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将来、1人で生きていけるのか不安

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有り難し有り難し 16

私は去年留年を経験し通っていた都会の大学を辞め帰省し、ほぼ1年間実家でニートで特に何もせずにいましたが、母に薦められ今年の春から地元の専門学校に通っています。
その専門学校というのが栄養士の資格を取る学校なのですが勉強、特に専門の栄養や調理に関することが難しく、また課題も多く夏休みにも課題が出されました。
先週、成績伝達と課題の提出する中間出校日があり期末テストの結果を知ったのですがあまりよくなく、専門科目で6教科分も単位を落としていました。
課題の提出にも間に合わない上に専門科目の成績の悪い現状を見て、私はこの学校に向いていないような気がします。
先生には「専門科目は最低限のことをこなして他の分野を伸ばしてみたら」とアドバイスを受けましたが正直最低限のことすら出来る自信がありません。
再テストも前のテストほどやる気が起きなくて、学校を辞めたいと考えるほどです。

テストもこなせず、課題もこなせず、あまりにも自分ができなさすぎて生きるのが辛いです。
母にはよく「死にたい」と愚痴をこぼし辛い思いをさせているかもしれません。
私は将来、働ける自信もなければ1人で生きていける自信もありません、とりあえず今のこの辛い状況から逃げたくて仕方ないのです。
助けてください。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

できなくてもいい

お経にこんな物語があります。

旅人の集団がお宝目指して砂漠を旅しています。
でもみんな疲れ果ててしまい、動けなくなってしまいました。
そこでリーダーは不思議な力で城を出して
「あそこに城がある!水も食事も合って休めるぞ!」
というと、みんな目を輝かせて城に向かいました。
そこで充分休憩した後、リーダーはその城を消して
「今のは幻の城だよ、さぁお宝までもう少しだ!頑張ろう!」
集団は元気を取り戻し、お宝目指して旅を再開しました。

…こんな話です。

今回の迷える学生さんに置き換えると、お宝(目標)は「テストと課題をこなす」でしょうか。
今の迷える学生さんは、砂漠で疲れて動けなくなった旅人と同じです。
そんな時に遙か遠くのお宝に向かう元気は出ませんよ。
まずは「幻の城」を作りましょう。
(最低限のことすら自信がない)のならば、先生(リーダー)の言うとおりにして、到着できそうな目標まで進みましょう。
無事に到着したらひと休みして、また進めばいいんです。

自信は誰かから与えられるものではなく、自分で構築していくものです。
きっと中退やニート期間が自信を奪って行ってしまったんじゃないですか。
でも、それも人生という長いスパンで見たら「幻の城で休憩中」だっただけです。

テストも課題も、今はできなくてもいいんです。
無理はせず、時に休みながらでもいいから、向かっていくことが大切です。

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有り難し
おきもち

困っている人や悩んでいる人にとって、仏さまの教えが少しでも良薬となれること...
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質問者からのお礼

久々にログインして質問をしようと思ったら、こちらへのお礼のコメントがされていなかったのに気づきました
だいぶ遅くなってしまいましたが回答ありがとうございました

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