生きてる意味がわかりません
いつも丁寧な回答をいただきありがとうございます。
自分がなんなのか意味がわからなくて苦しいです。
小学生の頃からいじめられ、中学、高校と友達は裏切るものだと思ってしまい、良い思い出はありません。
大学に入り心機一転!と思いましたが、付き合うことになった彼を友達も好きだったと後から知り、女友達から見放されました。
そして、就職したことだけに満足し、自分を磨いたりスキルアップをすることもありませんでした。
結婚しましたが、先日質問させていただいたように主人とはうまくいってません。
尊敬できる人柄ではなく、この間も私の親のことを悪く言われ、我慢も限界の状況です。
私には持病があり、一生病気と共に生きていかなければなりません。
離婚したくても、この体で生活費を稼ぐのは難しく、本当に情けないです。
母や兄弟にも私はきつい言葉をなげられます。昔からです。
正直、もう受け止めるのもしんどいです。
人の役に立ってるわけでもなく、私はなんのために生まれてきたのか意味がわかりません。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
良い因縁(原因と条件)を調えていく努力も必要
あじさい様
川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。
生きている意味、価値、理由というものに、「これだ」と決めて言えるものはありません。
とにかく、人それぞれの捉え方次第にもなります。
昔からある諺の「人間万事塞翁が馬」、「禍福は糾える縄の如し」というように、捉え方次第ならば、少し前向きな捉え方をしていく方がお得であるという感じでございます。
何が役に立って、何が役に立っていないかは、無数の縁により繋がっているこの世界で、一概に言えるようなものでないため、「人の役に立っていないから、ダメ」と、自分の料簡だけで判断、決めつけてしまわない方が良いのではないかと存じます。
とにかく、役に立つか立たないか、ではなくて、「自分のため」と「他のため」のバランスをうまくとることが必要となります。「自分に余裕ができれば、他のためにできることを」ぐらいで構いません。まずは、自分の余裕、安定が大切となります。
ご主人とのことは、悪い面ばかりをみようとすれば、もう悪い面しか見えてこなくなってしまいます。何か良い面はないかと探して、少なくとも少しはあるであろう良い面を、うまく夫婦生活に役立てられるようにプラスにしていけるように、フォローやサポートを考えて実行されてみて下さい。
持病は仕方がありません。でもあまり持病のせいにし過ぎずて、何でもかんでもを諦めるというのではなく、治療も仕事や他の活動も、前向きに試してみるという気持ちも少しは必要であるのではないかと存じます。
身内からのきつい言葉については、身に覚えのないこと、いわれのないことであれば、まともに受け止めずに、じゃれ合いの一つぐらいとして、流せるように努めるか、あるいは、しっかりしなさいということでの自分への叱咤激励であるとして前向きに捉えるか、その内容によってご判断されて下さい。
とにかく、何もないところに突然に良い意味、価値、理由を見い出していくことはできません。良い結果へと向けては、それなりの良い因縁(原因と条件)を調えていく努力が必要となります。
少しでも自分なりに良い意味、価値、理由に捉えていけれるようにするためにも、良い因縁づくりに少し意識的に励んでいってみましょう。
善処を祈念申し上げます。
川口英俊 合掌
質問者からのお礼
回答いただきありがとうございます。
自分の心の考え方次第で変わるんだと感じました。
病気だからと諦めてることはたくさんあります。
もっと前向きに生きていけたらと思います。
ありがとうございました。