寺を続けていくとゆうことについて
初めまして。20代後半の女です。知り合いには相談しにくいのでこちらに投稿しました。是非色々な宗派の方や人生の先輩からの言葉が欲しいです。
私の実家が、お寺なのですが跡継ぎ候補のことで(一族もですが)私個人苦しんでいます。私には姉がいてその旦那(普通のお家から来てくれた人:まだ養子でなくお試し期間中)が寺に勤めてくれているのですが、最近になり現住職(父)と母が、″今後彼が婿養子になることはない"と判断しました。そして、3つの提案を私に投げ掛けてきました。
1.私が継ぐ(僧籍持ってますが持ってるだけ...とゆう情けない状態:まだ世間的には男性がなるものだとゆう世代の人が多い地域:そもそもサポートは出来るが住職は私が嫌)
2.私が結婚して婿を迎える(父が連れてくる寺のことできる寺の人)
3.寺を終う、譲る
の、どれにするのか、と今問われています。急で戸惑っています。
父母が望んでいて、私もそれがある意味、自分が楽だと思うのは、【私が寺の人と結婚して旦那さんが住職に】←とゆう形なのですが...家の為に死ねと言われてるみたいwと悲しい気持ちになり疲れます。幸せを後から創っていくのも悪くはないですが、、。好きな人(好きなだけ)がいるのですが、実際そんなこと言ってられる年齢でもないし諦めるのか、、とゆうリアルな状況もまた辛いです。
前に、親孝行も出来てないし、役に立ってない←と言ったことがあるのですが、「お前がちゃんとした後継者と結婚すればそれで役に立つ」←と、言われました。やはり役に立ってない...私w
こんなこと言う住職ほんとどうかしてると思いますが、実際問題こればかりは仕方ないのだろうと身内だからこそ思います。私は女姉妹の末っ子で、親は男の子が欲しかったんだろうなとか色々察しています。
私もご先祖様たちの苦労のもと長く続いてきたこのお寺を出来ることなら家族で守りたいと思う気持ちもあります。
まぁしかし親が生きている間は言う通りにしてもいいかな、と思っている部分もあります。私が先に死ぬこともあるし、そもそも結婚できるかどうか等、まだ分からないのでなんとも言えませんが、、。
何かお言葉を頂ければと思います。;;似た境遇の方などもおられるかと思います。アドバイス等どうぞよろしくお願いいたします。
文章が不自然な箇所、お許しください。
ご回答ありがとうございます。感謝します。時間が少しかかりますが必ずお返事致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
お寺は世襲制ではありませんから、必ずしもあなたや家族が継ぐ必要はないのです。他に相応しい人がいたら譲ってもいいと思います。
その時は適正な退職金を貰ってお寺を出てもいいし、可能ならそのまま同居してもいいと思います。
大切なことはお檀家さんや信者さんやその他の人達の為にお寺やお墓を管理しつつ、さらに仏教を正しく伝え人生を応援することですからね。
ただ私個人としては、もしお檀家さんが多くてお寺を今後も安定して継続していけそうでしたら、さらに、あなたが今現在何か夢や目標に向かって頑張っているというわけでないなら、あなたが住職になってはどうかと思います。
住職が男性でないといけないということ自体が仏教から外れていますから、その辺りも今後正していかないといけないと思います。
お釈迦様の弟子には女性もたくさんいました。彼女達は男性の弟子と対等に議論をしていた記録が残っているのです。
また、例えばハスノハのように質問に答えることもお坊さんの役目の一つですよね。ここにある質問や回答をいろいろ読んでみてください。どう思われますか?儀式をしたり、お寺やお墓の管理をするだけがお坊さんの役目ではありません。むしろそれらは補助的な役目であって、お檀家さんや信者さんや一般の人のために活動することが大切ですよね。もしあなたにお檀家さんや信者さんの人生を応援したいと思う気持ちが少しでもあるなら、あなたにはお坊さんになる素質があると思います。
ところで、私の知り合いの尼僧さんは和讃や御詠歌という歌を歌って布教しています。
もしあなたに何か特技があればそれを活かしたお父さんには出来ないような布教ができるかもしれません。
今一度仏教について、お坊さんの役目について、学び直してみてはいかがでしょうか。その上でやはりお坊さんにはなりたくないなら、その事を親に伝え、自分の人生を歩んでくれたらと思います。
お釈迦様の教えは、真理に基づいた自分の考えに従って生きなさいということでしたよね。(自灯明と法灯明)
誰かの言いなりで生きては、それこそお釈迦様の教えに反することになるのです。
難しい問題ですね。
私のお寺も、
私が入るまで後継候補が何人も入っては出ていくが続きました。
それで檀家さんは相当心配していたそうです。
お姉さん夫婦はご両親の考えを受け入れたのでしょうか?
