他人に認められるステータスとして恋人がほしい
私には恋人がいません。
生まれてずっと居ないのですが、周りには恋人がいる人・いた人たちが大勢います。
私に恋人がいないという事実が、「私は他人に恋人としてふさわしい・認めてもらえるほどの価値・魅力がない」と思えてしまいます。
ですが、上記のように考えてしまうのが正しいのかどうか、というのも考えてしまいます。
このような考えというか、自己承認欲求とはどう付き合っていったらいいのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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素のままの自分を磨くこと
恋人がほしいということはわかりますが、自分のステータスとして恋人がほしいというのは、今一つ理解出来ません。ステータスということは、あなたを飾るものということでしょうか。ステータスという言葉は、社会的地位や身分とかあなたの立場・状態という意味ですから、あなたの立ち位置を高めるためのものというふうに取れます。
恋人と云う以上、人格があるわけですから、それを従属したものと考えることに、私は違和感があります。その感覚を改めて欲しいと思います。
恋人が出来るということは、それまでのプロセスがあります。ます知り合いになり、それから友達になり、そこから恋が生まれ恋人と呼ばれる状況になるわけです。いきなり恋人になるわけではありません。
それまでにお互いの性格が分かり、趣味や嗜好が分かり、価値観がわかって惹かれ合うものが生まれて来るわけです。好きだという感情が湧いてくるのです。計算して成り立つものではないと思います。少し考え違いしていませんか?
自己承認欲求は誰にもあります。自分を認めてもらうということが、生きる上では絶対に必要なことだからです。でもそれは、飾り立てた自分を見てもらうことからは生まれません。自分の飾りを全部捨て、素のままの自分を見てもらうことから始めなければなりません。素のままの自分を磨くことで、他人から認めてもらえるようになります。磨くということは、経験を積むことです。汗を流して働き、陰で涙を流して我慢する、他人の成功に拍手を送るなど、あなた自身が魅力を持った人になるのです。そうすれば自然にあなたを恋人にしたいという人が現れます。人生はこれからです。輝く人になって下さい。
質問者からのお礼
ご回答ありがとうございました。
やはり私の考えでは他人に認められることがないんだなあと実感しました。
個人的には人格を軽視したつもりはなく、恋愛関係として交際する間柄の人間がいるということは、他人に付き合いたい・ともに過ごしたいと思ってもらえるような人間(=世の中の多くの人たち)であると証明される、と思ってこのような相談をさせていただきました。
が、やはり他人の人格を否定していることにつながるのでしょうか。
頑張ることには疲れたので、少し一休みして改めて自身を見つめ直します。