好きだった女性の言葉が呪詛のように頭から離れません
半年前、好きだった女性に「貴方には人を見下す癖がある。
何様のつもりだ!」と指摘されました。
相手の女性を好きだったこと。
指摘される以前から、そのことを己の嫌な面として自覚していたことから、とてもショックでした。
確かに、私には人と会話するときに自然な関係を構築できず無意識に自慢したりしてマウントをとろうとする悪癖があったのです。
直そうと思い、そのことをきっかけに自分のことを徹底的に見つめなおしました。
見つめなおした結果、学生時代にいじめにあったり、両親から厳しくされた過去から劣等感が生まれ、その劣等感が相手より優位な立場でないと不安で仕方ないという心境を作り出していたことが分かりました。
現在は、自分の悪癖を理解しているため、人に対して威張ったり見栄をはったりする感情がはたらくと、(これは良くない傾向だ…抑えろ…冷静になるんだ。)と抑制するようになり、少しずつですが変わろうとしています。
変わろうとして世界が変わってきた一方で、彼女に言われた一言が今でも心に影を落としています。
ふとした拍子に彼女の言葉が思い出され、頭の中で自己否定が止まらなくなり動けなくなってしまいます。
彼女の感情を変えようとしてもどうしようもないし、もう終わった恋だと分かってはいるのですが、彼女の中で私は「人を見下した態度をとる最低なひと」だと位置づけられていると思うと辛くて仕方ありません。
どうしたら、己の中で折り合いをつけることができるでしょうか…。
両親からは他の子と比較され「お前はだめな人間だ」と言われて育ち 学校ではいじめにあい、逃げ場を探して苦しんで苦しんで 「死にたい」が口癖の哀れな大人になりました。
誰からも必要とされず、未来に希望も見出せない。 満員電車に揺られながら、毎日が苦しいだけ。 死ぬ理由に勝る生きている理由がない。
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
今、見下し行為をしている訳でもないでしょう。
その時のその行いはその行いをした時だけ、なされたことでもう済んでいます。
人の評価もその時は悪い評価であっても今のあなたはどんどん変化して、反省もして改められているのですから、今の行いを反省も含めて行為し、過去の評価は今のものではないのですから、この事を何度も見直して今日のこの日、今日の今からを新たに行動することであなたの評価もどんどん良くなっていくことでしょう。
人は「わたくし」のものにはなりません。
誰も自分の思い通りにはなりません。
あなたが「すき」であっても、彼女は別人格です。
恋愛映画のCMでは「好きだ」「愛している」という言葉が連呼されますが、大切なのはその中身。自分本位な「すき」を捨ててみましょう。
自分本位な気持ちを捨て去らない限りは本当は「好き」といっても、真実の好意とは別物ではないでしょうか。
あなたは自分の心の中で出てくる思いに対しても同じことをしておられるのです。
出てきたことを何度も何度も繰り返して手を付けて無かったことにしたいと思ったり、取り返しのつかないことをしてしまったと後悔したり、自分をイタズラに苦しめているという行為を「自ら」しています。
そういう暴れまわる「わたくし」を黙らせるのが仏道です。
その暴走する「わたくし」はあなたの自己責任です。
しっかり向き合って、今後自分のエゴに苦しまない生き方をする機縁を授かったのと思いましょう。
日本には沢山の宗教がありますが、宗教心を持つ人は稀です。
宗教は自分のエゴに苦しまされた人が、より高い人間性を身に着けるように志す道でもあります。あなたの宗教心が高まり、さらに高い人間性を求める道を歩むこと、実践することで自ずから道は開かれましょう。
「仏道をならうというは自己をならうなり」道元
ショックを受けたのはお互い様です。
好きな女性に自分の欠点を言われ、あなたはショックを受けましたが、また、彼女もあなたのその態度にショックを受けてそのような発言をしたと思います。でも、男は武勇伝を語るものですから、あなたが特別最低という訳でもありませんよ。私もそうだし、他の僧侶もそのようなことを気付かないうちに言っていることもありますよ。このように回答するのも見方によっては見下しているように感じるかもしれませんね。
あなたがこれだけ反省しているのだから、意識して直せばいつかは付いてきます。 ただ、彼女との縁りを無理に戻そうとしないことです。それは辞めて下さいね。自然に挨拶だけしていればいいのです。
私は自分の弱いところも素直に曝け出します。落語の『明烏』のように自分に素直だった若旦那が意中の女性をゲットする話も残っております。素直になることからはじめては如何でしょうか?
質問者からのお礼
丹下 覚元さま
ご回答ありがとうございます。
今日の今から新たに行動することで変われる、過去の評価も変わるというメッセージ、温かいエールのように感じました。
自分本位な生き方というのはなかなか捨てることは難しそうですが、自分本位な「好き」という気持ちは意識して捨ててしまいたいと思います。
ただ、「自分本位」という在り方は人が生きていくうえでは切り離せないものなんじゃないか、と考えているため、今は、「わたくし」を捨てきれない中で周囲の人を思いやるという気持ちの割合を増やせるよう努めていきたいです。
今後は、このたびいただいた回答を事あるごとに読み返し、己を見つめなおす鏡としたいと思います。
ありがとうございました。
大鐵さま
ご回答ありがとうございます。
相手の女性もショックを受けていたという視点に今まで気がつかなかった為、目から鱗が落ちました。
感情が絡むことであるためか、つい視野が狭まってしまいますね。
彼女が私の態度にショックを受けたということは、それまで私のことを大切に思っていてくれたということ、だと気がつきました。そのことだけで今は十分だと思うようにし、それを糧に前向きに生きていこうと思います。
大鐵さまにアドバイスをいただいたとおり、今後は素直にありのままをさらけ出せるように生きたいです。
(私にとっての「自然体」「素直な姿」というのが、どのような姿であったか、己の内面を見つめなおして、それを見極めることから始めようと思います。)
アドバイスありがとうございました。