お姉さんが僧籍を持っていれば住職を継いで、
その旦那さんが坊守になることもできます。
お姉さん夫婦の可能性は全く0なのでしょうか?
大切なことですから
拝読させて頂きました。大変厳しい状況に立たされておられますね。お気持ちお察し申し上げます。
お寺様に対してとやかく申し上げることはいかがなものかとは思いますが…やはりもう少しじっくりと皆さんでお話しなさることが必要です。
お寺は法人です。家のものではありません。個人のものではありません。
代表として信仰を広めるリーダーの住職があります。同時に支える寺族があり、信者として檀信徒があります。
共に協力してお寺を盛り立てて維持しております。それが大前提ですから今のあなたの状況やご両親様のお考えは差し戻しとなります。
厳しい言い方となりますが、目先のことだけで家族の中で決めるべきことではありません。
今迄はそれで良かった部分もありますがそれではもう通らない時代になっております。
仏教の教えに従いしっかりと信仰を持ち正しく皆さんに伝えることができない方は住職になる資格はありません。
あわてることはありませんが、もう一度あなたも皆さんもよくお考えなさってください。
大切な教えですし、それぞれ大切な人生です。
何より長い歴史を踏まえて存続してきたお寺ですから真摯な姿勢でご検討なさってくださいね!
あなたの人生はまだこれからですからね。あきらめず流されないでくださいね!
悩ましい問題ですが
悩ましい問題ですね。
先に回答があったように、お姉さん夫婦がどうなるか、をまず話し合った方が良さそうに思います。今は『お試し期間?』とのことですからそれほど問題でないのかもしれませんが。
その上で、みょんさんご自身がそれほどこだわらないなら思いきって『選択肢2』を。
『今どき見合い?』というのが一般的な感覚だと思いますが、うちの宗派(浄土真宗本願寺派)ではまだまだよくある話です。
後継者難のお寺が増えてくる事情もあって、本願寺派では本山が運営する、後継者紹介システムもあります。
仏教やお寺が改めて見直されてきた時代なので、お寺に対して熱い思いを持った方と出会えるかも。見合いでも素晴らしい人に出会える時は出会えます!
個人的には選択肢3はオススメしません。
昔からたくさんの方々の思いを受け継いで守られてきたお寺ですから、簡単にやめる選択はできません。ある意味、実家がなくなってしまうということでもありますし。
(よほどの過疎地域などは仕方ないかもしれません)
元の原因
「姉の旦那(普通のお家から来てくれた人:まだ養子でなくお試し期間中)が寺に勤めてくれているのですが、最近になり現住職(父)と母が、″今後彼が婿養子になることはない"と判断」
とのことですが、この判断のことは姉夫婦も納得してるのでしょうか?。もう変わらないのでしょうか。それで、急にあなたが困っている。やはり、父母が考えを改めてくれて、姉婿さんがなればいいなぁと、思いました。
覚悟を決めることではないでしょうか?
