犬を手放す罪悪感に悩んでいます
約8年間飼っていた犬を手放す予定です。現在この子ともう1匹を飼っているのですが、同じように愛情を注げません。
手放すことが決まった子の方が先に我が家に来たのにも関わらず、いつからか愛情を注げなくなりました。
一度飼ったのだから最後まで責任を持ってお世話をと思うのですが、今では顔を見るのも嫌になってしまったのです。このままではこの子にとっても良くない環境だと思い、里親さんを見つけ、譲渡することになりました。
しかし、申し訳ない気持ちでいっぱいで、やはり譲渡するのをやめよう、優しくしようと思っても、いざ顔を見ると嫌悪感を覚えてしまう自分がおり、どうしていいのかわかりません。
こんな負の感情を抱いてしまう自分も本当に情けなく、自分のことが大嫌いです。
どうかお言葉をよろしくお願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
この事実を受け止めるしかありません。
私は、愛犬家です。
しかし、あなたの気持ちや行為に否定はしません。
わんこはしっかりと意思を持ち、人と接するのが何よりもの幸せです。
主人との関わりが、わんこの中での世界です。
それにもかかわらず、嫌悪感を抱かれるという事は、あなたの関わりにミスコミュニケーションがあったのではないでしょうか。
悲しい事ですが、それが事実です。
心無い飼い主は、飼っていたわんこが保健所で殺処分される事に、なんの罪も感じません。
里親を見つける努力をされたさくらさんは、最低限の事をされたのだと思いますよ。
もう、譲渡する事に関して迷わないで下さい。
今は、その子の幸せを祈りましょう。
申し訳ない気持ちになられるなら、下の子に精一杯愛情を注いで下さい。
もう二度と、同じあやまちを繰り返さないと誓って......
食糞について検索するとたくさんの記事が見つかります。
例えば下記など。
「子犬の部屋」
http://www.koinuno-heya.com/shitsuke/coprophagia.html
私も犬と猫を飼っているので、糞を食べるのは何度も見てます。とくに気にしてません。
お釈迦様の教えとは、結果には必ず原因がある、ということです。あなたの犬にも何か必然的な原因があるのでしょう。是非その原因を探って欲しいと願っています。
また、あなたはもう1匹の犬は大事にすると言ってますが、それは難しいのではないでしょうか。
もう1匹の犬も里親を探した方がいいのではないでしょうか。
犬も人間と同じ生き物です。
これから先に何か病になるかもしれません。
歳をとれば、歳相応の介護も必要です。
あなたにできますか?
覚悟が無ければ、犬のぬいぐるみで満足してください。
ただ、私としては、あなたに残りの1匹に優しくしてあげて欲しいと願っています。
情けは人の為ならず、と言います。
その犬に向けた優しさは、回り回ってあなたに返ってくるのですから。
それに、欠点のある犬を愛せない人は、欠点のある人間をも愛せない人になるでしょう。そして、この世には欠点の無い人間は1人も居ないのですから。
追記
そうですか、残した犬がアレルギーなどいくつかの病を患っているのですね。それなら、残した犬の為にも仕方ないかもしれませんね。
あなたの残した犬に対する懸命な行為は、きっとあなたの人格を向上させ、あなたの幸にも繋がると思います。
ご自分の事と、犬の事、どちらも大切にしてくださいね。
追記2
しこりですか?
何事もないことを願っています。
それにしても、しこりに気がつくということは、あなたがその犬を大切に思っているからこそ、ですね。
質問者からのお礼
海老原様、たくさんの相談がある中、回答下さりありがとうございます。
里親様に可愛がっていただき、幸せになれるよう、心から祈っていきたいと思います。
食糞してしまう子で、トレーナーさんに相談したこともありましたが、直すのは難しいということでした。
それがきっかけとなり、距離を置いてしまったように感じています。
その子の全てを受け入れることが出来なかった自分を反省し、下の子は終生大事にしたいと思います。
聖章様、お言葉ありがとうございます。
食糞に関しては、色々なサイトを拝見し、色々試してみましたが、効果はありませんでした。しかし、その欠点を含め、この子を無条件に愛せなかった私が全て悪いと感じています。
もう1匹はすでに病気を色々もっており、闘病中ですが、出来ることは何でもやってあげたいと思っています。
アレルギー疾患もあるため、今回手放す犬が食糞した口でこの子を舐めるのが、どうしても許せないという気持ちも正直ありました。
病気を持っている子の方が問題行動は多いのに、なぜか愛する気持ちは変わりません。そんな矛盾した自分の気持ちに嫌悪感しかなく、毎日悩む日々が続いています。
自分自身精神的にも不安定になってしまっている次第です。
先ほど犬の胸にしこりを見つけました。日曜日まではなかったものです。
いったんは里親さんに譲渡すると決めましたが、やはりこのまま手放すことはできません。
しっかり病院で診てもらい、これも私には意味のあることだと受け止め、我が家できちんと責任を持って、終生までお世話をすることを決意致しました。
お言葉を下さった御二方には感謝しております。