就職活動に疲れました
こんばんは。
私は現在も就職活動をしている就活生です。
第一志望の繊維専門商社にご縁がなかったのですが、同業他社から内定を頂くことが出来ました(とある商社の子会社の繊維専門商社です)。
両親にそのことを報告すると「そんな会社はダメだ」「子会社はすぐに切られる」「そんな会社に勤めてる奴は結婚すら出来ない」「かっこつけてるだけだ」と言われ内定を辞退するように促されました。
それだけではなく「お前は昔と何も変っていない」「こんな会社に入れるために浪人させたわけではない」と自分まで否定されました。
私は偏差値が40の高校から浪人させてもらってMARCHのどこかに入ることが出来たのですが、その経験以降、物事を努力して取り組めるようになったので、自分の誇り高き体験でもあるし、ある種のアイデンティティになっていました。
それらを否定されたのでとても傷ついてしまいました。
子会社といえど内定をもらうには苦労しました。
私が本来ストレートで行こうとしてた大学からでは確実にいけない会社です。
算数ができないから去年からコツコツと内緒で勉強していました。
その成果がでたのか適性検査や書類審査に合格しました。
役員の方が沢山いる中で私一人で面接を行い、ようやく内定をいただけました。
自分では頑張ったと思います。
それでも父から言わせれば私は昔と変わらずにダラけた人間だそうです。
もうどうすれば良いのかわかりません。
胃がキリキリと痛みます。頭がふらふらしています。
こういうときはどうすればいいのでしょうか。
どうやって気持ちを整理すればいいのでしょうか。
心が沈む一方です。私自身もこのまま土に沈んだら楽になるなと徐々に思い始めています。
苦心しています、どなたかご助言を下さい。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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お父さんは異文化の人です。さあ、どのように工夫しましょうか!
btkさん、おはようございます。そして、内定おめでとうございます。また、高校卒業後の学びで学力が上がり、かつ物事を努力して取り組めるようになった成功体験は、btkさんの何よりの宝物ですね。私なら飛んでいって、btkさんとねぎらいの堅く握手をしたい気持ちです。
さて、お父様とのことをどのように考えましょうか。私は、心理的な親離れの絶好のチャンスだと感じました。私自身も、以前は「親なればこそ、家族なればこそ、自分のことを一番わかってくれるはず。わかって欲しい。」と長い間考えていました。だから、わかってもらえないことに腹を立て、ひがみ、「どうでもいいや」と投げやりになっていた時期もありました。でも、最近「親であっても、家族であっても、わかり得ない部分は必ずある。」ということに気がつきました。ではそのままなのでしょうか。いえ、そうではありません。なかなかわかり得ないからこそ、どうやったらわかってもらえるかを考え、試行錯誤することを始めようとするのです。「こちらの伝え方の工夫が足らないのか。」「相手に聞き入れる余裕がないのか。」「そのような時代背景の影響を受けてきたのか。」・・・。
目の前に外国の方が来て、話しかけられたら、btkさんはどうされますか。「わかってくれない」と腹を立てますか。その外国人にどうやったらわかってもらえるか、色々と工夫をしてみるでしょう。そのようにお父さんにも試行錯誤してみるのはどうでしょう。つまりお父さんを異文化(外国人ということではなく、文化(=btkさんと考え方や価値観)が異なる人)の人ととらえ直すのです。そしたら、これからはbtkさんが必要以上に腹を立てたり落ち込んだりして、貴重なエネルギーを消耗することが少なくなるでしょう。そして、異文化の人(お父さん)と関わる体験は、これからの社会人生活に学びのチャンスを与えてくれます。 どうか、btkさんご自身が、自分のこれまでの歩みに自信と誇りを持って歩んでください。その生き生きとしているbtkさんの後ろ姿を見続けているうちに、お父さんの考え方にも変化が出て、ゆくゆく「よくがんばっているな!」という声がかかる日が来るかもしれません。 このハスノハへ勇気を持ってお声かけを頂き、有り難うございました。btkさんのこれからを、私たちハスノハ・メンバー僧侶も応援しています。ご縁に感謝!!合掌
親も普通の人。社会全体から見れば絶対ではない
私は経営学部の卒です。入学して間もない頃、経営学部の教授、準教授がた全員に口を合わせて何度も何度も何度も、口を酸っぱくして言い聞かされた言葉があります。
「親の言うことだけは聞くな。」
日本社会はバブル前とバブル後では全くの別物です。終身雇用はほとんど全開し、今ではいかに非正規雇用切り替える口実を得るかということで、社会を本当に引っ張っている人たちが努力する時代です。銀行だって破綻します。体育会系の素直な好青年が重宝されるとは限らなくなりました。シャツだってインしません。バックのブランドの値段で女性の価値が決まると思われていた時代はバブルと共に弾け飛んだのです。かつてアメリカの労働者をたくさん失業させ、貿易摩擦を生んだ日本型経営は今では悪玉扱いされることさえあります。
そんな時代を隔絶した両者の話は噛み合わなくて当たり前です。厳しいことを言います。
「お父様は昔と何も変わっていない。」
…子はいずれ巣立ちます。そして親は老います。望むと望まざるとにかかわらず、自然の摂理です。人生の先輩として言います。人生には、かつて他に何も見えないほど大きかった父親の背中が、妙に小さく見えてしまう瞬間があるのです。おかしい、俺のオヤジはこんな事を言う人じゃなかったハズだ…そう思わざるを得ない時が、いつか来ます。
しかしながら、それを受け入れてこそ、人間的な弱さを抱えながら辛抱に辛抱を重ねて家族を支えてきたオヤジの、本当の偉大さが見えてくるのですよ。その偉大さを噛み締めながら、オヤジを超えたもっと大きな男になり、一族や地域のために生きてこそ、本当の親孝行です。
親は子の成長を認めがたいもの。そして子は親の老いを認めがたいものです。それは誰もが通る道。それを臆してはなりません。自分の成長を疑ってはなりません。
青年よ、オヤジの背中を超えてゆけ!!!
質問者からのお礼
ご回答ありがとうございました。
気持ちに一区切りつきました。
結局のところ内定は辞退させてもらいました。
期限的な問題もありますし、説得できないということはもしかしたら自分でも後ろめたさを感じていたのかもしれないと考えたからです。
このご時世、安定なんかは無いでしょう。
逆に自分が安定させてやる位の意気込みがないなら活躍はできないと思いました。
世間的には内定を頂いてる方も多くいるでょうが、頑張ってみます。
スーツを着てることに劣等感や惨めな気持ちもうまれるかもしれませんがそれでも頑張ってみます。
この選択が正解かは果たしてわかりませんが、
より苦しい道を歩むことで、もっと大きく成長
して立派な大人になります。
本当に有難うございました。