仏教って、どう生きていくかを教えてくださっているものだと思うのです。
お念仏であれ、お題目であれ、それを信じて自分の生き方の柱として、お互いに支え合い、助け合って生きていく方法を教えて下さっているものです。
お寺の回りには、長年培われた信仰心に基づいた檀信徒の皆様がいるわけで、最近では、その感覚も希薄になり、お寺離れという現状ですが。
さて、これからのご自身の進退ですが、自覚があるなしに関わらず、貴女はお寺に生まれ、檀信徒の皆様のお布施を始め、たくさんの人たちのお気持ちに支えられて、生きてくることが出来ました。
やりたいことができたのも、進みたい道に行くことが出来たのも、檀信徒の皆様のお陰です。
キツい言い方になってしまい、申し訳ありませんが、檀信徒の皆さんは、何故貴女のお寺の檀家になろうと思ったのか、考えたことはありますか?
お墓の問題や、葬儀を出すにあたり、その当時のご住職が信頼できる方で、しっかりと向き合ってくれたからこそ、檀家になろうと思われた、信仰心というものの積み重ねの中に、あなた方家族の人生も含まれるわけです。
それを踏まえた上で、皆さんの犠牲になり、お寺の後継者となれ、などということではなく、
信仰の積み重ねの中に続いていた事実に、しっかりと向き合って欲しいと思います。
ご自身の中に、仏様の教えに触れて、喜びを感じ、それを伝えたいと思われるならば、出家(この言葉も、どういうことか、考えてみるとよいのではないでしょうか?)されればいいし、無理だとなれば、また別の方法を模索していただくことですが、
タイトルの通り、
自分の生き方を真剣に見つめて、覚悟を決める時に来たということではないか、と感じます。
いずれにしても、後悔のない、喜びを感じられる結論が出せることをお祈りしております。
質問者からのお礼
こんなにたくさんのお言葉をいただけると思っていなかったので驚きました。どうもありがとうございます。追記しながらになりますが、お礼をお伝えしたいと思います。文面ですのでどうしてもお互い誤解が生じるかと思いますが、本当に感謝しております。ありがとうございます。意見を聞いて正直、憂鬱な気分が一層増しましたが、信心深い方の言葉(実際会って話したと仮定して)の影響力は本当に凄いんだなと感じて、色々再認識致しました。まず冷静になり皆様の言葉を読み返し、その意味を考え、私がこの場にいることの意味も考えてみようと思います。
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〉一向寺 kousyo Kuuyo Azuma様
ご丁寧にありがとうございます。その通りだと思います。「あきらめずに流されないで」とゆう言葉にまず感動しました。ありがとうございます。この辛い状況に置かれていると思っている自分を誰かに知ってもらいたかった部分もあるので、情けないことですが、励ましてもらえた気持ちになりました。また、「家族の中だけで決めることではない」とのご意見や檀家門徒さんのこと等もごもっともだと思います。ただ周囲も今のところ父母とほぼ同じ意見なので困ったのです、、が、他の意見も希望も探してみます。生きることを選ぶの前提で選択をしていこうと思います。どうもありがとうございました。
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〉圓常寺 聖章様
ご丁寧にありがとうございます。前半部分リアルな回答すごく勉強になりました。退職金...(-∀-)。ニヤっとなりました。ありがとうございます。性別の件も時代が変わるにつれてだったり、教えを広める活動されている方たちの力でどんどん変わるんだろうなとも思っています。ただ同時に、これは例えですが、御朱印を貰いに行った時、若い女性か年配の男性かどちらに書いてもらうかというとき、私はどうしても年配の男性の方がありがたい気がするwのです。これはなんなのでしょうね。儀式もそう。しかし同世代の女性の友人で住職をしている子も数名いますので、応援していますが、自分はやらない。と、どうしても一線引いて見ていましたが、今後色々考えてみます。生きること、死ぬこと、人に寄り添うとは、ということに関しては興味があります。
聖章様のお知り合いにも女性で活躍されている方がいらっしゃるのですね!私もたくさんの人と出会って生きていきたいです。仏教の教えや自分の宗派の教えにあまり理解が持てない自分と良いところだけ参考にしている自分がいるので、もうしばらく勉強を続けてみます。自灯明と法灯明←調べます。自分で選択する努力をします。どうもありがとうございました。
