hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

ストレス対処法と楽しい話

回答数回答 3
有り難し有り難し 16

お坊さんのストレス対処法ってどんな事をしていますか?

おもしろい事はありますか?
好きなテレビ番組や好きなお菓子や食べもの
等。


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

ストレスにしない方法もあるよ(^<^)

面白い話があります。
ストレスというのはものごとを観念的に眺めた時の様子です。
ダイレクトに自分の都合を交えずにその通りに見ている時は、それがただそうあるだけなので別に何のストレスもうまれません。
暑くても渋滞でも混雑でもストレスにならない時ってあるでしょう。
忙しくてもストレスにならない時があるでしょう。
人間関係もストレスにならない関係があるでしょう。
外の方に問題があるのではなく、自分の心がよく安定しているからです。
物事を観る目が観念的でないからです。
問題にする人は何でもかんでもすぐにストレス化します。
職場ストレス、家事ストレス、夫ストレス、妻ストレス、親ストレス、通勤ストレス、接待ストレス、育児ストレス。
確かに実際に相手がハラスメントするような人であればあると思います。
ストレスの正体ってみんなこれ知らないんですけど、厳密には「ストレス化」させているのです。
ストレス化とは、つまり問題化する、問題視する、特別な事として取り上げる、自分の中で反発が生じている状態です。
ストレスが生まれているのは外ではないのです。
絶対に自分の心の中だけにしか起こらないのです。
それが分かれば仏教が面白くなります。
多くの人は仏教を外の学問だと思っている。
自分のストレス発生工場は自分の心ん中にしかないのだとあなたは知った。
もし、今後ストレスが生まれた時は、あなたのどこでストレスが発生しているかをもう一度確認してみてください。
絶対に、あなた以外のどこにもない。
バスの運転手が渋滞でイライラしているからって同乗者のみなも同じようにストレスを感じるでしょうか?いいえ。
ストレスを感じるのは、主体者、ご本人様だけなのです。
つまりストレスは無くせるって話でっせ?面白いと思わんかね? (^<^)

{{count}}
有り難し
おきもち

お悩み相談08020659278
今月の法話 文殊の剣 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞(本文より) 「大丈夫、慧の剣を取る。」 大いなる菩薩や老師は智慧の剣を取って、人の迷いの見解を断ち切り真実の姿をみせてくださいます。 智慧の剣とは人間の自我、我見の無いこころからなる、無垢で清らかなる「事実の様子」「本来の様相」を見極める力ともいえましょう。 それこそが智慧の剣なのです。 文殊とは自己を鎮め得た者の姿。 人間の内なる思慮分別の猛獣を修め得て、その上に鎮座する姿。 事実を事実のとおりに見るということは、余分なものがないということです。 そこに現れる余分な見解というものを断ち切った姿。 そもそも、もともと一切の事象、事実というものには余分なものはありません。 とは言えども、それでも人は人の習癖・習慣的に物事に思いをつけたす。 いまや「写真で一言」という要らぬ添え物をするバラエティ文化もあるぐらいですから、ものを本当にそのままに受け取るということをしない。 文殊様の持つ剣、智慧の剣というものは、そういう人間の考えを断ち切る働きを象徴したものです。 その文殊の剣とはなにか? お見せしましょう。 いま、そこで、みているもの、きこえていること。 たとえ文字文言を観るにしても、そのものとして映し出されているという姿がありましょう。 文字として見えているだけで意味を持たせてもいない、読み取ってもいないままの、ただの文字の羅列のような景色としてみている時には、文字であっても意味が生じません。 本当にみるということはそこに安住しています。他方に向かわない。蛇足ごとが起こらない。 見届けるという言葉の方が適しているかもしれませんね。 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞それはものの方を見るというよりはそれを見ている己を見つめる姿ともいえましょう。 そういうご自身のハタラキ・功徳に気づく眼を持つことです。 あなたの手にはすでに文殊の剣がありますよ。用いることがないのはもったいないことですね。

お坊さんも皆さんと同じではないでしょうか

お坊さんの生活は、あまり皆さんと変わらないと思います。
そして、人によって趣味も違いますので、ストレス解消法も違うでしょう。

私の場合は、最近はあまり行きませんが、海に遊びに行くこと、や子供や妻とお出かけしたり
外食したりします。何より子供たちと遊ぶのが楽しいですね。
公園を散歩したりもします。

テレビは最近はうるさく感じるようになってしまったので、あんまり見ません。気になるものを録画して観るぐらい。

そんな特別ではないですよ。たぶん。

{{count}}
有り難し
おきもち

個別相談可能
禅宗 曹洞宗 僧侶。神奈川県西部円通寺住職。小学校教師。 悩みを吐き出す事で、ちょっと楽になれます。悩みの根本に気づき、明るく爽やかに生きていきたいですよね。 私自身、禅との出会いにより救われた一人です。皆様に少しでもお伝え出来たらと思います。 人は自分の都合を立てて物事に向き合うところがあります。私の回答も期待していたものと違うことがあるかもしれません。その時に素直に聞けるか、回答の内容を否定的に聞くかで救われるかどうかが変わります。疑問は出てくると思います。その時はご相談ください。
ご相談時間は不定期なので、いくつかご都合を教えてください。 ◆小学校教員もしています。子供、家族、ご自身のことお話をお聞きします。 ◆禅のおかげで私も救われました。禅の教えを基に「思い通りにしたい」という自分の都合や価値観から生まれた思い込みをほぐしていくお手伝いをします。 ◆仏教は人生を豊かにしてくれることを感じてくだされば嬉しく思います。

ツムツム(tsumtsum)です。

 現在、レベル80位です。しかも、LINEをやっていないので、機種変更も友達を呼ぶこともできません(病んでる?)。
 あとは、この間ライブに行った「ロックバンドおかん」です。若さ爆発で微笑ましいほどですが、今時の音楽シーンに欠けているものがあると思います。
 あーあと、オープンカーですね(ドン引き)。もう8年目になりますか、オープンにして走るとストレスが空へ解けて(溶けて)いく…という実感があります。ジェットコースターに通じる所がありますね。
 いずれにせよ、坊さんもストレスに晒されているという意味では同じでしょうか。安心?がっかり?分かりませんが、「自分がストレスに感じていること(あるいは、その解消法)」をネタに話せるのは、坊さんの強みかも知れませんね。

{{count}}
有り難し
おきもち

一般大学(一般的でもないが…)から大正大学の史学コースへ。そののちお寺。坊さんに限らず、二足のわらじを履くことで、話に幅が出るはずだと考えて、はき続けています。子育てとか家族論とか考えつつ、でも仏教って個人のものだなぁと感じたりします。

質問者からのお礼

ありがとうございますm(__)m
とても平和な解答をありがとうございます。
ほのぼのしました。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