人と比べたがるのをやめたいです。
私は、専門学校に通っていて、現在就職活動をしているものです。
私の周りの友人は皆、就職先が決まりなつやすみを謳歌しています。別に怠けていたわけでもなく、就職活動をしているのに私はなかなか内定がいただけず、このまま学生最後の夏休みが終わろうとしています。
皆にできて、自分にできないはずが無いと、考えれば考える程、しんどく思ってしまいます。
そして、友人を妬ましくも思ってしまい、そう思う度に、友人は私以上に努力したから、内定をいただいた…私はただの努力不足と考えるようにしていますが、そう考えれば考えるほど自信を失ってしまいます。
私のように周りと比べたがる人は、どの様な考え方をすることで、この苦しみから逃れられるのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
別のことを考える
周囲と比べてしまうことは良くない癖であり、その癖が自分にあることは理解されてるんですね。
しかし、その癖は簡単には消せませんよね。
だったら対処療法としては、できるだけ他人との比較について考えない、他人との比較を考える時間を短くし、頻度も減らすことです。
そのことを考えてる時間は苦しいんだから、苦しむ時間と回数を減らすのです。
妄想雑念という台風が来たとき、台風にさらされっぱなしにするより、できるだけ早く雨戸を閉めて台風から守るほうがよいのです。
具体的には、別のことを考える、ということです。
瞑想や念仏でもよいし、就職のための勉強をするのでもいいし。
自分の大根を生きる
あなたがダイコンだとしたら白いッスわ。
太いッスわ。
ですが、ニンジンやトマトみたく赤くはなれない。
スイカみたいに丸くもなれない。
メロンみたく甘さは無い。
だけどニンジンやゴボウやメロンは側に合わないし、おでんにも不向きです。
あなたのダイコンの白さ、辛さ、染まりやすさは力なのです。
他の野菜には真似したくてもできないのです。
だから、ニンジンを欲するところはニンジンを採用する。
トマトを必要としているところはトマトを採用します。
あなたは大根ですから、大根を必要としている所を見つけることです。
そうすればこの世には比較は無く、絶対しかないという事を悟るでしょう。
今のあなたに目を向ける
努力をしたから受かる、しないから受からないというのは、根拠のないあなたの妄想です。
ひとはひとであり、あなたではありません。
他人事を勝手に自分に取り込んでいます。だから悩むのです。比べるのではなく自分の有り様を見てください。人が受かった。それはそれ。そのままを受け入れます。
焦る必要なんてない。人の評価なんて関係ない。大切なことは、あなたが今の有り様に目を向け、生きていること。そこに向き合っていることです。
広い視野で物事を捉えてください。
質問者からのお礼
ありがとうごさいます。
しかし、考える回数や時間を減らすのは、相当の訓練が必要そうですね(汗)
頑張ってみます。