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〉禅僧 むらた様
ご回答ありがとうございます。タイトルが本当素晴らしいです。その通りです。私も姉夫婦が、、と思っています。ただ姉は外で仕事をしておりそれ中心に生きたいそうです。また、結婚する時に、その夫婦に、旦那が住職になれるかは様子を見てからではないと分からない←とは伝えているそうです。旦那さん本人はどう思っているのでしょう。まだ今後のことを父母等と話していないと思いますが、預かったお布施を黙って使い込んだり(バレてないと思っている)、女性関係等のだらしなさ、生活態度などから自分はあまり信用を得ていないことは理解しているかとは思います。私は別に彼のことは嫌いではないし、人間らしいと思って面白いのですが。彼は世間話するのが得意でお喋りなので檀家/門徒さんや、役員の一部には人気があります。しかし彼のそんな裏の面を人に話せる訳もなく、今に至っています。でもご回答ありがとうございました。私も姉の旦那がなればいいと思っているので良かったです!ありがとうございました。しばらく様子をみますね。
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〉西覚寺 井上芳正様
ご丁寧にありがとうございます。お試し期間が今で10年程なのですが、1年1年経つごとに姉の旦那に対して多くの疑問(上記記載)が浮上してきて、今きっと私の方に両親が視線を変えたのかと思います。
お見合い!寺婚てやつですね!!浄土真宗で大規模にやってるやつとか宗派別のやつですよね!!「出会えるときは出会える」←これ、ほんと元気になりました。ありがとうございます。気持ちが切り替わって勇気と気力が出てきたらそうゆうのに参加してみようかなと思います。私もまさか父が寺を終うか別のどこかの夫婦に譲る、というのを選択肢に入れてくるとは思っていなかったので、驚きましたが、終う←は本心ではないだろうと信じています。
冷静に考えてみます。どうもありがとうございました。
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〉林鴬山 憶西院 超覚寺 和田隆恩様
ご回答ありがとうございます。和田様のお寺も大変だったのですか。檀家/門徒さんの心配←言われて気付きました、やはりそうなりますよね..。姉夫婦と父母とまだきちんと話し合ってはいないと思いますが、姉が僧籍を←と言うのは素晴らしいアイディアだと思います。。もっと早くそうして欲しかったです。ただ姉はやりたい仕事を選んで頑張ってるようで、無職だったその旦那と結婚し、父の提案でその旦那に僧籍を←と時間とお金を使いました。が、上記にも記載しましたが、日を増すごとに信頼度が落ちていっている状況です。しかし、姉が僧籍を←とゆう発想をくれたことに、実際厳しいだろうとは思いますが、気持ちが救われました。ほんとに。そう言ってくれる人がいることに私は感動しました。ありがとうございました。
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〉浄温結社 三浦錬浄様
ご回答ありがとうございます。"覚悟"ってすごい言葉だなと改めて思い知りました。ありがとうございます。本当にその通りだと思います。寺という存在そのものにずっと苦しめられていると思っていましたがそうではなかったですね。自分の宗派のことでいっぱいいっぱいになっていましたが、そもそもの仏教のあり方に関してまず知っていこうと思いました。檀家/門徒さんや皆様のお陰だったりその気持ちに支えられ、同時に言われるがままに何の疑問もなく得度させていただき、やりたいことがなかったので僧籍をいただける道を結果的に選びました。後から色々ついてくると思ってやれることをなんとなくしてきましたが、私個人の信仰心がまずついていけてなかったです。
寺のことですが、正直、駅から近いからとか葬儀社から連絡が来て断らなかった結果こうなったとか諸々思ってましたが、今も少し前も昔のご先祖様の時代は純粋に信仰心を持った人がたくさんいたから今があるんだなと改めて考えることができました。本当にありがとうございました。どうなるか分かりませんが、変わらず勉強は続けます。
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