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最近楽しいことを考えようとするとマイナスのイメージが浮かんできます。家族が死ぬことなど悲しいことを考えてるうちに死が怖くなってしまいました。あとどれくらいいられるかばかり考えていてとても苦しいですどうすればいいのでしょう。死について前向きになれたらいいのに


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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死を考えるということは、大事に生きている証拠。

そう考えてしまうのね。最近、何かあったのかな?
死を考えるということは、大事に生きている証拠なのよ。人は、生まれてきたからには、必ず死ぬの。それは、皆、いつなのか分からない。だから、怖いし、不安になるよね。
人間はね、時間が分かり、先を読める能力がある。先が読めるということは、歳を重ね、老い、死んでいかなければならないと、知っているということ。お釈迦様が、人生は苦なりと。生老病死の苦しみが、誰にでもあるということです。その分かっている苦しみと、どう向き合い、超えていくのかが、仏教の教えなのよね。
ちょっと、難しい話になったね。

でもね、死を考えるということは、限られた命だと、だから儚く尊い命だと知るの。それは全ての命がそうなのよ。私だけでなく、家族や友達や、周りの人の命や死を考えただけで、不安にもなるし、いつか訪れる死を、死の別れを考える。そうすると、今の一瞬一瞬が、どれだけ、大事なものかが見えてくるよね。

どう向き合うか。
私の命は、あらゆる命の上に、あるということ。お陰様に 支えられて生きているということ。大事に、この一瞬一瞬を、前を向いて、生きましょう(*^^*)共に支え合いながら。

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はじめまして(*^^*) 中田みえです。 教善寺 住職として、母親として...
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質問者からのお礼

ありがとうございます。回答を見て気持ちが軽くなりました。死はいつか来てしまうけど苦しいけど今の人生を前向きに生きていきたいと思います。ありがとうございます

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