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義母との関係が良くないです。わたしが悪いのでしょうか。

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有り難し有り難し 18

父が一昨年3月に結婚し、去年10月に妹が生まれました。
義母とは結婚前に数回会ったきりで、妹には未だ会ったことがありません。

どうやら とても嫉妬深い義母で、わたしを見ると父の前妻 つまりわたしの実母のことを考えてしまって辛い という理由で避けていて、わたしの存在はあまり考えたくないようです。

お盆や年末年始に父の実家に帰省する時もわざわざわたしに予定を聞き日程をズラしてきていて、父とたまに飲みに行くのですが それも知られると面倒だからと言って内緒にしているそうです。

しかし一人暮らしをしているわたしにとっては父との時間をできるだけ多く持ちたいし楽しみにもしています。
数少ない父との時間を取り上げられて再婚当初は喜んでいたわたしも 義母への不満がつのっていき、さらには会ったことのない妹にまで嫉妬してしまいます。
20歳にもなってこんなことを思ってしまう自分が恥ずかしいし嫌いです。

わたしが我慢して義母が柔らかくなるのを待つしかないのかな、と頭では考えるのですが

いい年した大人の義母をなんでわたしが待たなければいけないんだ
そうやっている間も父との残り時間が削られていくのに
わたしの存在がないかのように生活したければ子持ちじゃない人と結婚すればよかったのに
とまたどんどん醜い思いに囚われてしまいます。

妹とも会ってみたいし一緒に遊びたいし仲良くなりたいです。
義母とも仲良しこよしは難しくても良い関係になりたいです。
4人で笑って過ごせたら1番いいのにと思う毎日です。

わたしはどうしたらいいんですか


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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

責任の所在は考えない方がいい

誰が悪い。先に言ったから向こうが悪い。など、責任がどこにあるのかはっきりさせたがる世の中です。しかし、責任なんてものは頭の中で作り上げたものに過ぎません。そんなことを考えるより、今のあなたの有り様を受け入れることでしょう。人を変えよう、義母さまを変えよう。変わるのを待とう。そんなことは、人のこと。お父様にもお父様の人生があり、そこに幸せを見出そうとしたわけです。あなたは、受け入れてもらえないように感じ、寂しいのだと思います。
しかし、あなたも家庭を持てば親からも自立し。子供を守ろうとする母となるわけです。そこにもしかするとお父様は寂しさを感じるかもしれません。嬉しいかもしれません。
親子であっても自立して存在しています。自分のものではありません。
あなたは今の状況をありのままにうけいれる、そして、あなたの人生を生きてください。

誰が悪いわけでもない。お父様の幸せを願い、あなたもあなたの幸せの道に進みましょう。

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個別相談可能
禅宗 曹洞宗 僧侶。神奈川県西部円通寺住職。小学校教師。 悩みを吐き出す事で、ちょっと楽になれます。悩みの根本に気づき、明るく爽やかに生きていきたいですよね。 私自身、禅との出会いにより救われた一人です。皆様に少しでもお伝え出来たらと思います。 人は自分の都合を立てて物事に向き合うところがあります。私の回答も期待していたものと違うことがあるかもしれません。その時に素直に聞けるか、回答の内容を否定的に聞くかで救われるかどうかが変わります。疑問は出てくると思います。その時はご相談ください。
ご相談時間は不定期なので、いくつかご都合を教えてください。 ◆小学校教員もしています。子供、家族、ご自身のことお話をお聞きします。 ◆禅のおかげで私も救われました。禅の教えを基に「思い通りにしたい」という自分の都合や価値観から生まれた思い込みをほぐしていくお手伝いをします。 ◆仏教は人生を豊かにしてくれることを感じてくだされば嬉しく思います。

