気持ち
今とても自分の気持ちの切り替えに苦しい気持ちでいます。母が亡くなり2ヶ月が経ちました。まだまだすんなり以前の様な気持ちや生活に戻れないながらも、少しずつ落ち着いて考え切り替える努力を続けています。
しかし、どうしても心に引っかかっていつも苦しく思う事があります。
主人、主人の実家の事です。
以前よりそう言う人達なんだと、何処かで割り切ってきたつもりだったのですが、母の葬儀に来て、納棺、出棺、焼き場へと私が一番悲しく気が狂いそうな場面に、自分達が葬儀に来て、したことに対して
「御礼言ってくれる?気が済まないから」と、言って来ました。私の居ないところで「おかげでスッカラカンだ!」とも言いました。
もちろん感謝はしてますし、来てくれた段階から何度も御礼も言っていましたが、和尚様も来て、今から出棺します。そんな時にどうしても今、私の口から改めて御礼の言葉を聞かないと気が済まないと言われ、私のどこかで、こんな時にまで自分達が持ち上げられないと気済まないの?今まで自分達がほったらかしにしてきた時間、私の母が影になり、どれだけの事を私たち夫婦、自分の息子にもしたと思っているの?なのに母は一度だって御礼を言え!なんて言って来たことはありませんでした。なのにそんな母との最後の時間に!と悲しくなりました。
母の葬儀後、どうしても悲しく口数も少なくなってしまった私に主人からも、
「1週間は我慢してやったけど、いい加減にしろ」
と言われ、今まで通りに出掛けたり外食に行ったり無理にでも楽しそうにしていないと、イライラされたり、子供にとばっちりが行ったりで自分の悲しい気持ちを押し殺すのは、とても私にとってはストレスでした。
そして、そんな気持ちに段々無理が出てきて、表に出してしまった時には、実家の悪口や罵倒をされ、私に対して「死ね!」とまで言いました。
正直、積み重なるモヤモヤに気持ちが疲れて本当死んでしまいたいと心から思ってしまいました。
しかし、言った本人はムカついて言っただけと余り気にしたようでもなく、死ねと言われた私は話す言葉が見当たらず又黙ってしまいました。
それがまた気に入らないと怒られ、なんだか疲れきってしまいました。
優しくして欲しいなんて言いません。
ただ気持ちを、癒す時間ぐらい欲しいんです。
私の気持ちは泣きたくていっぱいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
仏様はそのままでいいとおっしゃいます。
大切な方を失くした悲しみは他の誰かに理解できるようなものではありません。
すぐに立ち直り元の生活に戻られる方は少ないのだろうと思います。
また、普通の生活を取り戻したと思っても、ふとした瞬間に悲しみが溢れてくるということもあるでしょう。
愛する人と離れ別れる苦しみを「愛別離苦」と言います。
この苦しみは人生における最も大きな苦しみの一つとお釈迦様はお説き下さいます。
だから悲しみにくれることも当然のことです。
私も住職をしておりましたら、葬儀の後に親族から「早く元気を出しなさい」「故人が悲しむから悲しまないようにしなさい」等言われて辛い思いをするという話をよくお伺いします。
私はいつも「仏様はそのままでいいとおっしゃる」と答えます。
悲しんでいる私の姿をそのままに包み込むのが仏様の慈愛です。
私が元気でも、病気でも、泣いていても、笑っていても、仏様は変わらず私を抱いていて下さいます。
愛別離苦は苦しいです。
しかし、この苦しみは愛する人がいないと感じることがない苦しみです。
「辛いな」「悲しいな」と落ち込むそんな時、それは同時に「愛おしいな」「大切な人だったな」という感情の表れです。
そんな大切な人が仏様になって、今私のそばに寄り添ってくれていると手を合わせる生活を送りましょう。
本当の自分の気持ちに気付いてください
お気持ちお察しいたします。
とてもご苦労されていることが文面から伝わってまいります。
旦那様や義母さまのことを理解しようと考えたり,時には自分を責めたりされているのかもしれませんね。
思い切って思いを口に出すことで,生活に変化が出てくるかもしれません。
きっと奥様のお気持ちは、旦那様に伝わっていないのでしょう。真剣にお話しされてみてはいかがですか。
奥様は,いま時間がほしいだけなのでしょうか。もしそうなのであれば時間をもらえるようにお話しされてみてはいかがでしょう。じっくり今、奥様の望んでいることを考えてみてください。時間だけでないのであれば、さらにそれ以外のこと追求していくことで、本心が見えてくるかもしれません。
自分以外の人の気持ちを理解したり,気持ちを変えようとすることは簡単なことではありません。
できることは,自分自身のことしかないのです。しかし,奥様はもう無理が生じているということは,
人を頼らなくてはならないのです。
本当に自分の望むものは時間なのか、旦那様を頼れないのであれば,医療機関や心理カウンセラー,
お寺などの信頼できる方に相談されてみてはいかがでしょうか。
質問者からのお礼
円通寺邦元様ありがとうございました。
今までも辛く思ってきた事は沢山あったのですが、いつも母が励まし力になってくれました。
私たち家族の為に1番尽くしてくれた母の死に対して、主人や主人の家族はこれだけの気持ちしか持ってくれないのか?と今までの我慢と共に悔しさや、母に対する申し訳なさで私の中の気持ちが一気に拒絶し始めてしまったのが正直なところです。
邦元様のおっしゃる通り、今まではそんな辛い事があったり言われても、母が私の気持ちに寄り添い、時に叱咤し、貴方が選んだのだからと励ましてくれました。しかしそんな母も、もう居ません。
身内の事程、何でも話せる相手は限られ唯一の母が居なくなり誰にこんな気持ちを言って良いのか苦しくなり、蓮の葉にすがってしまいました。
お返事を下さり本当にありがとうございました。