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難病とお母さんとの付き合い方について

回答数回答 2
有り難し有り難し 16

こんにちは。難病とお母さんとの付き合い方について、アドバイスを頂きたいです。
難病発覚から5ヶ月が経ちました。
一生治らない病気とお医者さんに言われ、治療法もありません。
今は食事制限と薬を飲んで過ごしているのですが、食事制限が耐えられないのです。
食べ物で調子が悪くなるのが分かったので食べない方が良いものを食べるのがとても怖いです。
周りの家族達は少しくらい食べてもいいじゃない、大丈夫だって。と簡単に言うのですが私にとってはその1口で明日調子が悪くなるかもと怖く、そんな簡単に言わないでよと悲しくなり1人部屋で泣いてしまいます。
そんな些細な事でも泣いてしまう程(もっと色々あります)、この5ヶ月ほとんど前に進めていないのです。

その原因は自分にもあり、家族には恥ずかしさや悲しませたくないという思いからこの悲しい気持ちを伝えられていません。
泣きながら伝えるのが怖いです。

最近になり少し前向きに捉えられるようになって、3、4時間働いてみよう(病気の事を分かってくれてる所)と思っていました。
お母さんと話す機会があったので、働いてみようという気持ちを伝えたのですが、今から結婚もして子どももできる。そんな少しの時間働いて貯めるお金が無いじゃないやめときなさいと言われたのです。
そんな答えが返ってくるとは思わず、耐えられず違う部屋に行ったのですがその部屋に来て、じゃあ病気の人は誰も長い時間働いてないの?と言ってきたのです。

私の気持ちを考えてなさすぎて嫌になります。お母さんは言うことは言ってあげなきゃとか、未来の事を考えて心配しているのかもしれません。しかし、私が心配で不安なのは今なんです。
2ヶ月程ゆっくり過ごしていて、週5日間働き始めて体調は大丈夫だろうかなど不安な中やってみようと思った気持ちを否定されてショックでした。

家族の中で一番好きなのはお母さんと思っていたのが病気になってからは嫌いになってきているのです…
私が病気で辛い気持ちを伝えるのが一番いいとは思うのですが、それも難しくもしまた前回のように辛い気持ちまで否定されたら…と思うと恐ろしいのです。

長い文章になりすみません、最後まで読んで頂きありがとうございます。アドバイスあればよろしくお願いします。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

お母さんのために。

こんにちは。最近は「私の母親は…」「私の母は…」という表現をする方がめっきり減りました。「お母さん」というのは尊敬の意を含んだ表現ですが、それは家の中でのこと。家の外では自分同様、謙譲の位置に置く人…でした。
それと同時に「親を悲しませたくない、心配させたくない」という志向が物凄く強まっているのを感じます。親の目を過度に気にしている。貴女の世界の支配者は、まだ「お母さん」なのでしょう。だから「私は私で責任を取るから、引っ込んでいてよ!」が言えない。事実上独立しかかっていても、本人の前ではそう振る舞えない。親離れ、子離れを両方が嫌がっているのです。
なので貴女は多分、精神的に親を殺さなければなりません。昔の「不良」っぽく、「ウルセエ!私の人生なんだから、放っておいてよ!」を言う。心配したって「勝手に心配してろ」です。或いは「私が病気になったのは、あんたが健康に産んでくれなかったからだ」程度のやつあたりでもいいです。「私の問題は、あんたのせいだ!」とぶつけるのは、実は自立への王道なのですよ。だから「お母さんが嫌いになってきた」は、極めて健常な成長です。そうやって距離をおいても、多分一生の別れにはなりません。両方とも老いてくると、改めて違った関係が、またできます。なので一旦、親を振り払ってやりたいことをする。繰り返しですが、これは人間の成長として、全く自然なことです。

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一般大学(一般的でもないが…)から大正大学の史学コースへ。そののちお寺。坊...
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その難病のことにつきまして

ぷりん様

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

その「難病」のことにつきましてでございますが・・

「難病」、「一生治らない」、または、「原因不明」という言葉通りのことに惑わされてしまってはいけません。

プロフィールに書かれておられます内容につきましては、ここでは触れることができませんが、一昔前に比べれば有効な新薬も出ており、治療次第においては、再発を抑えられたり、また、安定した寛解も期待できますし、完治の可能性ももちろんあるかとは存じます。

とにかく、仏教では、全てのモノ・コトは、因縁(原因と条件)によって成り立っているとご説明致します。

その因縁をしっかりと解明し、理解した上で、より良いものへと変えることができていければ、必ずより良い結果も望めるものになる次第でございます。

もちろん、その因縁の解明にしても、その因縁を変えるための方法にしても、まずは、医師である今の主治医との信頼関係を第一に重視すべきであるのは当然ながら、病気に関する勉強・情報収集・分析はもちろん、必要ならばセカンド・オピニオンも受けられたり、あるいは、海外の先進的な関連の研究・医療情報を求められたり、また、同じ病気を抱えている方とのピア・カウンセリング等によってのアドバイスを受けたりと、好転へと向けて、是非、前向きに、必ず治すのだという強い決意で、諦めずに取り組んで頂きたいと存じております。

善処を祈念申し上げます。

川口英俊 合掌

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Eishun Kawaguchi
最新の仏教論考はこちらでご覧頂くことができますが、公開、非公開は随時に判断...
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質問者からのお礼

回答ありがとうございます。
本当にその通りで親離れ子離れ出来ていないと思います。
親離れ出来ていないというのは自覚しており、自立しようと思うのですが出来ず…
小さい頃から何かあったらすぐに言いなさい。こうすればいいんじゃないと言われる方向にずっと進んできたせいか今でもお母さんの言うことは絶対みたいな所があります。
嫌になってきた事が健常だと言ってもらえて少し楽になりました。
自立できるように、自分の言いたいことをぶつけれるように頑張ります。
本当にありがとうございました。

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