の為にという姿勢がない、そんな旦那に従うのは嫌だという私自身に非があって今があるので、今年からはもう言いません。同居して本当に変われるのか?お姉さんが自由に生活しているところに私は一緒になんてとんでもないです。子供にとって本当にそれがあるべき家族なのか?と不安が拭い切れません。弱音ばかり吐いてすいません。アドバイス通りに、素直に同居しますって言えなくてすみません。ありがとうございました。

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