本当に面倒を見るというのは、
相手の気持ちに寄り添うことです。
あなたが、何を言われようとも、
ずーとそばにいることですよ。

ご高齢の方の不安
理解できていますか？

身体がどんどん不自由になる。
足が痛い、膝が痛い、腰が痛い、
歩くのが辛い、
肩が上がらない、首が回らない、
目が遠い、字が見えない、
周りの音がよく聞こえない、
何を言っているのか、
よくわからない、
手が痺れる、字がうまく書けない、
家事が本当にシンドくなってきた。
連れ合いや、身近なは人たちに、
お先に逝かれてとても辛く寂しい、
思いをされていると思いますよ。

そういう気持ちの時には、
どうしても、疑心暗鬼になりものです。
不安でいっぱいなんですよ。
寂しいんです。

あなたが同じ立場なら、
どうですか？
見捨てられたらどうしようと、
そんな気持ちにならないと、
言い切れますか？
拙僧にはそんな自信ありません。
たぶん、愚痴をこぼすでしょう。

どうか、受け流してください。
そんなお母さま、叔母さまを、
受け入れてあげてください。

優しい誠実なあなたなら、
どんな対応をすべきかもう、
お分かりと思います。

何事もなかったように、
お電話されたらいい。
別に振り返ってぶり返すことも、
必要ありませんよ。
親子、親戚なんですから、
大丈夫。

あなたは面倒を見ようと、
覚悟を決めた立派な方です。

どうか、寄り添ってください。
お願いします。
皆様のご多幸をお祈りします。

追伸

よかったですね！
あなたは、素直で素晴らしい方です。
叔母さまもわかっています。
大丈夫！
ひと息入れて、
叔母さまのところに行ったら
いいですよ。
おばちゃん、ごめんね。
きっと仲直りでしますよ。

お幸せを祈っています。

三浦康昭

浄光寺

浄光寺の三浦康昭です。 くよくよと考えてもしかたがありません。明るく前向...

個別相談を申し込む

？

このお坊さんを応援する

？

許してあげてください。
聞かなかったことにしてあげてください。
忘れてください。
叔母さんもお母さんも心配なのですよ。
テレビのワイドショーもニュースもドラマも雑誌の記事も、家族の助け合いを否定するような内容が多いですよね。お金がらみのトラブルを題材にしたものが多いですよね。それらの影響なのですよ。
いつかはあなた達の思いに気がつきます。
何も聞かなかったことにしましょう。
それも親孝行ですよ。
電話は壊れてたみたいとでも言い訳しましょう。

聖章

圓常寺

私は浄土宗の坊さんです。 少しでも何か参考になればと思って回答しています...

このお坊さんを応援する

？