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恨みを消したいです

回答数回答 2
有り難し有り難し 25

高校時代複数の友人にタカリやスリの被害を受けていました。その時は友達を失うのが怖くて問題を解決しようと思えませんでした。楽しい思い出もあり、割と最近まで繋がっていました。しかし、
最近になって当時の記憶が蘇り、日に日に苦しんでいます。
縁を切ることにはしましたが、とられたお金は返ってきません。心を落ち着けるために何か良い知恵は無いものでしょうか。
よろしくお願いします。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

命まで取られなくて良かった。

こんにちは、Mocoさん。
 命まで取られなくて良かった。
    良い人も悪い人になる時がある。
    悪い人も良い人になる時がある。
    良い事も悪い事になる時がある。
    悪い事も良い事になる時がある。
  まだまだ勉強中、人生の途中です。
  死の際のなって初めて良し悪しが
  あるのでしょう。
 自分の運転手は自分です。あえて、具体的なアドバイスはしません。
 結局は自分が強くなる以外はないです。
 自分の「あるべきよう」を考えましょう。

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「耐え忍ぶ」

Moco様

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

仏陀のお教えに従えば、「耐え忍ぶ」こととなります。

「感興の言葉・ウダーナヴァルガ」(中村元氏訳)・岩波文庫・第14章・「憎しみ」から・・

「実にこの世においては、およそ怨みに報いるに怨みを以てせば、ついに怨みの息むことがない。堪え忍ぶことによって、怨みは息(や)む。これは永遠の真理である。」

「怨みは怨みによっては決して静まらないであろう。怨みの状態は、怨みの無いことによって静まるであろう。怨みにつれて次々と現れることは、ためにならぬということが認められる。それ故にことわりを知る人は怨みをつくらない。」

煩悩を出さないための忍耐は、まさに菩薩行として、悟りへ向けて養うべきことの一つとなります。

もしご興味がございましたら、西暦700年頃にインド・ナーランダ僧院の高僧であったシャーンティデーヴァ(寂天)大師の「入菩薩行論」の和訳からでも、菩薩行の実践のあり方について学ばれて頂けましたら有り難くにも存じます。

川口英俊 合掌

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Eishun Kawaguchi
最新の仏教論考はこちらでご覧頂くことができますが、公開、非公開は随時に判断...
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質問者からのお礼

回答ありがとうございました。
命まで取られなくて良かったと言うのは確かにと思う所です。お金が身代わりになってくれたのでしょうか。
耐え忍び悟りを開くための経験だったのでしょうか。悟りなさいというお導きを何度もいただきます。悟るべきでしょうか。

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