hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

安保

回答数回答 3
有り難し有り難し 63

お坊さんの皆様は安部総理が掲げる安保法案に
ついてどう思いますか?
率直な意見が聴きたいです。


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

お坊さんが口を出すべきことではないと思っています

↑というのは率直な本音ですが、一方で山本太郎議員の振る舞いはお葬式に対して失礼だとも思っています。笑うトコですよ?

戦争をできる国にするなという意見も分かります。戦争したくなくても攻め込まれてしまうのだという意見も分かります。戦争という一つのベクトルとして考えるなら、ぶっちゃけ日本一国の国体で論じても仕方ないとも思いますしね。理想の必殺解決方法なんて存在しないんですよ…

ただですね、そもそも相手の意見を断固はねのけようとする人同士が話し合って上手くいくわけがない。もっと言えば、そんな人たちが国を動かすから戦争になるし、そんな一見意志が強そうに見える人をどの国でも担ぎ上げるから戦争は止まらないのだと思いますね。

以前、テレビのぶっちゃけ寺で神社とお寺が争わず、仲良くできる理由として、神職さんがこうおっしゃっていました。「うなずく勇気が大切。」なるほどなぁ~と思いましたよ。

その意味であくまで私個人の考えですが、戦争反対の野党にも戦争の種はあると思いますよ。反対するにしても違うやり方があったんじゃないかなぁと。まぁ、私たちに見える表舞台なんて学習発表会みたいなものですから、本当の政治の現場でどんな話がなされているのかは分かりませんけどね。

ただ、どんな時代になっても他者を憎まないことを説いていきたいと思います。難しいだろうなぁ~…嫌だなぁ~…

{{count}}
有り難し
おきもち

曹洞宗副住職。タイ系上座部仏教短期出家(捨戒済み)。仮面系お坊さんYouT...
このお坊さんを応援する

怒りを煽るのはよくない

個人的な意見ですが、
まずは実際に殺生しないなことが大事(戦争できる法律があっても実際に戦争しなければ可)で、
次に、人々の貪りや怒りをむやみに煽らないことも大事だと思います。
安保関連法について、「戦争反対」と批判するのが、正しいのかは微妙だと思います。
安部総理も自民党も誰一人として、「戦争したい」とは言っていないのだし。
仮に、この法律で戦争できる国になったのだとしても、大事なのは戦争しないことです。
要は、どんな法律があっても、時の政権と国民がしっかりしていれば戦争しないのです。
戦争しない、むやみに殺生しないのが大事であり、法律自体に善悪はない、刀を持っていても人を斬らなければよい、と思います。

刀を持っていると人を斬りたくなる(集団的自衛権を使えるようになれば使いたくなる)ということも可能性としてはありますが、ほとんどの日本人は、積極的に戦争したいとは思っていないはず。

反対デモについては、「戦争反対」というやや的外れなスローガンで他者の怒りを煽って怒りによって仲間を増やそうとするようなデモは、良くないと思います。
今の法律に反対なら、冷静な議論と選挙によって、法律を再び変えればよいと思います。

実際のところは、自衛隊や外交の現場で働いている人にしかわからない部分もあるでしょう。
政治家は、現場の人の声をしっかり聞いて欲しいとは思います。

{{count}}
有り難し
おきもち

がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四...
このお坊さんを応援する

仏教の果たすべき役割へと向けて

ねこ様

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

反戦、非戦について、この八月に「仏教と戦争」と題しての拙論にて、安保法制にも関連したことを扱わせて頂いておりますので、少しくご参照して頂けましたらと存じます。

「仏教と戦争 ~ 戦後70年と仏教 ~」
http://goo.gl/FYCqa5

この度の安保法制に関しましては、やはり、集団的自衛権の行使、その範囲について、もっと時間をかけて国民的な論議を深めた上にて、その結果を踏まえて、まず、憲法改正をしてから、集団的自衛権の行使、その範囲を憲法上でも認めることとなって、それから安全保障関連法の整備に取り組むべきであったのではないだろうかと存じております。

もう既に成立してしまっておりますので、もはや何ともですが・・拙生の見解としてですが、民主的正当な手続きをしっかりと踏まえたとは言えない今回の安保関連法整備のやり方には、正直なところ少し不満を持っております。

一有権者、一納税者としましても、政治・社会の動向に対して、しっかりと関心を持って、特に選挙行動により、政治に対して意思表示をしていくことが大切になるのではないかと存じております。ねこ様も選挙権を得られましたら、是非、意識高く、政治に対して確かな意思表示をして頂けましたらと存じます。

