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過去の失敗を気にしない・悩まない性格になりたい

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こんにちわ、前に質問させていただいものです。

私は人に頼る事が苦手な所があり親に相談する事もどこか気が引いてしまいます。

それなのに、自分がした失敗を思い出して悩んでしまう上に人の評価を気にしすぎな性格をしてしまいます。

大学時代に単位を落とした事を思い出いして、再び罪悪感が蘇ってきました。

その授業は必修科目ではなく選択授業で内容的にはインドや仏教系でした。

私は真面目に授業を出て、ちゃんと授業も聞きました。

違う大学(違う大学の先生が担当する授業もある大学でした)の先生ですが、その先生の事も慕っていた部分もあったかもです。

その授業を楽しく思えていた部分もあったと思います。

でも、期限内にレポートを出せず単位を落としてしまいました。

その時は自分が悪いとはいえ忙しすぎて疲れていた上に提出期限の記憶が曖昧になっていた感じになっていたと思います。

休んでも全然身体からけだるさが抜けてなかったような気がします(友達に顔色が悪いと言われた記憶があります

期待されたのにレポートを出せなかった授業を思い出して、その授業を担当してくださった先生の事を思い出して本当に申し訳ないと気持ちが心の中でしこりとなって、インドと聞くとその時の事を思い出して罪悪感が蘇る時もありました。

その後に「今度はちゃんと単位を取るぞ!」とも反省もしましたが、また同じ失敗をしたり、楽しい事に夢中になったりしました。

大学は色々ありながらもと卒業でき、その先生は違う大学の教員なので違う大学の学生であった私の事など忘れているかもしれませんが、期待を裏切ってしまったというその時の罪悪感が蘇ってきました。

もう卒業をし終わった事、色々あったり迷惑をかけたけれど自分はちゃんと卒業できたんだと思ったりするのですが、この事に関してはまた後悔がよぎったり、あの時にあぁ、すれば良かったと悩んで思考が歯車の様にぐるぐると回ったりしました。

そして、また自分の中に貯め込んで苦しくなります。

記憶のフラッシュバックやインドと聞くと上記の事を思い出したり、他の失敗を思い出して、自分を責めてしまいます。

どうやったら、自分の中の罪悪感を取り除けるのでしょうか?

人の評価や過去の失敗を悩まない性格になるにはどうすればいいのでしょうか?

前向きな性格になりたいです。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

失敗の経験から得た知恵を大切にしましょう

作家の遠藤周作さんのエッセイに、次のような一節があったと思います。

「夜中に眠っていると、急に過去の失敗が思い出されて、うわーっと叫びそうになる。
 そういう人こそ、私の本当の友だ。そういう経験のない者など語るに足らない」

遠藤周作さんは、人は間違いを犯しながら成長するものであるし、成長するからこそ、過去の失敗を思い返して罪悪感をもったり、悩んだりする存在なのだと言っておられるのだと思います。

「どうしてあんな失敗してしまったんだろう」と苦い思いで回想する時、たいていは「あそこが失敗の原因だった」「ああすれば失敗しなかった」「こうすればもっとうまくいった」という、より良い道筋が分かっているものです。失敗の経験から、同じ失敗を繰り返さないための知恵をちゃんと得ているのです。

過去の失敗への罪悪感や後悔は、自分が成長していることを知らせる「成長痛」のようなものだと思ってはどうでしょうか。
大切なのは、次に同じ失敗を繰り返さないことだと思います。

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有り難し
おきもち

新潟県上越市、龍興山宗恩寺住職。
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人生のレポートに期限はありません

新たな目標を見つけて、それが忙しくなったら過去のことなど忘れてしまえる。それが模範解答なのでしょうけど、それではすまない自分がいるから悩んでいるのですよね。
結果的に卒業できたのだから、そのレポートは出さなくても単位は取れていた。けれども一生懸命勉強したのに、そのことが先生に伝わらなかったことを気になさっているのでしょう。
あまりに気になるのでしたら、その先生に手紙を出されたらいかがでしょうか。何年前のことかはわかりませんが、こういう事情でということを話したうえで、レポートを添付して送るのです。先生にとっては昔の授業のことで忘れていて迷惑になるかもしれませんが、ああこんな学生もいたなと思い出してくれるかもしれません。そこから新たな展開が開けるかもしれません。ご縁とはそんなものです。
済んでしまったことですから、忘れてもいいのですが、それができないで引きずっているのなら。インドという言葉にすらおびえてしまうのなら。ここですっきりさせてしまいましょう。先生は迷惑かもしれませんが、暖かく受け入れてくれるはずです。
人生のレポートに期限はありません。心残りの部分を、この際すっきりさせてしまいましょう。

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有り難し
おきもち

高野山真言宗権少僧正。高野山本山布教師心得。高野山大学密教文化研究所研究員...
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質問者からのお礼

柴谷宗淑様へ

先生に手紙とレポートを送るですか・・その考えには至りませんでした。

そして、人生のレポートに提出期限がないですか、心に染み渡るお言葉です。

先生にレポートを渡す事確かに心残りがない方法だと思いますので、もし、勇気が出たらその方法をやってみたいと思います。

いつか、ちゃんとケリをつけてインドと言う言葉に罪悪感を持たない日が来るようにしたいと思います。

暖かいご回答ありがとうございました。

宗恩寺 百目鬼洋一様へ

なるほど、そう仰った方がいらっしゃるのですね。

私が偉そうな事は言えないと思いますが失敗や挫折をしないと人は成長をしないと聞いた事があります。

失敗を成長痛だと思うですか、まだまだ私にはそう思える覚悟はないのかと思ってしまう部分があります。

だけど、いつか、そう思える日がきたらなと思います。

そして、失敗を繰り返さない。まずはそう信じてみたいと思います。

暖かいご回答ありがとうございました。

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