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卒論の研究が憂鬱です

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卒業論文に取り組んでいる大学4年生です。卒論研究に取り組むことがつらく、悩んでいます。

始める前はやる気があったのですが、実際始まってみるととてもやる気になれず、やるべきことをさぼってしまうことがたびたびあります。さぼってしまうと自己嫌悪に陥りますが、それでもやる気は出ず、憂鬱な日々を送っています。

自分で考えてみた結果、問題点はいくつかにしぼられました。

まず、研究そのものが嫌だということ。これは、私の研究が不特定多数の人へのインタビューに基づくものだということが原因だと思います。初対面の人に自分から話しかけ、質問をするというのは予想以上にストレスで、やりたくないなあ、という気持ちになってしまいます。

次に、勇気を出して話しかけているにも関わらず、なかなか思うような結果に繋がらない、ということもストレスになっていると思います。

最後に、他人からの評価を私が気にしすぎているということがあると思います。指導教員にどう思われているのだろう?見放されていないだろうか?などと考えてしまい、さらに不安が募ります。

なかなか研究が進まず、毎日が憂鬱で、息抜きにと思って遊んでいても、こんなことをしている場合だろうか?と考えてしまいます。

また、現時点で大学院進学を考えているのですが、この調子ではあと2年も研究をやっていくのはつらいと思われるので、就職すべきなのだろうか、とも考えています。
しかし、就職するとなると今からでは遅く、1年留年することが前提となってきます。留年したい旨を親に伝えるのもなかなか勇気がいるため、悩んでおります。

長々と失礼いたしました。質問をまとめますと、
憂鬱な気分を払拭して研究に取り組むにはどうすればよいのでしょうか?
また、
この先進学か就職か、どちらを選ぶべきなのでしょうか?
ということです。

どうかよろしくお願いいたします。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

拙い経験ですが、苦しむことが成長に繋がることもあります。

 私の昔の拙い経験ですので、参考になるかどうかわかりませんが、ちょっと述べさせていただきます。質問文から推測しますと、社会学系統の卒論のようですね。私が学んだ仏教学部の場合仏教学や宗教学に関する論文でしたので、参考になるかどうかわかりませんが・

 学部の時、諸宗教の他界観念に関する論文を試みました。正直言って、このテーマを選んだことを後悔しました。正直、学部の学生が取り組むには無謀だったかもしれません。何故なら、この当時このテーマに関する研究論文は少なく参考文献もあまり無く、到底納得出来る内容ではありませんでした。論文の出来には不満でしたが、難しいテーマに取組んだことは無駄では無かったと思ってます。檀家さんの葬儀法事を勤める上で、歴史の中で人々は死後の世界をどのように考えてきたかということについて或る程度の認識を持つことが出来たつもりです。現在の住職としての仕事にもちょっとは役立っていると思います。

 大学院の時は、山岳信仰についての修士論文を書きました。これも先行研究が少なく、苦労しました。信仰史を整理する上での基本書が無いので、市町村史、郷土史、地誌、紀行文を漁って辛うじて解明できた部分がありました。いろいろが文献から情報を得て、それらが繋がって論文の骨子となるまでは不安感と徒労感の日々でした。
 信仰史研究と同時に、其の山岳信仰の現状を把握するために、信仰に関わる社寺や講中を尋ねました。民俗調査の手法やテクニック的には反省点が多々あります。しかし、「とにかく聞いてみなければわからない。」という使命感を持って聞いて回りました。その結果、少しずつ全体像が見えてきました。

 ねこさんも場合、今もただ苦しいだけかもしれません。まったく視界の開けない霧の中を歩いているような気分かもしれません。一生懸命に文献をあたり、フィールドワークに励んだりしても、期待した成果が出るとは限りません。納得のいく論文となる保証はないでしょう。でも、必死になってフィールドワークを行えば、行ったという事実が卒業論文の骨子にはきっとなりますよ。あと数か月は有るんですから、必死になって取り組めば、少しずつでも視界は広がっていきます。逃げないことです。自分を信じて、進んでみましょう。

 

 

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 目の前の方の悩みや気持ちをしっかりと受け留め、心を開いてもらうように努め...
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今のあなたは何をすべき?

「やりたい」気持ちに正直に、やりたいことをやってください。
「やりたい」と感じられる対象が無ければ、「やらなければいけない」ことをやってください。
そのどちらも無ければ、いつか来るその時のために勉強をしておきましょう。

事の優先順位や取捨選択を上記のように決定していって何とかなるのも今のうちだけです。
社会的責任が増えてくる将来のあなたには、これが以下のように変わってしまうのですよ。

とにかく「やらなければいけない」ことを最優先にやってください。
勉強は必ずしましょう。「時間が無くてできなかった」等は全て言い訳です。
これら以外でまだ時間が取れそうなら、「やりたい」ことをやってください。

さあ、今のあなたにしかできない時間の使い方があるはずですよ。
お金と時間は大切にね!

※補足
「なかなか研究が進まず、毎日が憂鬱で、息抜きにと思って遊んでいても、こんなことを…」とありました。これもモノは考えようで、研究だって楽しめば遊びのように楽しくもなるし、遊びだってどこかでその経験が生かせるかもしれないひとつの勉強とも言えるし、仕事だってそう…日常生活だってそう…
のめり込んで夢中になってもう自分がそのものに成りきって溶け込んじゃうくらいになれば、この世の何物も、全てはあなたの為の幸せな存在になるのですよ。
物事は一辺倒に捉えたら本当につまらないものです。是非いろんな角度で眺めてみましょう。

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現代は実に「背負い込んでる」人が多いと思う。 別に自分が背負い込まなくて...
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質問者からのお礼

素早いご回答ありがとうございます。
最初は勉強がしたくて大学に入り、勉強を続けたくて大学院進学を希望していたのに、だんだんと「やりたい」より「やらなくてはならない」という気持ちが強くなり、苦しくなっていたのだと思います。

まだ6月ですのであまり焦らず、しかしきちんとやるべきことを進めていきたいと思います。
これからのことは、決断を急がず、「やりたい」と思える道を選びます。

ありがとうございました!

補足も読ませていただきました。
物事の見方が固定的になりすぎていたような気がします。
あまり研究だ遊びだという概念にとらわれずに毎日を過ごしてみたいと思います。
ありがとうございました。

吉田俊英さん、ご回答ありがとうございます。
御察しの通り、社会学系の学問を学んでいます。

私が今感じている不安はまさに、学生時代の吉田さんが感じていたものと同じものだと思います。
先の見えない不安感というか…。

このように感じているのは自分だけではない、と知るだけでも安心感があります。たしかに、焦るにはまだ早いと思いますので、落ち着いて調査を重ねていきたいと思います。

ありがとうございました。

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