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仕事を楽しいと感じない

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新しい仕事につき一ヶ月立ちましたが、毎日仕事に行くのが憂鬱です。資格があるので前の仕事と変わらないかなと入りましたが、仕事量とお客さんの多さ、凄く戸惑いがあり毎日胃がキリキリして吐いたりしてます。毎日が楽しいと感じなく、接客業ですが笑顔になれない、接客するのが怖くなってしまって生きてる気がしません。


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お坊さんからの回答 6件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

深いところで繋がっている事を悟ろう

o(^_^)o私はなぜこの仕事をしているだろうか?
あえて仕事の目的を挙げてみましょう。
生活のため
自分のため
お金のため
将来のため
誰かのため (家族の為・大好きな人の為)?

実際忙しくバタバタの仕事中に「何かのために」という気持ちを持ち続けている人はいません。
ですが、人は何らかの“正当な理由”の為ならば頑張れるものなのです。
頑張れる正当な理由さえあれば、辛い道も越えられるのです。
私も辛い時には妻、子ども達の為に、フンガー!と自分を奮い起こすことがあります。
実はあなたの周りの人も、今は冷たい人たちにしか感じられないかもしれませんが、深いところでは繋がっているのです。
今でこそ仕事に慣れたからゆとりのある表情をされていても、かつてはあなたと同じように仕事が辛かった時期があったのです。
オモテには見せなくても、今も辛いストレスを抱えておられる方もいるかもしれません。
表面的にはそう見えないだけで、深いところでは同じ、同じ人間、同じ繊細さを持つ仲間なのです。
上司の方も、必ず守るべき家族の為に頑張っておられるはずです。
お客さんとして、こられる方も普段は仕事をされているわけですから、同じように誰かのために頑張っておられるのです。
そのことに気がついた時、真の意味で周りの方々と同じ部署に配属される事でしょう。
それが社会・社会人という大きな部署です。

辛いことは誰でも辛い。でも働かなければ生きていけない。
みんな辛いのです。大好きな誰かのためなら頑張れる。

失われることにばかり目を向けてはいけません。
反対に、それによって得られること、獲得できることにも目を向けましょう。
天地自然も社会も、時に人から多くを奪うものですが、それによって我々が生活させていただいているということは忘れてはいけません。
だからこそ失われる点にだけ目を向けるべきではないのです。

http://hasunoha.jp/questions/97
視点を変えてみましょう。どんなに辛いことの中にも、必ず
学べることがある
誰かのお役に立てる
誰かの要求を満たせる
人と関わり合うことができる
喜びや達成感、社会人としての自覚を実感できる…限りない恩恵を毎日一つ見出しましょう。
今回は仕事の意義を改めて見つめ直すための軌道修正。
明日から再スタート致しましょう。(^o^)/

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お悩み相談08020659278
今月の法話 文殊の剣 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞(本文より) 「大丈夫、慧の剣を取る。」 大いなる菩薩や老師は智慧の剣を取って、人の迷いの見解を断ち切り真実の姿をみせてくださいます。 智慧の剣とは人間の自我、我見の無いこころからなる、無垢で清らかなる「事実の様子」「本来の様相」を見極める力ともいえましょう。 それこそが智慧の剣なのです。 文殊とは自己を鎮め得た者の姿。 人間の内なる思慮分別の猛獣を修め得て、その上に鎮座する姿。 事実を事実のとおりに見るということは、余分なものがないということです。 そこに現れる余分な見解というものを断ち切った姿。 そもそも、もともと一切の事象、事実というものには余分なものはありません。 とは言えども、それでも人は人の習癖・習慣的に物事に思いをつけたす。 いまや「写真で一言」という要らぬ添え物をするバラエティ文化もあるぐらいですから、ものを本当にそのままに受け取るということをしない。 文殊様の持つ剣、智慧の剣というものは、そういう人間の考えを断ち切る働きを象徴したものです。 その文殊の剣とはなにか? お見せしましょう。 いま、そこで、みているもの、きこえていること。 たとえ文字文言を観るにしても、そのものとして映し出されているという姿がありましょう。 文字として見えているだけで意味を持たせてもいない、読み取ってもいないままの、ただの文字の羅列のような景色としてみている時には、文字であっても意味が生じません。 本当にみるということはそこに安住しています。他方に向かわない。蛇足ごとが起こらない。 見届けるという言葉の方が適しているかもしれませんね。 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞それはものの方を見るというよりはそれを見ている己を見つめる姿ともいえましょう。 そういうご自身のハタラキ・功徳に気づく眼を持つことです。 あなたの手にはすでに文殊の剣がありますよ。用いることがないのはもったいないことですね。

