感情をコントロールするにはどうしたら良いでしょうか
嫌なことを忘れることができません。
私は気分の上がり下がりが激しい性質で、調子のよい時には嫌なことや苦しいことも表面上笑って受け流すことができます。その時は大した事がないと本気で考えています。
しかし、決して忘れているわけではなく、心の中に溜めておいているようで、気分の下がっている時に不満や悲しみ、怒りとして爆発してしまいます。
嫌なことは大体が自分への攻撃として受け取っており、「自分は駄目な奴だ」「他人は私を疎んでいる」「出来が悪いから努力が足りないのだ」「他人はもっとできているのに私が出来ないから馬鹿にされているのだ」と思い、涙が止まらなくなり、虚脱状態に陥ることもしばしばです。
内容としては「他人の奥さんはきちんと家事ができている」「末っ子はわがままで長子に迷惑をかけているのだから末っ子育ちのあなたもちゃんと気をつけないと駄目」「他人への感謝の気持ちをもっと持ちなさい」「他のお母さんは掛け持ちしてでも働いているのに、自分の夫の仕事の手伝いだけなんて楽でいいわね」「もっと積極的に人と関わりなさい」「女なのにどうして裁縫がそんなに下手なの?」といった細々したことなんです。
元来、自分に自信はありません。他人の方がすばらしく思えます。
主人は私に対して上記のような不満は持っていないと言っているのが救いではあるのですが、自分の感情がコントロールできずに困っているのです。どうしてもポジティブになれません。
感情の起伏をあまり大きくせずに、穏やかに、人を羨むことも妬むこともなく、謙虚に生きることが美徳だとは思います。
自分の短所をきちんと改善しつつ、感情的にならないようにするのにはどうしたら良いのでしょうか。
怒りっぽく、かつ悲観主義 常に怠けたいと考えている 嫉妬心が強い割に向上心が低い
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
あなたはあなたにできることを精一杯やればいいのですよ。
鳥に海の中を泳げといっても、魚に空を飛べといっても、無理がありますよね。(なかにはできるのもありますが)
人間も同じです。
それぞれできることとできないこと、得意なことと苦手なことがあります。
ですから、あなたはあなたにできることを精一杯やればいいのですよ。
何も恥じることはありません。
他の生物や他人と比べることに何も意味はありません。
自分が今やっていることに集中しましょう。
できることに集中して取り組めば、そこに自信も生まれてくると思いますよ。
評価しないと良いでしょう
感情がコントロールできない時
私たちの脳内で何が起きているのでしょう?この時私たちは出来ない自分やよく出来る他人を評価してそれを受け入れられない状態でいます。いわゆる現実の受容ができない状態です。つまり評価すればするほど怒りの原因を作ることになります。
そうしますと何が悪いのかと悪者探しになっちゃうでしょ?これを愚痴と言います。
自分に出来る事に限界があり、他人がよく出来る事ように見えるのは当たり前の事
自分が出来るようになりたいのであればその為にとにかく真似したり、トライしてその事に努める事です。
自分の行動が中途半端だと愚痴になって怒りや悲しみにとらわれちゃう。
それで出来ないなら仕方が無いと諦める事です、なぜならそれが貴女の自身の性分なのです。それを評価しない事です。
質問者からのお礼
聖章様、丸山晃俊様、ご回答ありがとうございます。
ご回答いただきました内容を熟読いたしまして「自分のすべきことを疎かにして、他人の芝生ばかり見ている」ということは理解することができました。
相談して私の内面として思ったことには、私は誉められたかったのだと気づかされました。自己評価の低さは、他人からの評価をうまく得られない自分の浅ましさですね。「自分が悪い」と強く思うことは「自分は決して悪くないはずだ」という願望の裏返しとも思います。
自分の事実だけ考えてみますと、やるべきことも超えないといけないことも多々あります。
欲張らずにひとつひとつクリアしていこうと思います。
怒らないようにそれが半端にならないよう気を配りたく存じます。
最後に重ねて御礼申し上げます。
誠にありがとうございます。