子供について
はじめまして。
神奈川在住のにょろと申します。
私は現在33才の漫画家で、38歳専業主婦の妻がおります。
馴れ初めは大学時代に知り合い、二年前に結婚。
私は次男、嫁は一人っ子の為、婿養子として結婚しました。
結婚する際に早く子供をつくろうと話していたのですが、
結婚当初は夫婦二人の時間を楽しみたいと言われ避妊をし、
結婚後1年した辺りから、実をいうと子供は欲しくなかった。
今の生活が快適すぎて子供に時間を奪われたくない。と告白され説得をするのですが、頑として聞き入れてくれません。
君になるべく負担をかけないようサポートするからと言うものの
現状でゴミ出しや草むしり、風呂掃除やペットの排泄処理などできるだけやっています。
正直、これ以上どうすれば良いのかわかりません。私は妻との間に子供が欲しいです。どうすれば子供が欲しくなるよう妻の気持ちを変えられるか、ご教唆ください。お願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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思想は変えることはできる
子供に対する悪いイメージが優先されているのでしょうね。
ご自身も一人っ子で親御さんに邪魔にされた経験でもあるのでしょうか。
「私はこう思う。私はこうしたい。私はきっと子供を持ったらこうなるに違いない。私には子供は要らない。」という「つよいわたし」が奧様の中にはあるのでしょうが、そもそも、この世に奧様が誕生されたのもあなたがこの世に誕生したのも親の「こうしたい」「こうしたかった」などはぶっちゃけどうでもいいことなのです。
生命の存在自体が、親の願いや願望とは無縁に生まれてくるのです。
そういう無我なることがあなたの奧さんの決めてかかっておられる「わたしがこうしたい」という事とはまるで無縁なのだという事を勉強して頂くよりほかありません。
それがあるのを宗教心といい、それがない自分中心的な生き方をエゴ、非宗教的、個人主義な生き方というのです。冷たいようですが、だからこそ本当に奧様にも血の通った人間になってもらうためにも「自分が快適な暮らし」をしたい、という事ばかりに安住する沼から引き出してあげる必要はあると思います。
まぁ、いざって時は離婚大作戦しかありません。
ホンッとに何を言っても通じない人もいますし、ホンットに子育てに向かない母親もいるのです。
もし、奧様が「へんな考え方」に固執してしまって、そこからどうしても離れられないようであって、あなたも奧様を見限られるのであれば、本当に離婚を切り出してみてください。それで変わらなければ、本当に奧様はお子さんが欲しくないのでしょう。
まずは、メリットをお伝えすることです。
自分を大事にする人は自分の老後も心配でしょうから、お子さんがいることでどちらかが倒れた時は、支えてもらえることを話したり、彼女自身がこの世に誕生してきたことなどに目を向けさせることでしょう。
損得を超えた喜びを与えてくれる
お子さんは授かるものでしょう^_^
作るものではないと思います。
お子さんは授かってみないとその良さはわかりません。苦労も幸せも全て想像していたものとは違うはずです。
授かってみたら、心境も変わったりします。今そう言っていても、明日は同じ気持ちとは限りません^_^
奥様はマイナスイメージを膨らませて、時間を奪われるものだと思い込んでいるのでしょう。確かに自由に動けることはほとんどなくなるでしょう。しかし、そんな中でも奪われるとは感じないでお子さんのために人生の時間を注ぎ込めるのが多くのお母さんの姿です。そしてお子さんの成長を感じたときに想像を超えた幸せを心の底から感じ涙するのでしょう。
子供の存在は損得を超えた幸せを与えてくれるものであると伝えて行くことが良いのではないでしょうか。