また、「仏教と政治」につきましては、以前に下記においても少し拙見解を述べさせて頂いておりますので、ご参考下さいませ。

「仏教と政治」について・・
http://goo.gl/omqkAj

以下、法句経129・130偈(中村元氏訳参照)・・

「すべての者は暴力におびえ、すべての者は死をおそれる。己が身をひきくらべて、殺してはならぬ、殺さしめてはならぬ」

「すべての者は暴力におびえる。すべての(生きもの)にとって生命は愛しい。己が身にひきくらべて、殺してはならぬ。殺さしめてはならぬ。」

争い、暴力、殺し合い、奪い合いによる苦しみをこの世から無くすためにも、その原因である無明(根本的無知)・煩悩の対治を目指す仏教の果たすべき役割へと向けて、微力なりにも拙生もお役に立てれるように、しっかりと努めて参りたいものでございます。

川口英俊 合掌

{{count}}
有り難し
おきもち

Eishun Kawaguchi
最新の仏教論考はこちらでご覧頂くことができますが、公開、非公開は随時に判断...
このお坊さんを応援する

質問者からのお礼

大慈様 願誉浄史様 川口英俊様
ご回答ありがとうございます。
私自身、始めはただ闇雲に安保について戦争法案だの一言で片づけ反対してましたが
近年の国際情勢を見ていると果たしてこのままの憲法9条の解釈でいいものか疑問を抱きました。
しかし、憲法が改正されれば日本が戦争がいつでもできる国なってしまう、それはとても怖い、と考えがしっかり片付いていませんでした。
でも、仮に戦争ができる国になっても私たち国民がしっかり意思を持って行動すれば
戦争をすることにはならないとも思いました。
戦争は怖い、繰り返してはならない、ふとした瞬間に心に刻み込まれます。
私は未来の日本に戦争を作りだしてはいけないと思いました、
なので一人のちっぽけで無いような力ですが少しでも日本が平和でいられるように
個人でできることしたいです。
皆さまの貴重なご意見ありがとうございました。
自分では考えもしなった考え、新たな視点が見えました。

「世の中・社会のできごと・風潮」問答一覧

現代社会と本来の豊かさについて

悩みというよりは漠然と考えてしまうことがあります。        私は会社を起業し10年ほどになります。     会社とは何か?という本を設立当初に読み、 そこには『社会に必要とされているもの。人の役に立っているから存続が出来、人の役に立たない会社はなくなっていく』と書かれていました。     右も左も分からない中での起業でしたが、自身にそのような志が強くありましたし、その本に書いてある言葉に納得し、一生懸命頑張ってきました。     設立前から準備していたことや、業界を分かっていたこともあり、心身の苦しさや辛さはありながらも、経営は順調に右肩上がりで伸びていきました。 しかし、何処かでとても苦しさのような葛藤がずっとあります。     社会がいかに利益追求型の仕組みで弱肉強食であることを肌で感じること、それでも日々闘い続けねば生き抜けない。 競争社会、資本主義社会という中では当たり前のことだと理解すればするほど。 中小企業の社長さん達も皆んな日々闘い続けているんだなぁと思いながら。     そういう渦中で、自分の心身はいつも振り回され乱れるばかり疲弊する日々が数年続き、 自身を見つめ直したり心を丈夫にする為に色々と模索してきました。     そうした中で見つけたものは、お釈迦さまの教えや禅的な考え方でした。   日本では宗教にハマると聞くと直ぐに悪い意味で捉えられることが多いですが、 何か目印になるような共感できたり学べるような考え方というものに救われることに有り難さが溢れてきて泣きそうになります。   自身が人の為になることを〜と思い起業しましたが、会社を通して社会を知り、そこに向き合った今の時点で想定もしていなかった答えがあったように感じています。   知り合いに若いお坊さんがいますが、もっと遊びましょう、もっと休んでください、自分は人生遊んで過ごします。とよく仰っています。実際夜遅くまで飲みに行ったりしていて、誘ってくることも多いです。(行きませんが) そのお話しも極端に思えて、私には失礼ながら浮世離れしすぎていてついていけません。   長くなってしまいました。 文章がまとまっておらず伝わっているか不安ですが、 お坊さん達は今の資本主義社会と仏教の教えに乖離を感じますか? 感じられる方はどうバランスを取られていますか?