まずは体調を整えて

お疲れ様です。笑顔になれないのは辛いだろうと思いますし、生きている気がしないとはかなり心配です。
胃がキリキリして吐いてしまうという事ですが、これは早めにお医者様にかかられた方がいいのではないでしょうか。私はお医者さんでは無いので、はっきりとは言えませんが胃潰瘍になっているかも知れません。もしかしたら少しお休みをされることになるかも知れませんが、お仕事のことは体調を整えてからまた考えられたらいいと思います。
お悩みはきっと複雑なのだと思いますが、まずは一つひとつ解決されることをおススメします。まずはお身体をお大事に。

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個別相談可能
住職のかたわら、大道芸人PRINCOちゃんとして幼稚園保育園など各種施設、お祭りなどのイベントに出演中です。 ◆大道芸人プリンコちゃんホームページ http://princo.fc2web.com/ 真言宗豊山派総合研究院 布教研究所常勤研究員 常任布教師 仏教伝道教材の「なむなむ」代表 流山市青少年環境浄化事業推進委員会 環境部会長 流山市青少年指導センター補導員 連絡協議会副会長 保護司(柏地区流山支部) 柏マジッククラブ会員 日本ジャグリング協会会員 流山ジャグリングクラブ顧問 日本ツイストバルーン協会会員 ◆PRINCOちゃんねる(法話動画など) https://www.youtube.com/channel/UC4gxIC4-oeR4ns3FpNr8vqA?view_as=subscriber
ただし、午前6時~午前0時まででお願いします

りいさん、こんにちは。

ご家族のこと、お仕事のこと、ご自身の体調のこと。いろいろとこんがらがっている・・のかもしれませんね。
こんがらがっていると、身動きとれないでいると、・・・つらいです。

胸が狭くなり、息が苦しい。頭が重く、体がだるい。顔がこわばり、まわりの視線がこわい。

ご自身でご自身を責めたり、傷つけたりしているのかもしれません。
胃潰瘍の疑いで病院に行かれるのは結構かと存じます。
どれか一つスルッと解決させたら、ほかのことも上手くいくようになるかもしれない。
そこで体調を選ぶ・・のも一つの手ですよね!

接客業は笑顔大事です。でも、笑顔だけが大事なわけではないです。そして、笑顔がなくたって大丈夫です。作り笑顔から、本当の笑顔が出てくることもあります。
どうかご自身でご自身のことを縛らないでください。

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個別相談可能
臨済宗妙心寺派 陽岳寺 住職 1985年生まれ。 東京都江東区深川出身・在住。 大学卒業後、鎌倉の円覚寺専門道場で修行。 2010年に陽岳寺に戻り副住職となった後「ようがくじ不二の会」を立ち上げ坐禅会、ゲーム部、お茶の会などを企画開催。 昔からお寺はお手繋ぎをしていました。もっとご縁を結んでいただきやすくしたいと思い、結婚相談所を開所いたしました(門前仲町 下町結婚相談所)。 hasunnohaでは、微力ながら考えたこと、思ったことを回答させていただきます。

「きっかけ」へ向けて

りい様

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えとなります。

実は、これまでのご質問、皆様のご回答も振り返りながら、あれからすぐに新たなる一歩を踏み出し始められたのかと思いまして、正直、少し嬉しく存じました。

もちろん、新たなお仕事で、新人として一からの中、仕事量・お客さんも多いとのことで、まだ十分に慣れておられない上に、楽しくなく、憂鬱なお気持ちをお抱えのままでしたら、誠に継続していくのは大変であるかと存じております・・

