亡くなった人が怖い
家族や親戚が多く、今までにたくさんの人の死を見てきました。小さい頃から、亡くなった人が怖いのです。
3年前に、実家の祖母が亡くなりました。共働きの両親にかわり世話をしてくれた大好きな人です。よく一緒に眠りました。
亡くなるまでは、祖母が亡くなっても、2人で並んで寝られると思ったのに、いざ亡くなったら、以前の祖母ではなくて、お骨になるまでは怖くて2人きりにはなれませんでした。
通夜の前に、祖母が安置されている部屋の真上で寝たのですが、体が異常に熱くなり寝られませんでした。
私は祖母が怒っているのか、私に何か送っているのか、と思いました。
私のことを1番可愛がってくれた人なのに、怖いと思うなんて薄情者と祖母に言われそうです。
どうして怖いと思ってしまうのでしょうか。祖母には見透かされていますね。それをずっと気にしています。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
合掌してお参りすれば案外恐怖より安心感を頂ます。
分かります!私も怖い時期がありました!それは子供の頃で昔は自宅で葬儀をする為死んだ人を見る事が多くありました。小学何年だったか夏休みに泳いでいた時近所の子が溺れ助け人口呼吸を施す姿が眼に浮かび手当のかいも無く亡くなってしまった。
その時の夜はショックと恐怖と不安感から一晩中眠れませんでした。
今考えると子供の頃の心は純真で汚れがなく何事も新鮮で見るモノ聞くモノ全てが入ってくるため誰もが感じた心ではないでしょうか。
貴女は今でも心が優しく純真な為子供の頃のままで物事を見ているのです。
「死」がもたらすものは、死んだら何処に行くんだろうと思う不安感。死ぬ時は怖いんだろうか痛いんだろうかと思う恐怖感。死イコール幽霊を想像してしまう。だから身近な方の死でも受け止める事が怖いのです。
決してお婆さんへの思いとは関係ありません!貴女の中にある苦の世界から来るものです。
私達禅僧ではお坊さんが亡く成られたら必ず頭の毛を剃る事を剃髪と言い皆で着替えをして剃髪をしてあげます。その時怖さなど何も無くお疲れ様でした!これまで有難うございましたと感謝し仏の世界へとお送りして徳を頂ます。
私は今の貴女の姿が本当で真実であり好きです。
お婆さんは怖がる貴女の事は子供の頃より一番分かっておられます。貴女の姿を見て笑っておられます。仏に成られ仏の世界より何時も見守っておられますよ!
何れ貴女も私も必ず逝かねばなりません。あの世でお祖母さんと会ったら色んな土産話が出来る様にその時まで今の貴方で良いんです懸命に生きる事です。
たまには思い出して感謝の心で合掌してお参りすれば案外恐怖より安心感を頂ます。
怖いのは当たり前ですよ
人の死は、怖いです、そのお身体を目の前にして、怖くない不安にならない人はいません。
みんなおなじです。
貴女はココロが優しくて、人一倍ココロが綺麗な女性です。
おばあちゃんは、怒っていませんよ。
人間は、死ぬことは、ありません。
ただ、身体 肉体には、寿命があります、これは仕方ない事です。
いつの日か、必ず再会出来ます。
だから、忘れないであげてください。 手を合わせてください。
きっと貴女を護って下さいます。
どうぞ、再会を信じて、楽しみにしてください。
佛様、おばあちゃんは、護ってくださいます。
質問者からのお礼
お二人とも温かいお言葉をありがとうございました。大好きな祖母が動かなくなってしまった。前日に会えていたこと、朝方眠りながら亡くなったこと、どれも後悔ありません。
祖母が怖くなったのではなく、体だけが残されて、大好きな祖母がどこかに行ってしまったことが私にとって怖かったのですね。
それを祖母はよく分かり、怒っていないとことで、ずっと抱えていた後ろめたい思いが浄化しました。祖母が迎えに来てくれる日まで、精一杯生きようと思います。ありがとうございました。