頼られたいけど面倒くさい
現在、パソコンの授業を必修科目で受けているのですが、周りからよく「〇〇のやり方教えて!」と言われます。
友人から頼られるのはすごく嬉しいし、自分にも身につくのでいいことだと思っているのですが、その反面、先生の話聞いてなかったの?とか、プリントにちゃんと書いてあるのになんでできないの?と思ってしまいます。
それに加え、自分は教えるのが下手で説明するのが面倒臭い、できないなら代わりにやっちゃいたいと思ってしまいます。
今の世の中、パソコンが使えない社会人なんてほとんどいませんし、インターネットでパソコン操作を調べれば情報は沢山得られます。
私はそれをせずにすぐに人に訊くのはどうなの?と思うのです。
自分で調べて解決するからこそ、使い方を新しく学習できるのであって、すぐに訊いたことに答えてしまっては、その子のためにならないんじゃないか、とか、私が近くにいなくなったらその子何も出来なくなっちゃうんじゃないか、と考えてしまいます。
また、その子は「私はネット音痴だから…」と口癖のように言っています。
それなら余計になれるまで自分でやるべきと思うのです。
私の考え方はおかしいのでしょうか。
訊かれたら何も言わずにすぐ答えるのが、その子に対して一番いいことなんでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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貴女の勉強はそこにある
こんにちは。ご質問を読んで、「あぁ、良いことを学んでいるなぁ」と思いました。それははね、「プレゼン力・教え方」です。貴女のいう通り、パソコンの操作なんて、必要があればいくらでも情報を得られるのです。そして差がつくのは…コミュニケーション力とかプレゼン力、「伝え、理解してもらう」力です。
「パソコンの使い方、知っています」よりも、「人に説明するの、得意ですよ。分かってもらえるって、嬉しいですよね」という人の方が、「一緒に働きたい=採用したい」の可能性が高まると思いますが、如何ですか。
お察しの通り、知識というのはアウトプットの時に整理され、定着するのです。教える時は、「それ以上のこと」を知っていなければなりません。同じ授業料で、2倍のことを学んでいるようなものです。
高校生までなら、「そんなの不公平で、嫌だ」と思うかも知れませんが、こと就職に直結することであれば、「プレゼン力、磨いてきました」というのは貴女のアピールになると思いますよ。しかも授業じゃなく実践で。これはきちんとアピールして、評価してもらいましょうよ。