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パニックを個性と受け入れるべきか。

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久しぶりに相談に伺います。大変お世話になっておりました、青うめです。今年度より親元離れて一人で仕事をしております。恥ずかしながら、すこし不安になってしまいました。

非定型うつと診断されてから早1年が経ちます。おかげさまで地域の皆さんに支えられながら仕事を始めました。しかし、少しのミスをすると頭が真っ白になります。挽回しようとしますが空回りし、最悪事が悪化します。体が動かなくなったり、血の気が引いたり、過呼吸になりかけたり、挙句泣いた日もありました。正直職場?の皆さんに申し訳ないです。

幼少期からパニックになりやすいと自覚していましたが、まさか大人になっても治らないとは自分もびっくりしております。パニックにならないように、先手を打って行動するよう努力してますが…(その所為でとても疲れます)。

これから仕事をする上でどうしたらいいでしょうか? もっとしっかり、きっちりしたほうがいいでしょうか? 迷惑をかけたくないですが、もう個性と諦めるべきでしょうか。


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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

そのままでいいじゃない

もっとしっかりとか、〇〇すべきとか、人に迷惑がかかるかも、とかそうした考えは、全く的外れです。そうした考えはご自分をご自分で追いこむだけで、誰のためにもなりません。

周りの方は、案外何も思ってませんし。だれでも、初めてだった時期があり、なんにも心配ないので、失敗すればいい。そして謝ればいいだけ。
10秒後には切り替え新しい時間の始まりと捉え、また何事もなく仕事をすればいい。

先を考えればだれでもふあんです。当たり前。だから、考える必要はありません。落ち着いて生活できるのではないでしょうか。

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禅宗 曹洞宗 僧侶。神奈川県西部円通寺住職。小学校教師。 悩みを吐き出す...
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現在通院なさっていますか

現在通院なさっていますか。お薬やカウンセリングは継続なさった方がよいようです。私は荻ムツ子さんというカナダに移民なさった女性がお書きになった『いっぺこっぺカナダ』という本を読み、正しいお薬を服用なさることの大切さを知りました。荻さんの娘さんは21歳という若さで脳卒中になられ半身不随になられ、何度も自殺を試みられました。少しずつ立ち直っていかれ、ソーシャルワーカーとして非行少年とかかわっておられるようです。非行少年たちは娘さんの半身不随ながら元気に明るく生きておられる姿を見て、生き方を改めていくのだそうです。いまはお医者と結婚なさっていますので、お仕事を続けておられるかどうか分かりませんが。

荻さんの娘さんが立ち直ることができたのは、ご本人の意思の強さや周りの人々の励ましももちろんなのですが、通院を続け正しく薬を服用され、心理療法をお続けになったことが大きいようです。

否定形うつについて調べますと、毎日を規則正しいリズムをもって暮らしていくことが大切であるようです。朝はかならず梵鐘を撞かねばならず、朝のお勤めをしなければならず、それらを煩わしさを感じることもあります。しかし、続けることで一日の流れができるのだと思います。リズムが狂いがちな方が多いようなので、規則正しく暮らしていくことだと思います。

私も過食気味です。眠りにくい質なので、寝る前に酒を飲むことが多いです。酒を飲むとお腹がすき何か食べてしまいます。過食が体によいはずがないので、一緒にやめてみませんか。

大リーガーたちはよく「勝負を楽しむ」といいます。一生懸命で命がけで打ったり投げたりしているのに、どうして楽しめるのだろうと思いますが、真剣勝負の緊張感があってこそ、生きている値打ちがあるのかもしれません。努力してもすぐ結果に結びつかないかもしれませんが、一歩一歩進んでいきませんか。

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私はお坊さんといっても、ひと様に何か答えらしいものを提示できるような立派な...
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こだわらない

青うめさん、はじめまして。
徳島県の法話と天井絵の寺、観音寺の中村太釈です。

青うめさんは、パニックになって職場の方に迷惑をかけているのではないかと心配されているのですね。

もっとしっかりしなければ!と必死になるほどパニックになりやすいのではないですか?

仏教では、こだわらないと説きます。
職場の皆さんも、青うめさんのことをよく知っているはずです。しなければ!にこだわらず、パニックになったら仕方がないと思いましょう。

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徳島県の高野山真言宗寺院で住職をしています。 本山布教師心得として自坊の...
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質問者からのお礼

みなさまご回答ありがとうございます。
質問文の補足として、現在では通院はほぼしておりません(地方ゆえ通院は困難)。医師から食事指導と栄養療法を受けています。昨年精神科にかかりましたが、副作用が強く、セカンドオピニオンとして今の病院にかかっています。今は生活リズムも安定し、健康体に近づいてきました。まだまだ完治までかかりますが、あとは気持ちの面で良くなればいいなと思っています。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