意見が対立したとき
何を決めるにも、賛成の人、反対の人が出てくると思います。
ほとんどの場合、議論をしても、話が平行線のままで、最終的には多数決を取ることになると思います。
少数派の意見が正しいと思えることも多々あり、多数決が物事を決める最善の方法とは思えません。
議論をまとめる立場として、人々の意見が対立した場合、仏教の教えでは、どのように解決するのでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
十人十色
仏教的には各自の意思を尊重するので意思を無理やり統一する事はあまりありません。
その為にたくさんの宗派に分かれましたし、これからも分かれるかもしれません。
十人十色ですからね。
お釈迦様も自灯明、つまり、自分の考えを明かりとして自分の道を照らして行けと、弟子に遺言を残しました。
何かを決めないといけない時は、基本はとことん話し合うことです。
その上で責任者や上の立場の人が判断します。
一般社会ではそうはいかないかもしれませんね。決めなければならない事も多々あるし、時間的にもスピードが求められますからね。
選挙では多数決ですね。
会社の会議ではどうでしょうか?
やはり会社の会議では経営者の判断だと思いますね。
部署の会議なら部長の判断です。
リーダーが様々な視点から判断し決断しなければならないと思います。
なぜなら少数派が正解のことも多いからです。
そしてその責任はリーダーに掛かってくるのです。
出世すると給料が増えるのは、判断の責任が増えるからです。
もっとも、どうでもいい事案は多数決でいいでしょうけど。
選挙もテレビ討論で候補者がしっかり討論して投票したいものですね。
質問者からのお礼
回答ありがとうございます。
そうですよね、責任者ですよね。
今の社会は、責任を取りたくないので、厄介事には関わらないようにする責任者が多いので、こんな悩みが出てくるのです。