泣き止まない子供との向き合い方について
こんばんは。
いつもご助言をいただきありがとうございます。
またご相談させて下さい。
現在、生後2ヶ月の乳児がおります。
夕方の沐浴後から寝るまでに3時間程泣き続けます。
オムツ交換、授乳、ミルク、ゲップなどの要求に応え続け、最後に少し母乳を飲み、落ち着くまで抱いていると寝ます。
この過程に3時間程かかります。
産まれてきてくれたことに感謝している反面、泣き止まないことに疲れと苛つきを感じる自分にとても罪悪感を感じています。
どのような心持ちでいればイラつかずに済むのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
赤ちゃんだと思っているからいけない。大人と同じなのです。
今、丁度私の隣で赤ちゃんがギャン泣きをしています。
男性は赤ん坊の泣き声に抵抗力ゼロなので発狂寸前の中でこれをうっています。(赤ちゃん面倒みんかい)
まず、赤ちゃんはたそがれ時には泣くもんです。
これは明るい状態から暗くなることで生まれる前に賽の河原で鬼たちにせっかく積んだ石を蹴飛ばされて崩されるなどいじめられたトラウマを思い出すためです。(嘘)
まずは冗談から。肩の力を抜きましょう♡あなたは頑張り過ぎなのです。
「全部の要望に応えようとしなくていい」のです。
まず、赤ちゃんは泣くことでしか、自己表現ができない、悲しい存在。
でも、ぜ~んぶ、人間としてどんなことでも知っているのです。
たとえば、やらない方がいいですが、怒鳴り声をあげたり、怖い顔、怖い声を出せば絶対泣きます。
やさしく、あたたかい愛を注げば、ああ、この人は優しい人だ、と伝わるのです。
あなたが精神不安定になれば赤ちゃんも大丈夫か?と不安になります。
あなたが要望に応えようとして、何をしていいかわからずイラつく。そのイラつきも赤ちゃんには全部伝わって、影響が及びます。怒らないに越したことはない。
実はあなたは赤ちゃんから「臨機応変で行動してほしい・私のあの痒い所に手が届くようになってほしい」とねだられているだけなのです。
こんなに泣く私でも、表面的にただ「泣いている」とみるのではなく「心の声を聴いて分かってほしい、受け止めて欲しい」よと話しかけているのが「泣く」行為です。
母親としてやらなければいけない事は沢山ありますが【心の背中をかいてあげればいいんだ】と思う事です。
6感のどこかが苦しいだけと思ってください。
眼…まぶしい・寝られない・視覚に変なものがある(ウサギっ、来るなっ!)👈うちの子
耳…ウルサイ、もっとやさしい声をくれ
鼻…空気が乾いている・くさい・新鮮な空気をくれ
舌…お腹空いた・口が退屈・泣き疲れて喉が痛い
体…アツい、寒い、ジメジメ、オムツがキモい、かゆい、服が重なって寝苦しい(これ結構ある)・ずっと同じ体制でつらい・背中をなでてくれ・もっと体に触れてくれ・ママにピッタリしていたい・あーウンコでるぅ…、でも出ないぃ(便秘)
心…さみしい 愛されたい
まったくj大人と変わらないのです。そう感じてみましょう。
反対に良かれと思っている事でも、赤ちゃんにとっては嫌という事もあるのです。
あーじゃないか、こーじゃないかと考える以前
わかります。
ずっと泣かれると何かを欲しているのではないかと考えて、心配にもなりますし、時にはイライラしてしまうのですよね。
つまり自分の思った通りにならないことへの不安な苛立ちなんですよね。私も経験あります^^;
睡眠不足にもなる時期でしょう。余計に頭がスッキリせず、思考が働かないし、感情が優先してしまうのですよね。
ポイントとしては、お子さんは思い通りにならないということ。あなたのお子さんでも、あなたのモノではないということを知ることです。
泣く理由も考えたくなります。寝る前の運動なのか。脳細胞が活性化しているからその時に泣くのか。など、まざまな説はあるかもしれませんが、それはそれとして、特にお子さんが困っている様子がないなら、ただその様子を見たらいいと思います。泣いているただ泣いているというだけ。そこに意味はないです。
考えなくてもいい。
見えるまま。聞こえるまま。そのまま。
だっこしてあげるならだっしてあげたらいいです。
思考をさし挟まないこと。現実に向き合うこと。これが悩みのない生き方となります。
今の状態は永遠には続かない
厚生労働省のホームページなどでも書いていたと思いますが、生後2ヶ月というのは、赤ちゃんが一番泣く時期だそうです。
わざわざホームページにそう書くくらいだから、この時期の子育てに悩んでいる親御さんが多いのでしょうね。
なお、泣き止まないからとお子さんの頭を揺さぶったりすると危険だとも書かれてました。
お子さんは必ず成長します。赤ちゃんの状態は数か月で大きく変わります。
10ヶ月後には立ち上がっている可能性もありますよ。ヨチヨチ歩きの時期になったらめっちゃカワイイです。
今の状態が永遠には続かない、というのを忘れないでいただきたいです。
また、今の状態の中にも泣き止む瞬間はあります。
赤ちゃんを抱きながらでも、好きな音楽を聴いたり、鼻歌唄ったり、映画のDVDを見たり、楽しんでください。
お子さんは、1分1秒でもお母さんと一緒にいたいのです。だから、泣いてお母さんを呼びます。
逆に、親は1分1秒でも赤ちゃんから離れたい気持ちになりますが、逃げようという気持ちは逆にいらつく原因となります。
「3時程度かかります」と、時間を計っても辛いでしょう。
「今・ここ」の目の前の赤ちゃんのケアだけに集中して、「まだ泣き止まない」「また泣いた」など、過ぎ去ったできごとを掘り返して腹を立てるのを止めましょう。
今初めてその赤ちゃんと出会って、初めて泣いたような新鮮さで、赤ちゃんをかわいがりましょう。
そのうち、泣く時間は短くなっていきます。
なお、子育てで悩んだら、役所の保健師さんにも相談してみてください。
質問者からのお礼
邦元 様
ご回答ありがとうございます。
以前にもアドバイスをいただいたにも関わらず、また思考を差し挟んでいました。
とても大切なことを教えていただき、どうもありがとうございます。
子は親の思い通りにはならないということも肝に命じます。
この度はどうもありがとうございました。
いつも救われます。
願誉浄史 様
ご回答ありがとうございます。
今の状況は一時的なものであること、これからどんどん手が離れていくこと、子どもは少しでも長く親といたいということを念頭に置き、心新たに子どもと向き合っていきます。
どうもありがとうございました。
丹下覚元 様
ご回答ありがとうございます。
丹下様のご回答を読み、赤ちゃんでもこんなこと思ってるのかと思わず笑ってしまいました。
今までは泣き止んでほしい一心でしたが、自分自身が平静でいることが子どもにとっていかに大切であるかよくわかりました。
どうもありがとうございました。