私のお父さんは永遠に私のお父さん

あなたはこれっぽっちも悪くアラジンです。
パピー(父)とあってる時には、思いっきり遠慮なく会って甘えなチャイな。それはあなたの特権でちゅ。
でもネックは、その嫉妬深いギリボン(義理母)ですね。(´-ω-`)ギリボンはきっと自分に自信がないのでしょう。だからギリボンをジョーブツさせるには今度パプ(父)にあった時にそのGRボンバー(義母)の自信を埋めてあげる為にも「もっとギリボンを愛してあげなよ」伝えてあげるだっちゃよ。パプはあなたに遠慮しているのでしょう。パピーには「娘のよりお前の事を愛してる」ってことを嘘でも10回いう事を伝えるアルよろし。
そうすればGRボンビーの嫉妬霊の呪縛は解けてジョーブツだっちゃ。
でもそれを言うのは、オラがGRボンブーの嫉妬なしに安心してパプ(父)と会いたいからだっちゃって、伝えるズラ。
もちろんアナタもパプのこと超アイシテルって伝えるアルヨ。
本当は寂しいし嫉妬もあるってことは一声付け加えてやんのよ。
そーすればパプ(お父ちゃん)もあなたに遠慮しているところがあるっぺっから第二夫人への愛情注ぎが娘から公式に公認OKされたのでダムが決壊してGRボンベーの呪縛は解けてランキング一位に返り咲いてGRBもジョーブツしてムチュムチュだっぺ。寂しいと思うかもしんねえけんど父親の娘への愛には絶対にかなわねーから大丈夫ズラ。アナタも結果的にお父ちゃんと堂々と会えるからWIN・WINで結果オーライ。
血のつながったアナタにはGRBは絶対勝てっこねーのよ。お父ちゃんも本当はアナタのことを愛しているけんど、ギリボン怒らすと後がメンドク星に行かなきゃいけねーもんだから距離を置いてるズラよ。そういう意味ではある意味GRBもかわいそうだっちゃ。同情してやるっぺよ。とにかく、一度、自分はパプのことは大好きだけど、それでも今後みんながウマくいくためにもお父ちゃんにギリボンの事をもっと好きになってくれていいんだよっちゅう娘からの公認OKを出したるのが一番ええっぺな。一応は、徐々に大人になりゆく中でお父ちゃんに対する愛情、気持ちばずっと伝えていくことは怠っちゃいけねえズラ。本音こそ真実ズラ。

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お悩み相談08020659278
今月の法話 文殊の剣 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞(本文より) 「大丈夫、慧の剣を取る。」 大いなる菩薩や老師は智慧の剣を取って、人の迷いの見解を断ち切り真実の姿をみせてくださいます。 智慧の剣とは人間の自我、我見の無いこころからなる、無垢で清らかなる「事実の様子」「本来の様相」を見極める力ともいえましょう。 それこそが智慧の剣なのです。 文殊とは自己を鎮め得た者の姿。 人間の内なる思慮分別の猛獣を修め得て、その上に鎮座する姿。 事実を事実のとおりに見るということは、余分なものがないということです。 そこに現れる余分な見解というものを断ち切った姿。 そもそも、もともと一切の事象、事実というものには余分なものはありません。 とは言えども、それでも人は人の習癖・習慣的に物事に思いをつけたす。 いまや「写真で一言」という要らぬ添え物をするバラエティ文化もあるぐらいですから、ものを本当にそのままに受け取るということをしない。 文殊様の持つ剣、智慧の剣というものは、そういう人間の考えを断ち切る働きを象徴したものです。 その文殊の剣とはなにか? お見せしましょう。 いま、そこで、みているもの、きこえていること。 たとえ文字文言を観るにしても、そのものとして映し出されているという姿がありましょう。 文字として見えているだけで意味を持たせてもいない、読み取ってもいないままの、ただの文字の羅列のような景色としてみている時には、文字であっても意味が生じません。 本当にみるということはそこに安住しています。他方に向かわない。蛇足ごとが起こらない。 見届けるという言葉の方が適しているかもしれませんね。 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞それはものの方を見るというよりはそれを見ている己を見つめる姿ともいえましょう。 そういうご自身のハタラキ・功徳に気づく眼を持つことです。 あなたの手にはすでに文殊の剣がありますよ。用いることがないのはもったいないことですね。

思いを伝えていきましょう。

きんぴらさん
あなたは悪くありません
義母があなたを避けていて

義母への不満を持ち
妹へ嫉妬しまう

そしてきんぴらさんは
そういう自分を
恥ずかしい、嫌い、醜い思いに囚われていると
悩まれている

今きんぴらさんには
そうならざるを得ない状況が
起きているのではないでしょうか。

不満をもって当然ではないかと思います。

ただ結婚して、前妻との間に
成人した子供がいるというのは
義母にとっても複雑な感情を抱かざるを得ない
のかも知れません。

義母が悪い
そういう人と結婚した父が悪いという
ことでもないのでしょう。

きんぴらさんの
以下の思い

“妹とも会ってみたいし一緒に遊びたいし仲良くなりたいです。
義母とも仲良しこよしは難しくても良い関係になりたいです。
4人で笑って過ごせたら1番いいのにと思う毎日です。“

をどういう形かで
お父様と義母に伝えていくことではないかと思います。

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質問者からのお礼

お三方それぞれの回答 とてもありがたく思いました。最近 自分自身のことでいっぱいいっぱいになったからか、以前ほど家族間の事を思い詰めなくなりました。うまく言葉には出来ないのですが今でも皆様の回答を読み返し しっくり響いてくる時があります。お礼が遅れてしまいましたが 本当にありがとうございました。

先月、飼い猫の事で父、義母、義妹に会う機会があり、4人で鍋を囲み団らんすることが出来ました。
質問した当時ギスギスしていたのが嘘のように和気あいあいと過ごせてとても安心致しました。
回答いただいた皆様、改めて ありがとうございました。

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