有り難し有り難し 3
回答数回答 1

日本が一番ではない

僕が24年間生きている中で日本が一番ではありません。みんなは日本が一番だと言ってますが。日本つまらないし毎日刺激もないし変化が全くありません。サッカーの試合も見ましたがあまりつまらなかったです。なんかサッカーにはスター選手いないので面白くありませんでした。Jリーグの試合見ましたがつまらなかったです。ラグビーの試合見ましたが一方的な展開すぎて全くつまらなかったです。しょうもなさすぎました。日本脱出したいです。お金がないので今年全く関西から出たことがありません。出てみていろいろ体感してみたいです。何も楽しくありません。学生生活も全く楽しくなかったです。 日本生きてますが個性が全くありません。日本人も何となく生きてる人が多いような気がします。日本も少子高齢化が年寄りやおっさんが多いような気がします。僕にとっては楽しくもありません。ランダムチャットも利用しましたが喋ってみても全くくだらなかったです。ランダムチャットしましたがしょうもない人多かったです。考えも偏っているようにも思えます。日本には閉塞感がありすぎてつまらないです。日本楽しくもありません。日本は真面目な人多いので過ちや誰にも迷惑かけてない人が多すぎて万引きやカンニングなどの過ち犯したり人に迷惑かけたり(それは当たり前ですが…)失敗したら許されない国なので自殺者も多いのではないかとも思います。日本自殺大国になると思います。 日本人も世界情勢や世界のことに興味がない人が多いようにも感じます。 日本の気候も暑さ寒さの寒暖差が激しすぎて日本の四季に耐えれず嫌になります。 東京も行きましたがサラリーマンが多く殺伐とした風景や混雑が激しすぎて嫌になります。 今までも教習所で高圧的にされたことや偉そうにされたことやバイト先でも上司があまりにも態度悪い人もいて日本が一番とも思いません。たまたま人の答案が見えてしまったりしました。やっぱり日本悪い国だなと思います。みんな日本いい国やいい国やと言ってますが僕はそう思いません。 僕が思う日本のいいところは治安がいいところと料理が美味しいところと生活水準が高いところぐらいです。どこの国もいいところは最低1、2個はあると思います。 やっぱり僕にとっては日本が一番ではありません。

有り難し有り難し 12
回答数回答 2

日本に盛り上がりが全く足りないです

今、大阪にいますけど閉鎖的で盛り上がりもなく楽しくありません。地下鉄に乗っていますが表情が暗い雰囲気を作って楽しくもありません。夜もアメリカのようにパーティーみたいな盛り上がりもなくて寂しいです。日本は閉鎖的な国だとも思います。 ラグビーワールドカップ2019イングランド対アメリカではかなり賑やかやったしパーティーしてたようにも思えます。結構、日本よりも盛り上がっていたようにも思えます。イギリスやアメリカはパーティー文化がある国にも思えます。イギリスやアメリカの方が個性的な人いたような気がします。 アメリカ行ったことがないので自分には分かりませんが日本よりも個性がある人が多いようにも思えます。 僕にとっては10年前頃ですが、明光義塾北巽教室通ってた時は個性的な先生もかなり居ましたし、活気もありました。まあまあパーティー的に盛り上がっていたと思います。明光義塾北巽教室では賑やかでワイワイしてて僕にとっては楽しかったのです。明光義塾北巽教室Twitter(現在はX)では個性感半端ないな。キャラ感凄いなと書いたらいいね1つくれました。親には明光義塾北巽教室勉強するところやのに遊びに行ってた所が怒られました。 そういうの日本ではなかなか無いから寂しいです。日本の閉鎖的な環境が辛すぎてたまりません。パリピみたいな盛り上がりが好きでたまりません。日本は雰囲気が暗い国だなと思います。 日本生きるのが活気と盛り上がりが無さすぎて辛いです。日本人って個性が全くない人ばかりでつまらないです。僕の近所でも全くパーティーみたいに騒ぎがないのがつまらないです。 日本は治安も良くてご飯が美味しいと言う理由からいいって言っていますけど僕はそう全く思わないです。 日本は衰退国家だなと思います。日本は閉鎖的すぎて嫌になります。日本に生きていてもつまらなさすぎて嫌になります。だからアメリカ移住したいです。 四谷学院の校舎長に言われましたが大学は盛り上がりはないと言われ、寂しいです。辛すぎます。大学でも遊びに行っている人や騒ぎに行っている人もいると思います。僕は日本が大嫌いです。日本は同じことばかり過ぎてつまらないです。 サテライトオフィス平野に通っていますが、その事が悩みすぎて集中出来ないことがあります。 日本では盛り上がりや活気が全くないので暗いし寂しいししんどいです。

