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LEOちゃんへ。

回答数回答 1
有り難し有り難し 15

(編集部より、こちらは質問ではないのでいずれ削除する可能性があります。)

本来なら、自分の質問を書かないといけないのに。すいません。でも、発達障害を持つ子供の親として、どうしても伝えたいのです。LEOちゃん。おばちゃんは軽度のアスペルガー症候群の女の子の母親です。あなたのお母さんの気持ちを、おばちゃんの解る範囲でお話します。
あなたのお母さんは、もうボロボロなんですよ。ADHDやアスペルガーなど、発達障害と言われる能力の偏りが知られる様になったのは、ここ20年ぐらいの事。早期診断や、療育が子供達に本格的に施される様になったのはここ10年です。つまり、ほとんどの教育者や親御さんは、発達障害というものを知らず、また理解もしていない。そんな環境で、お母さんはあなたを育ててきたのです。
ADHDは自分の心にわきあがる衝動をコントロールするのが得意ではありません。注意力も散漫になりやすく、記憶のキャパも小さいので、すぐ忘れてしまいます。時間の感覚も独特で、遅刻の常習犯になりやすいのです。かたずけも苦手。心当たりはありますか?
今でも誤解されやすいこの性質。女の子としては致命的です。だらしないとレッテルを貼られやすく、その多くは「お母さんのしつけが悪いせい」と周囲から非難されるのです。
「LEOちゃん、もうちょっと厳しくしつけた方がいいんじゃないの?」「やっぱり親のしつけがさー」「お母さん、もっと頑張んなさいよ。」等など。
LEOちゃんのお母さんは、学校の先生や、ママ友軍団の心ない言葉の暴力をさんざん浴びせられ、サンドバックの様にされたと思います。
あなたに優しくできないのは、それだけ傷ついているのではないでしょうか。そんなお母さんにADHDを理解しろと言っても心がついて来ないでしょう。
でも、今は発達障害支援センターや療育機関が行政やNPOによって作られています。ネットにも同じ悩みを抱えている発達障害者を支援するサイトがあります。まず、そこで専門家に支援を求めましょう。
今、あなたに必要なのは、あなたをわかってくれる人達にたどり着くことです。専門家、当事者、家族。あなたを受け入れてくれる所で、日常生活に困らなくなる様々な工夫を教えてもらいましょう!あのモデルの栗原類君も発達障害です。そうでない人達とうまくやっていく方法は必ずありますし、就職だってできるのです。
あなたは成人しているので、自分で動けるはず。一刻も早く支援センターに連絡して!頑張れ!


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

ありがとうございます 追記

こちらの問答の方ですね?

https://hasunoha.jp/questions/18305

回答からご本人にお伝えしてみます。
あなたのお気持ちが届くといいですね。

追記です。
読んでくださったようですよ。
以下いただいた「お礼」をコピペしておきます。

あつこ様
私の話を読み、意見を述べてくれたこと、
とても嬉しく思います。
私は現在大学を出て、無事就職も出来ました。
おっしゃる通り、私は人よりも言われたことを忘れやすく、また、片付けも苦手です。
しかし、周りに恵まれ、友人や先生方に支えられ、母親にも多く手助けしてもらい、
外の世界でそれ程嫌な思いもすること無く、現在過ごしています。
ただ、母親の気持ちがあるように、子供には子供の気持ちがあります。
支えられていたことを理解していても、心で納得が出来ないことも多くあります。
世話になったからと言って、何でも許せる人間なんて居ないと思うのです。
支援が欲しいのではなく、
「人の話を聞いてほしい」
「決めつけて怒らないで欲しい」
それだけなんです。
私は現在、1番私を差別する人は母親だと、感じてしまうのです。

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有り難し
おきもち

・曹洞宗/静岡県/50代 平成27年鳳林寺住職。平成28年hasunoh...
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質問者からのお礼

悩みごとを聞いていただき、その上このような我が儘まで叶えていただき感謝の言葉もありません。
ルール違反なのは重々承知しております。ハスノハは伝言板ではないので、もう、このようなことはしないつもりです。

昨日、発達障害についてNHKで特集を組んでくださいましたね。世の中にはいろいろな人達が居て、100人の人がいれば、100通りの困難があります。健常者、障害者問わず、です。
LEOちゃんをはじめ、発達障害の診断を受けた人々の中には「どうせ、障害者のラベルを貼られるだけ。障害者として差別されるぐらいなら、支援センターにも行きたくないし、サイトも利用したくない。」という人々が沢山います。
私は発達障害が「劣った人々」とは全く思っておりません。ただ、人生という困難なロールプレイングゲームに打ち勝つには少ない装備で生まれてきた「勇者」だと思っています。
何の療育も、理解者の支援も受けず、生きていくのは「こんぼう1本」でラスボスに挑むようなもの。勝てるわけがない。
だから、同じような困難を持つ人々やその家族、専門家が、タッグを組んで、「工夫する」という装備を身につけるのです。
世の中には発達障害の困難を解決する便利グッズが沢山ありますよ。スマホアプリ、日々便利になるコンビニ。100円ショップのグッズさえ活用できます。でも、自分で考えつくのは難しい。だったら、教えてもらおう!情報交換しよう!
自分ができないと思っていたことが、工夫してできるようになる。生活の難しさを解決していく。そして己を知る。自分は何が出来て、何が苦手か。そしてできることをガンガン伸ばす。
できることで誰かの役に立てれば、できないことは他の人々が手伝ってくれます。ただ、自分というものを知らなければ、助けを求めることもできません。良いところを伸ばして誰かの役に立つ事もできません。
役に立つ人間には、周りも寛大になります。ちょっとヘマをしても、「もう、天然ちゃんなんだから。でも、この仕事で助かったから、まあいいか。」となる。
得意分野を一個持っているお母さんたちの助け合いに似てますね。料理上手のママ、筆まめ達筆のママ、裁縫上手のママが集まって、幼稚園の入園準備をする。達筆ママが道具に名前を書き、裁縫上手ママがトートバッグを作り、料理上手ママが晩御飯のおかずを作って、みんながタッパーに詰めて解散、みたいな。
そういう工夫で、人生を自力で渡っていけるようにする。
発達障害者は家族の中でも孤立しやすいです。なぜなら、障害者のやった失敗や問題行動で、恥をかかされたり、傷ついたりした場合、傷ついた家族同士で共感しあい、障害者を悪者にしてしまう傾向があるのです。家族が発達障害から逃げず、向き合う勇気が必要なのに、今まで傷つけられた事が恨みになり、関係がよじれてしまうのです。
信頼できる「理解者(パーティー)」を見つけ、「工夫」という名の盾、「得意分野」という剣をもち、「劣等感」というラスボスに打ち勝ってください。

LEOちゃんへ。
お返事ありがとうございました。ごめんね。おばちゃん、おせっかいだから。つい暴走して。

女の怒りはポイント制なんだよ。降り積もるの。30年前の怒りで熟年離婚なんて、平気でやっちゃう。それが女の執念深いところでもある。
だから、「ADHD」とか、家の中で禁句にしちゃえ。お母さんのなかにバイアスができてるよ。娘の失敗=発達障害のせい という歪んだバイアスが。君はもう十分克服してるじゃない。なのにね。

このバイアスは完全には取り除けないかもしれない。もし、私と娘がこういう関係になったら、巣立ちの時期として捉え、一人暮らしさせるかな。お互いがお互いを自立した個人として見ないと、なかなか難しい。
家族に対する暴言はただの甘えなんです。

いろんな家族の事情があるでしょうから、役立つ話ができなくて、ごめんね。

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