前主人の3回忌。
前主人の3回忌を迎えました。
3年前に、胆管ガンで末期の末亡くなりました。
必死で看病もしましたし、息を引き取る所を見届けました。
あれから3年。早いもので。時だけがちゃんと忘れさせてくれると言うか。
何の後悔もない看取り方だった。と思っています。
しかし…あるお寺にて納骨を納めたのですが。
手を合わせに行くたび、胸が苦しくなり、号泣してしまいます。
これは、まだ自分の中で未練があるのか。
何か後悔が残る事があるのか。
自分でも分かりません…なぜ、あんなにも泣いてしまうのかが…
気持ちがスッキリするわけでもなく、泣きながらお寺を後にするのです。
前主人は、もう仏様になったのだから、きっと私の横にいる。と言い聞かせても、涙が止まりません。
お寺に行くたびに号泣してしまうのは、
いい事なんでしょうか??
忘れなくてもいい事なんでしょうか??
お坊さんからの回答 2件
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お寺は何のために存在するのか
日本には「後ろ髪を引かれる」という諺が言葉がありますが
お葬式やお通夜の際に、残された者たちが涙することによって
亡くなった仏さまがいつまでも現世のことが気になり、あちらの世界に旅立つことが
できなくなってしまう。
だからこそ、人が亡くなった際には本来感謝の気持ちを込めて笑顔で送り出してあげるのが正しいあり方なのかもしれません。
ただ、大切な人が居なくなって「泣いてはならない」というのは難しいと思います。
現に私も自分の祖父を亡くした時は、やはり泣いてしまいました。
失ってみて初めて祖父の大切さに気付かされたのです。愚かでした。
涙を流すということは、どれだけ自分がその人のことを大切に思っていたか。それを証明するものでもあると思います。
私は今現在、日本での修行を終え仏教の本場インドで修行をさせていただいているのですが
やはり、インドでも人が亡くなると村中の人が集まり亡くなった人を偲び、大いに涙を流しています。日本と一緒ですね。
私はこゆき様は今のご時世で、きちんと三回忌法要まで執り行い素晴らしいと思いました。
法事は何のために行うのか。それは残された者たちが亡くなった仏様との「絆」を確認するための場であると私は考えます。何年かに一度、仏様のためにお供え物を準備し立派な法要を開く。これほど仏様にとって喜ばしいことはないと思います。
少し長くなってしまいましたが、亡くなった人のことを忘れる必要は全くありませんし
お寺に行くたびに涙することも悪いことではありません。
寧ろ、お寺とはそのようなためにある場所ではないでしょうか。
是非、仏様のためにもお墓参りを続けてあげてください。
きっと、その姿や思いは亡くなった仏様に届くと私は信じております。
亡き人を偲び、涙したっていいじゃない。
亡き人を偲び、涙したっていいじゃない。
納得の死 なんて、ないのかもしれませんよ。
あの時、そうやって自分を納得させてきたのかもしれません。そうでないと、前を向けないから。受け入れられなかったから。
でもね、また会いたいと思うから、手を合わせていけるのです。手を合わせるということは、そういうこと。霊や祟りを恐れて手を合わせるのではなく。亡き人に導かれ、我が身の有り様に気づき、そこを支えられていくのが、仏法なのですから。
あのとき、最期まで側で看取ってあげれた、
亡き人は、あなたの支えに、どんなに心が穏やかだったことでしょう。あなたの存在に感謝しておられることでしょう。こうして、手を合わせるたびに思い出していきましょうよ。いつだって、涙していいのですよ。
大事な慈しみ心ですもの。
質問者からのお礼
お返事…有難うございます。
ご住職様の言葉で、また涙が出ました。
泣いてもいいんだ。気丈にいなくてもいいんだ。と気付かされました。
たまに主人が夢に出てきます。
笑顔で「あの時、ちゃんとお母さんの声は聞こえてたよ。」と言って。
子供が成人するまで生きる!と言ったのに。
お父さんは、嘘つきだ!なんて言ってました。そしたら、笑顔で消えていくんです。
きっと…全ての事にごめんな。と言ってる気がします。
ありがとうございました。



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◆こちらから、無理に聞き出すことは致しません。
言いにくいこと、言えない気持ちも大切にします。あなたのお気持ちのままに、ゆっくり待ちながら、その気持ちを大切に受け止めたいと思っています。
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(相談は、hasunohaオンライン相談より受付下さい。お寺へのいきなりの電話相談は受けていません。法務が優先なので)
◆一人で悩まないで。待っていますね(﹡´◡`﹡ )