前任者が優秀過ぎて辛い。
仕事が嫌です。
清掃のパートで1人で勤務し集合住宅の掃除をしています。
短時間ですが、時間内にやるべきことが地味に多いです。
私は脳の障害のためか、普通の人がするように作業を次から次と、テキパキ片付けることができません。
なぜか途中で目に付いた箇所の掃除を始めて没頭したり、あれもこれもになってしまい、頭の中が大混乱になります。
大した仕事はしてないくせに、本人は疲労困憊になっている。他人からしたら、気味の悪い意味不明な状態です。
前任者が大変仕事のできた方らしく、築年月が経ってるのに、建物内は新築かと思える程綺麗です。
細かい所まで手入れがされ、丁寧で確実に、清掃や管理が行き届いていて、誰の目にも完璧とも思える仕事をしてたようです。直接の引継ぎではなく、別の社員さんから仕事を教えられたのですが、その内容を遥かに上回る作業量を、前任者は毎回こなしていたようです…。
それなのに私は…比べても仕方ないけど情けなくなります。
最初は覚えることに必死で、また作業自体が楽しかったのが、徐々に、私の脳みそでは、全然前任者の足元にも及ばないよ…ということが分かってくると、あんなに仕事が決まった時はときめいたのに、今は、暗澹たる気持ちで、やる気が、なくなりつつあって辛いです。
自己評価が地に落ちました。泣きそう。仕事も人間関係も、頑張っても努力しても何も報われなかった。私っていつもこうだ。悲しい。
これからは処方薬を確実に飲むことにしますが、何か心構え的なことを教えて頂けると助かります。
お坊さんからの回答 1件
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誰だって成長する
りんごさん、はじめまして。質問を拝読いたしました。
りんごさんは清掃のパートで1人勤務で集合住宅の掃除をしていて、短時間にやるべき清掃が多いのですね。りんごさんの前任者は細かい所まで手入れし、丁寧で確実に清掃や管理が行き届き、誰の目にも完璧とも思える仕事をしていたようなのですね。リンゴさんは前任者の足元にも及ばないことを自覚して、やる気がなくなりつつあるのですね。
高野山を開いた空海は言います。
「幼い頃に何も知らなかったからといって、その人が大人になっても愚かなままであるとは限らない。誰にでも見違えるほど成長する可能性が秘められているのだ」
空海は、今では歴史に名を残す人物ですが、当時はまったく無名の僧侶に過ぎませんでした。中国へ留学し、帰国してからやっと知名度が出てきたのです。歴史に名を残す人物になる可能性は極めて低かったのです。
しかし、空海は自分の信じる道を歩き続け、自分の可能性を信じ続けました。結果として、1200年の歴史を刻むことができた高野山を開くことができたのです。
りんごさんは、前任者と同じ仕事をする必要はありません。りんごさんは、自分の成長を疑うことなく一歩ずつ歩き続けていけばいいのです。
どんなに高い山も最初の一歩を踏み出さなければ山頂に到達することはできません。
リンゴさんが一歩ずつ積み重ねていくことができるよう祈念しております。
質問者からのお礼
私には空海のPR文章としか読めませんでしたが、ありがとうございました。