自閉症疑いのある娘の子育て
以前もこちらで質問させて頂きました。
また長文、乱文になってしまうかもしれませんが温かい目で読んで頂けると助かります。
現在2歳半になる双子の娘がおります。
2人とも自閉症の疑いが有り(私はほぼ黒だと思っております)、療育施設で言語や心理など四つの分野の評価をして頂いているところであり、評価が終わったのちに診断が付き、療育方針?が決定されるとの事です。
1才になったばかりぐらいの時は「もしかして…」と思う節はあれど「まさかうちの子が」となかなか療育に踏み切れず、また障がいがあるかもしれないという現実を受け入れられず夜な夜な泣いていました。
ですが2歳になる少し前ぐらいのころから、もう目を背けられなくなってきたというか、認めざるを得なくなったというか、明らかに自閉症に当てはまる、定型発達のお子さんと比べて明らかな違いを目の当たりにし、自然と受容できるようになりました。
今まで何を恐れていたんだろう、障がいがあっても無くても我が子は我が子。
愛情に変化がある訳でもないし可愛くて仕方ない。
この子達の為に今出来ることをやらなくちゃ!と、現在に至ります。
もう診断のつく覚悟は出来ています。
療育やこの子達の為に出来ることを頑張ろうと心に決めました。
ですが最近拭いきれない不安が出てきてしまいました。
世間の目です。
こんなに可愛い我が子が偏見や差別を受けるかもしれない、と思うと胸が張り裂けそうになり、想像しただけで涙が出ます。
我が子に吹き付ける向かい風は私が前に立って受け止める、という覚悟はしたはずなのに、いざ診断が近づいてくると将来が不安になってきてしまいました。
いじめやからかいはやっぱりあるのかもしれないと思うともう外にも出してあげたくなくなるような…そんな思いです。
そういう訳にはいかないことは分かっているのですが…
覚悟した気持ちを強く持ち続けるにはどうしたら良いでしょうか。
1度は覚悟したものの障がいの現実味を帯びてきて不安が募ってしまうのは私の子供への愛情が足りないからなのでしょうか。
私はなんと言われても構わないのです。
後ろ指さされようと批判されようと構わないのです。
ですが子供たちがそうされてしまったらと考えると想像しただけで涙が出てしまうのです。
質問とはズレてしまうのですが、こんな弱い母親に喝を入れて下さい。
乱文失礼致しました。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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私の息子はダウン症
自閉スペクトラムとはまた違いますが、私の息子(末っ子)はダウン症で重度の知的障害があります。
生まれたその日にお医者さんから宣告されたのですが、ダウン症そのものをよく知らなかったので、その日の晩にネットで調べて、PCの前で泣き崩れた覚えがあります。
でもね、泣いたのはその日だけでした。
末っ子は現在10歳、毎日元気に支援学校に通っていますが、未だに言葉を話すことが無く、オムツも外せません、ちょっとでかい赤ちゃんみたいな感じwなので、学校でも家庭でもアイドル的な存在になっております。
「障害は不便だけれど不幸ではない」と誰かが言っていましたが、本当にその通りで、彼が生まれてくれたからこその出会いもあったし、世界も広がりました。
心配してもしかたがないですよ、決して悪いことばかりでは無いです。
どんどん外に出て、同じ子を持つ先輩ママにアドバイスを頂きましょう、きっと勇気をくれるはず。
元気出していきましょ(^-^)b
くれぐれも一人で抱え込まずに
あい様
川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。
ご不安なお気持ち・・誠にごもっともなことでございます。どうか、お一人で頑張ろうと、気負われて無理なさられずに、周りをもっと頼られて下さいませ。
以前に、心の病を抱えられておられる方々が自立や就労を目指して働く施設の運営に携わらせて頂いた際に、統合失調症や自閉症についても学ばせて頂ける機会があり、また、その後も機縁がございまして色々と学ばせて頂いております。
その学びの中におけることですが、自閉症に関しましては、障害として、「障害=治らないもの」的なイメージがまだまだ強くあって、日本においては、療育が中心としてございますが、アメリカでは、療育と共に、分子栄養学的治療が発展して、並行して治療も進められており、脳神経機能やメチレーション機能のバランスを調えてあげることで、改善が見込めることもあるようです。
ただ、治療においては、その人それぞれにおいて、その機能のアンバランスさも異なってしまっているため、一概に、「これをしたから必ず改善する」とも言えないようでございます。
その子に応じた適切な治療のためには、やはり、医師の指導・監督の下にて進めないといけないようですが、日本にも幾人かそのアメリカの治療法を導入されている医師がおられますので、もし関心がございましたら、今後のご参考にお調べ頂けましたらと存じます。
何よりも、お子様の笑顔、そして、お母さんの笑顔が一番大切。先々のことよりも、今の笑顔、一つ一つをどうか大切になさられて下さいませ。
くれぐれも一人で抱え込まずに、周りをもっと頼られて下さいね。
川口英俊 合掌