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十界互具について

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有り難し有り難し 12

天台宗僧侶の方に、十界互具についてお聞きします。
 十界互具とは、地獄界から仏界までの十界が、互いに他の十界を、具えあっているという事と理解しているのですが、私が考える仏とは、途方もなく長い時間(数えきれないほどの回数の生まれ変わり)に、たいへんな修行を積んだのち、辿り着ける境地であり、完全無欠の存在だと思っているのですが、その仏界が地獄界や餓鬼界、畜生界など他の九界(とくに六界)の性質というか、境涯を具えているという考え方が、どうにも納得できません。
 私のような理解の浅い者にも、よく解かるような説明をいただければ幸いです。  
よろしくお願いいたします。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

刑務所にいる人(罪を犯した人)に、「これからは立派な人になりなさい」、などと言ったところで、その人は変われません。

でも、その罪を犯さざるを得なかった自分の気持が理解されることで、自らを内省するきっかけや力を得ることができます。

人は、自分の気持が理解されることでしか救われません。

なぜなら、“<理解された>と感じることは、<愛された>と感じること”だからです。

、、、さて、地獄に行った人の気持を理解するためには、自分にも同じ地獄の心が内在していなければなりません。

そして、人を救うのが仏の仕事です。

このため、仏と言えども地獄の心が内在しているのです。

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有り難し
おきもち

遠藤喨及
僕はウイキペディアでは以下のように紹介されています。 「日本、アメリカ、...
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質問者からのお礼

゛腑に落ちた”、とはいえませんが、おっしゃられていることは理解したつもりです。
これからも遠藤先生のご教授を参考にしながら、納得のいく答えを求め続けます。
 ご回答いただきまして、有難うございました。

追記
 九界互具ならば、すんなり入ってくるんですが・・・。

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