昔から世間体を気にする父に…
私は製菓の専門学校に1年通ったのですが、学ぶうちにパティシエは私に合わないな…と感じ、現在はバイトをしながら密かに夢であったものにチャレンジしています。それを兄弟や母親は理解してくれているのですが、昔からなにかと世間体を気にして生きている父には許されず、お菓子関係に知り合いがいるから、正社員に…と仕事を勧められます。
ですが、私は専門学校に行っている間にパティシエへの熱は冷め、逆にお菓子作りが大嫌いになり、学校に行っている最中は途中で投げ出すのは…と思い、最後までなんとか通いましたが実際は毎日憂鬱で毎日苦しくて、嫌で涙が溢れて、死にたくなるほどでした。その時は信頼している母や姉に相談してなんとか頑張れましたが…次は無理な気がします。
ですが、私と父の仲はあまり良くなくそんな話もできないうえに、以前ちらっと話しをした時は私の話が聞こえてないかのように、社員になれるところがあるから俺から声をかけとこう…と話をされました。最近では父がそんな話ばかりしてきて早く社員に早く社員に…とばかり言ってきます。
父は周りの目、世間体を気にして完全に私の心を無視しています。
先日、あまりにもしつこかったため…専門学校を出たら私の将来は一つしかないの⁉︎入ってみて違うって気づいても私はその道しか進めないの⁉︎と言ったら少し黙った後、何事もなかったかのように社員が…と話をされました。
最近バイトをしながら夢にチャレンジして…と楽しかった日々が憂鬱になり、父に言われたパティシエの仕事を想像しては涙が止まらず、専門学校に通っていた時と同じくらい酷い気持ちになります…。
もうどうしたらいいのか全く分かりません…。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
夢は見物するものではない
鈴葉さんのお気持ちはお察しします。
「夢を持て。夢を見るな。夢は、所有するものだ。見物するものではない。」
むのたけじさんのこんな言葉に示される通り、貴方が「これが私の夢!」と再認識し、それに向かってチャレンジされようとする気骨には敬意を表します。
ただ、お父さんの気持ちとしてはどうなんでしょう。例えば、生きることが不器用な娘に対して、学校に通って資格を取得し、社会人として自立した上で、立て替えた学費を完済する…それを、当面の目標とされていたのかもしれませんね。周りの目や世間体だけではないように思います。
パティシエも立派な専門技能ですから、お父さんも卒業をさぞ喜ばれたことでしょうし、やはりご家族皆さんの応援が無ければ、成し得なかったことだと思います。
貴方が再認識した夢が、過去の投稿にあったプログラマーかライターか、それ以外の職なのかは分かりませんが、気骨(きこつ/きぼね)も読み方ひとつで全く意味の異なるものになってしまいます。
お父さんとは何度でも膝を突き合わせ、それぞれの思いを今一度斟酌して、気持ちよく歩き出せると良いですね。
信じる道を進むしかないでしょ
あなたが楽しそうに仕事をしている姿を見たら、親は安心します。
お父様にはとりあえず言わせておいて、あなたはあなたの信じる道を突き進んだらいいじゃないですか。どう言われようと思われようと、あなたが満足できていて幸せそうにしていたらそれが真実でしょ。
あなたの中でどこかお父様が言っていることもわかる気がするからイライラするのかもしれないですね。あなたの中の迷いが、そうさせるのでしょう。
思いを切って信じる道を進むしかないでしょう。