以前に下記問いにも回答をさせて頂きました。

問い「仕事を焦って探して後悔したりしてます。
http://hasunoha.jp/questions/109

問い「親に相談してない」
http://hasunoha.jp/questions/111

いまだに、これだという確かなる志や、何のために仕事に取り組むべきであるのかについて、十分には固まっておられないのかもしれません。もちろん、仕事をしていく中において、それらを固めていくこともできるかもしれませんが、まだ今は少し早かったのかもしれませんね。

下記問いも参照にして頂ければと存じますが、例えば、一度、ボランティア活動に参加してみることなどはどうでしょうか?これからのことについて、自分自身を見つめる事のできる良い「きっかけ」となるかもしれません。

問い「倒産とリストラの人生」
http://hasunoha.jp/questions/152

まだ保育士を目指される志をお持ちでありましたら、子育て支援のサークルやNPO、保育園などでの活動にボランティアとしてお手伝いに参加されてみることも一つかもしれません。

自分自身が本当にやりたいことは何であるのか、それを固められるまで、もうしばらくの猶予を持って、取り組まれると良いかとは存じます。そして、固まったら、やり遂げていこうと、努力して頑張ることも必要にはなって参ります。もちろん、絶対に無理は禁物です。身体、心を壊してしまっては元も子もありません。

前出ながら、善い縁を求めていければ、必ず善い縁に巡り逢っていくことになるかと存じます。りい様もこれから善いご縁へ向けてどのように動かれるかどうか次第にて、大きく変わっていくのではないかとは存じます。どうか善いご縁に巡り逢えていかれますことを祈念申し上げます。

川口英俊 合掌

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最新の仏教論考はこちらでご覧頂くことができますが、公開、非公開は随時に判断しています。 https://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k

りい様。

一度きっちりとお休みを取られたら如何かと存じますよ。
心も身体もきちんと休ませてあげて下さいな。
其れからでもお仕事に就かれるのを考えられてはと存じます。

今の貴女様からの一連の書き込みを拝見して居りますと、何等や急いて居られる様で…
特に此の書き込みを拝見するに至っては…

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おきもち

色々の悩み事がこの世には沢山有ります。 大学の卒論で密教天文暦法を研究致し、実践において長期にわたり使用実績を積む 此の密教の天文暦法に基づく占星法で、衆生の手助けをと考えます。 また、一座供養、一座祈祷も承って居ります。 本来、供養や祈祷は長期に渡り此れを継続的行うものですが、 一回のみの供養や祈祷を一座供養・一座祈祷として、此処にお受けするものです。 なお、遠方のお方でも、承りますのでご遠慮なくお問い合わせ下さいませ。

仕事は楽しいことばかりではありません

りい様へ

そもそもなぜその仕事に就いたのでしょう?
新しく変えたということにはなにかご縁があったのですよね?

正直仕事は楽しいことばかりではありません。
その中で仕事の楽しさを見つけていくことが大切ではありませんか。
その人の考え方によって楽しく感じることができたりつまらないと感じたり
どうせ同じ仕事をするなら楽しくなるように考えてみませんか。

接客業をされているようですが
人と人との仕事。
特に人の印象はすごく大切です。
そのような気持ちで仕事に対して接しているといつか相手に伝わってしまいますよ。
もしくはもうすでに伝わっているかもしれません・・・

その上でいろいろと検討してください。 合掌

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「人の一生に寄り添うことのできるお寺」を目指しております。さまざまな御縁を基とし、より多くの方々に御参拝いただき、御本尊様などから御利益を授かることを願っております。 また、本来お寺の持つ機能として、「学び」「癒し」「楽しみ」などがあったとお聞きします。 あらゆる可能性に対して、日々精進しながら日々模索しながら、多くの方々との御縁がつながっていくことを願っております。合掌

質問者からのお礼

お返事ありがとうございます。毎日、家に帰ると何もする気になれずぼーっとしてしまって無気力です…病院に行ってみようかと思います。

煩悩スッキリコラムまとめ