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「老い・老後」問答(Q&A)一覧

五十代からの老病死のとらえかた

こちらではいつもお世話になっております。五十代半ばの男性です。ここ何年か題名の通り、老病死を強く意識するようになりました。それまでは頭にはあったもののほとんど気にしないで生きて来ました。 (老)に関しては、平均寿命から残り何年いきられるか?とか実感するようになったり、いつの間にか回りやテレビで活躍する人達がみんな年下で、二回りも下もいたり。またあと数年で還暦というと愕然とします。なにもできないまま年だけとったように、そんなはずではなかったのに等と考えてしまいます。ケアはするようにしていますが体力も目に見えて衰えて来ました。白髪も増え、目も悪くなって来ました。 (病)(死)に関しては今のところ大きな健康問題はないのですが、両親を内臓系の悪性腫瘍で亡くしているので、毎年の人間ドックが異常に不安です。食生活に気を配り、毎日ウォーキングをしたり等てできる限りの事はしていますが、両親の闘病から亡くなるまでのつらい経験が恐怖を増しているのかもしれません。 老病死という誰もが避けられない苦が急に身近というか、現実見をおびてきた感じでしょうか。 普通に結婚して子供に恵まれ、企業の管理職として並みの生活、人生なのかもしれません。ただなぜか急に老病死が受け入れ難いのです。 これからの余生の心構えについて是非アドバイスを頂けますと深甚に存じます。

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老化ですか?

社会人もうすぐ10年目になりますが、最近物事に興味がわきません。 私は小さい頃からアニメやゲームが好きで、学生時代は寝食を忘れるほど熱中していました。 また、なんでもない景色や人の発言から空想したり、イラストを描くことも好きでした。 自分が空想の世界に惹かれ、世間知らずなところがあると思っていたので、就職が決まったときは「これからは地に足をつけた社会人になりたい」という気持ちがありました。 今の仕事は感情労働特有のしんどさこそありますが、ブラックな労働環境でもなく人間関係も悪くありません。 楽しいこともあるし、勉強になることもあります。 ただ、社会に出る前に感じていたような好奇心とかワクワク感とか想像力とか、そういう生きてる感覚が最近あまり感じられません。 好きだったゲームやアニメにも惰性的に触れている状態になってしまっています。 仕事や生活といった現実的なことで頭がいっぱいで、空想する元気がありません。 かといって新しい趣味も見付からず、最近は何を食べたいのかもよく分からなくなってきました。 時折無性に寂しさや焦りのようなものを感じます。 これらの気持ちとの付き合い方のようなものがあれば、ご教示いただけますと幸いです。よろしくお願いします。

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還暦を過ぎて思うこと

おはようございます。 度々お世話になり、ありがとうございます。 私の最近の心の中を聞いて頂きたく、よろしくお願います。 退職まであと一年弱、私の役割は凄く大変で常に仕事のことが頭の中にあってホッとできる時間が無いように感じます。自分にそれだけの能力が無いからだと思いますが…でも あと少しなので精一杯努力しようと思ってますが、こういう時に仕事だけに集中できない状況になります。 実家の母の依存ですが、高齢なので仕方がないのは分かってますが。 精神疾患の末の弟の入院、次に母が鬱になり入院、その後の通院、週一の買い物… 全て今の私に取って負担で面倒です。 仕事してないなら別に負担でもないとは思いますが、とにかく仕事で頑張ろう!と思うと、実家の問題が私に来ます。 すぐ下の弟は私に任せっきりで、たまに来るくらいで、好きな事をやっています。 還暦過ぎて、私に残された人生もそんなに長くないし、体力もなくなったし、 そんな時に実家の事まで私任せだし。 仕事は大変で負担だけど、休みの日に朝起きたら空しい気持ちになり、辞めてしまったら空の巣症候群になりそうだし。 人間年を取るってこんな事なのでしょうか? 若返る訳でもないので、こんな感じで年取っていくのが何とも言えない気持ちです。こんな私でも、近々孫ちゃんも生まれる予定だし、息子達は優しくて気を使ってくれます。私はいつも明るく楽しく生きていきたい!と思っていますが… こんな私に何かお言葉をお願いします。

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老害

私は対人恐怖や社交不安による病気の側面もあること念頭に、聞いてください。 普段街中を歩いてるといわゆる、団塊世代の60代過ぎのおっさんの行動が気になります。 手をポケットに突っ込んで、余裕かまして周囲を見渡す感じが見ていてイラつきます。 自分はこんな安っぽい心のこんなやつの様にはなりたくないです。万が一見た目通りじゃない方としてもそれを詮索する我が心の余裕はゼロ。 引き寄せの法則で且つこんな安っぽい老害に虚勢を張ってる自分がいます。時間の無駄、情けないです。 あーこんな奴まともに相手するだけ、意識するだけ損だ!と理屈でわかってても抵抗しないと納得出来ません。つまりわかっていません。 このままだと、自分もこいつらみたいに老害と言われかねません、残りの人生穏やかに、来世も人間として産まれたい。 明らかに理不尽な事、またはされたと想像したら直接相手に物申したい。しかし場合によっては何をされるか分からないこのご時世。 チキンな私は泰然自若になれません。 お坊さんなら、もし身近に不本意な不利益な状況が降りかかってきたら、どう対処してますか? アドバイス下さい。 アンガーマネジメント意識するも、先頭態勢入ると、何処かプッツンしてしまいます。

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老いに対する恐怖

こんにちは。現在中学3年生の者です。 タイトル通り、自分は老いが怖いです。 よく、老いることと一緒に質問される「死」についてはあまり怖くありません。 もし生まれ変わりというものがあるならば、そのまま悪行を行わないようにして、また生まれ変わり、一方でもしないのであればそれを認識する術もないわけですから、特に恐怖というものは出てきません。 しかし、老いることだけはどうしても怖いんです。 僕は2004年生まれなので、もし80歳まで生きれるとしたら その時は2084年です。僕はその時、おそらくこの時代の中学生や高校生の「若さ」を羨望するでしょう。 一つ目の質問ですが、皆さんは10年前,20年前の自分、もしくはその年齢の人を「若さ」で羨むことはあるのでしょうか。 そして、二つ目の質問に関してですが、1年前、国語の授業で 「無常観」について習いました。 自然を対象とした無常観というのは、非常に美しく素晴らしい考え方だと思いました。しかし、人間関係や自分の老いに関する無常観は「儚い」という一言で表せると思ったのですが、 その「儚い」が怖いんです。 例えば、今は両親や祖父母が生きていますが、いずれ、どの順番かはわかりませんが、亡くなり、お別れが来ます。 また、今自分は「若い」という部類に入り、体力もある時期なので基本いろんなことができます。しかし、そんな自分もいつかは衰え、できることが少なくなると思うとどうしてもなんともいえない気持ちになります。 二つ目の質問なのですが、皆さんはこの「老い」についてどう思いますか、またはどう考えますか。そして、もし仏教にそれに関する教えがあるのでしたら、教えてくださると幸いです。  

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