読書やデスクワーク中に修行をするには??
〔お礼〕
お坊様方、いつも法話を提供してくださり、ありがとうございます。
家にいながら修行したいと思い、hasunohaの説法などを参考にしながら、「自我を抑えること」を心がけています。
〔質問〕
坐禅では、「考えるな」とか「概念を使うな」とかよく言われるようです。ということは、概念を使って考えることが必須の作業(デスクワーク、読書、勉強など)では、修行はできないのではないでしょうか?
以前、hasunohaの問答で、お坊様が「読書中にも坐禅ができる」旨の記述をなさっていたのですが、それはどのようにするのでしょうか??
文書を作成したり、読書したりするときの、お坊様の頭の中をシュミレーションしていただければ幸いです。
〔補足〕
”坐禅”にこだわっているわけではなく、「デスクワーク、勉強、読書など、考える作業の間にも、修行するにはどうしたらよいか」というのが私の質問の骨子です。(上の〔質問〕は、そもそも、私が坐禅というものの定義や実質的内容を理解していないのでトンチンカンな疑問かもしれません・・・・。)
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
ただひたすらやる
こんにちは。
曹洞宗では「日常生活がそのまま修行である」というような事をよく言います。
食事なら食事、仕事なら仕事、排便なら排便をただひたすらに行じなさい、って事です。
ですから、デスクワークならただひたすらデスクワークです。勉強なら勉強、読書なら読書です。「今日の夕ご飯何にしようかな」などという雑念を抱かず、ひたすらに今やっている事に打ち込むのです。それが禅です。修行です。
質問者からのお礼
光禪様
・ご回答ありがとうございます。私は、考える作業と、そうでない作業とを区別することにこだわっていました。日常生活の全部の行動を、区別せずに、どれもただひたすらやることにチャレンジしてみます。その結果、何か自分に変化が起きたら、また報告させてください。