有り難し有り難し 10
回答数回答 2

日本は姥捨山を求めている

「今の日本は傾いているから誰かを犠牲にしたい」という感情が蔓延している、ということを声を大にして言いたいのです。だから、私のような無能は人権を放棄しなければなりません。そもそも、労働に縛られている時点で普通に生きられている人間にも人権がないからです。 増税や経済的負担に対する抜本的解決がない以上、「障害者をガス室送りにしなければならない」「生産性のない人間をガス室送りにしなければならない」という思想が蔓延するのは必然です。価値のある人間しか生きることを許されないのです。 社会や世界全体への不信感が強烈で、もうどうにもならなくなっています。けれど生きるには労働しなければなりません。私を傷つけ苦しめ貶め殺すためだけの場所に入っていかなければなりません。そうしないと人権が買えないからです。 自分を殺さないと人権が買えない。けれど人権を買ったところでいつ足元が崩れるかわからない。自殺推奨活動のほうがよっぽど慈悲深く思えてしまうのですが。 こんなクソみたいな世界で、どうして自分を殺してまで生きるしか方法がないのでしょうか。どうして、不幸になるしかないこんな世界がいまだに続いているのでしょうか。この怒りをどうしたらいいのか全くわからないのです。 壁を殴ったらヒビが入る。そういう、自分のアクションに対して当たり前の反応が返ってくる、という経験が薄く、その度に苛立ちが募ります。自分が気にならない、話を聞いても何が悪かったのかよくわからないことで長々と詰められ、こちらの言い分は何一つ聞き入れられない。そういう不公平さの中で生きてきたので、何に対しても「自分を殺せばいいじゃない」としか思えません。だって、人間は自分以外の誰かが犠牲になることを望む生き物ですから。私は誰の犠牲になれば良いですか?私の代わりに誰が犠牲になってくれるのですか? どうせどう生きたって誰かに支配されたまま終わるのです。そうしないと人権が買えないから。現実を見れば見るほど嫌な気持ちだけが募ります。この世界に救いはない。あるのは泥のような絶望だけ。はーあ、努力とかくだらない。今まで言われてきた沢山の言葉に対する恨みが消えない。でも他人から見たら悪いのはぜーんぶ自分。やってられない。どうせ「悪いのは私でした」という反省のポーズしか望んでいないのだからロボトミー手術を受けなければ私はこの世界に生きる権利を与えられない。

有り難し有り難し 15
回答数回答 2

やはりこの世界は信用に値しない

また新たな戦争が始まりました。明日は我が身でしょうか。 「報道しない日本メディアはダメだ」と言われています。私たちは平和ボケしているのでしょうか。まあ日本が戦争に巻き込まれるのも時間の問題ですね。私たちに未来なんてない。現実なんて汚らしくて残酷なものでしかない。 この世界のシステムに耐えきれなくなった憎悪が世界中で噴出し騒乱を巻き起こしているマクロな事実と、そんな完璧ではない人間という生き物から一方的に「あなたが間違っている」「あなたが変わればうまくいく」と言われ続けたミクロな怒りが混ざり合って何もかもが馬鹿馬鹿しいとしか思えません。だから生きているのが嫌なんだ。 仏教だって結局、生きるも死ぬも理不尽しかないものだから何か納得できるだけの理由をこねくり回した結果でしかないでしょう。「全部私が悪いので悔い改めて、私の全部をこの世界に捧げます」と生きなければこの生命という不愉快極まりないシステムから解放されないのですか。喜んで火の中に飛び込む兎になれと。結局望まれているのは自己犠牲じゃないですか。生き物は、自分のために自分以外のものが犠牲になることを望んでしまうものなのです。 どれだけ努力したところで、自分とは関係ないもっと大きなものによって簡単に潰される。この国のシステムも欠陥だらけで有事に対応できると思えない。いつ殺されるかわからないから、いま生きていることに感謝すべき? そう思うにはこの世界はあまりにも汚らわしすぎます。ずっと言ってきましたよねこの世界は生きるに値しないと。その決定的証拠がまた一つ増えたんですよ。生きるも死ぬも誰かの天秤の上。人権なんて初めからなかった。第三次世界大戦はいつ起こりますか? 私たちは死ぬ準備をしなければなりません。 薄氷の上の平和すら貴重品となってしまった世界で、その平和の中にいながらうまく生きられない罪悪感。自分の在り方を否定され続けてきたが故の「どうせ自分なんていらないんでしょ」という感情と閉塞感。秒読みとなった戦前危機に対する焦り。人間という生き物への困惑。未来に対して絶望視しかできない。こんな世界の中でどう生きろと。けれど何を言われても響きはしない自分自身に対しての苛立ち。今の世界を見ても美しいと言えるでしょうか。 結局、傲慢でなければ生きられない世界。2025年を迎えられるといいですね。きっと無理だろうけど。

有り難し有り難し 9
回答数回答 1

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