トラスが下血時に疑った病気
下血すると、すごく不安になりますよね。
数年前に私が下血をした時は、その翌年に受けた検査で問題なしと言われましたけれども、今回の下血の原因は、まだ検査していないので分かりません…。
一番は、消化器内科に行き「大腸検査」を受けることです。
下血の原因はたくさんありますが、もし大腸癌だったら大変!早期に治療する必要があります。
大腸は、口側から盲腸、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸、直腸に分けられます。これらの部位に発生した癌を大腸癌と呼びます。
早期の大腸癌では、自覚症状はほとんどなく、癌検診や人間ドックなどの便潜血検査で見つかることがほとんどです。
進行した大腸がんでは、腫瘍の大きさや存在部位で症状が違ってきます。
右側大腸癌では、腸管の中が広く、また内容物が液状のために症状が出にくく、出ても軽い腹痛や腹部の違和感などにとどまり、腫瘍がかなり大きくなってから腹部のしこりとして触れたり、貧血の検査で発見されたりすることもあります。
左側大腸癌では、右側よりは早期から便に血が混ざっていたり、血の塊が出たりする症状がみられます。腸管の中が狭く、内容物も固まっているため通過しにくく、それによる腹痛や、便が細くなる、残便感、便秘と下痢を繰り返すなどの症状が現れます。放っておくと完全に管腔がふさがり、便もガスも出なくなる腸閉塞と呼ばれる状態になります。
直腸がんでは、左側大腸癌とほとんど同様の症状がみられますが、肛門に近いために出血があっても痔と間違えられやすく、放置されることもあります。また、直腸癌では膀胱や子宮に近接しているため、それらの臓器まで癌が浸潤すると、排尿障害や血尿、腟から便が出たりするなどの症状がみられることもあります。
大腸癌局所の痛みは、内臓痛です。大腸癌が腰椎に浸潤すると、神経障害をきたすことがあり、その時は背部や下腹部、太ももの前面~外側に痛みが起こります。
一方、直腸癌が腰椎や仙骨に浸潤すると、神経障害をきたすことがあり、臀部や会陰部、太ももの後ろ側や膝から足首までのところに痛みが起こります。
私の同い年の友人は、大腸癌を患いましたが、それでも通院しつつ、普通の生活を送れています。
心配な方は、一度、大腸検査を受けてみて下さい。しんどそう、恥ずかしいと躊躇する方もいらっしゃると思いますが、私は全然しんどくなかったですよ!
有り難し 35
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