生きていく意味

不登校気味の中学生がいます。
最近学校に行く意味がわからないと言い、行き渋ります。
学校で静かに過ごしたいのに騒ぐ子達が気になって落ち着かないといいます。
成績も下がり「俺はもう終わった。学校に行く意味がない。生きていく意味もない」と言います。
私は「学校に行くのも生きていくのも意味はわからない。それを探すのが意味かもしれないね」としか答えられませんでした。
親として、もっと話してやれることがあったのではないかと考えています。
道標をお願いいたします。

有り難し 45
回答 5
回答は各僧侶の個人的な意見であり仏教教義や宗派見解と異なることがあります。答えは一つとは限りません。多くの回答(法施)からあなたの人生を探してみてください。

親を主役にさせない 今は子供の人生最大の危機

そういう時は、一緒になって子供の嫌っている敵をやっつけてやる、という姿勢を示してあげてください。
・まずは、子どもの好きなようにさせる(親が今の自分を認めてくれることで安心感)
・心配するという行為自体が、子供からすると「否定されている」に等しいことであるから、あまり心配せずに信頼をあらわにする。
「お前なら大丈夫だ」「まかせたよ」「困ったことがあるなら学校やイヤな奴を訴えてやる」
・心配するなら、子供を否定しないように。
・いじめでなくても不登校の子は沢山いる。無理矢理いかせようとしない。
・くどくどいわない
・親が困らない(ここ大事)
・親が困った顔を露骨に表すと「ああ、どうせ自分なんて…」と自分責めをするから、やめる。
・親が全力で守る。学校に乗り込む勢いで子供を守る(父母両方で)。
・親が謝るべきことは謝る。(親にとっては大したことでなくても子供にとって重要な問題である場合がある)
・当の本人の問題である事を忘れてはいけない。
・お子さんとは、友達目線になる。(親ヅラしてると立場ができてどんどん距離が広がる)
・「お母ちゃんが悪かったよ」
・「父ちゃんが悪かったよ」の一言を
・とにかく絶対に守ってやる、という安心感が子供が感じられないと安心していけない。
・コッソリ携帯やICレコーダーを持って行かせて、イヤなことやいじめがあったら、即電話させる。
家族だけで話すより、公的な第三者を交えてお子さんが抱えている本音を話せる雰囲気を作る。

2年4ヶ月前

バカ野郎、まだ始まってもいねえよ。

「俺はもう終わった」と言われると、
「バカ野郎、まだ始まってもいねえよ」という、
「キッズ・リターン(北野武監督)」の名セリフを言ってみたくなります(笑)

「学校に行く意味がわからない」という世の中への疑問。
「静かに過ごしたい」という意思。
成績が下がったことによる、「俺は終わった」という言葉からは、
プライドの高さを感じ取れます。

「生きる意味を探すのが意味なのかもしれないね」という優しい言葉も、
「そんな事言ってる暇があったら、家事を手伝いなさい」と突き放すのも、
親としての立派な指針です。
どちらを言うのかは、好き好きでいいのです。
男の子は、そのどちらを聞いても、立派に成長します。

こうやって息子さんの事を想い、息子さんの感じている閉塞感をなくしてあげたい、という
優しい気持ちで接すれば、いつの間にか息子さんは成長し、その閉塞感から脱しています。

男の子の思春期とは、そういうものです。

2年4ヶ月前
回答僧

円通寺

邦元

頭でっかちは身動きができません

学校に行きたくない。意味がわからない。
この仕事したくない。自分には合ってない。
この仕事をやる意味がわからない。

こんな風に頭で考えることを優先し、自分の都合に合わないことがあると、なんだかんだ理由をつけ逃げようとします。もちろんいじめなどの理由があれば別ですが、そうでなければ、それは理由を考えすぎです。

現代の教育では、何をするにも理由がくっついてきます。学校教育でも様々な場面で理由を言わなければなりません。
しっかり理由を言うことができると評価され、良いこととされます。保護者にも理由つけて説明しなければ納得してもらえないような事態があります。一般社会も同じように西洋化してきているように思います。

事実は違います。理由なんかありません。ただ、やればいいのです。納得できるとかできないなんか関係ありません。生まれる理由生きる理由などもありません。頭で考えれば答えらしいことが言えるかもしれませんが、事実ではありません。
生きる意味なんてないです。自分だと思っている物以上の力によって生かされているわけですから。頭で考えるということは迷いです。苦しみから抜け出せなくなり、動きがとらなくなります。考える前に動くということも大切ですよ。

2年4ヶ月前

思春期は恥ずかしさ(プライド)が重大問題

思春期には、恥ずかしさは、重大な問題です。
不登校の理由も、本当の理由を言うことは親に対しても恥ずかしい可能性があるので、息子さんは、まだ本当の理由を話してくれていない可能性もあります。

成績が下がっていることや、学校にあまり行けていないこと等も、自分の存在を恥ずかしく思う場面でしょう。
透明人間にでもなってクラスメイトから注目されないのなら学校に行ってもよい、
クラスメイトから奇異の目で見られている気がして恥ずかしいから学校に行きたくない、
という気持ちの可能性もあります。

世界中の子供達にとって、学ぶことは喜びです。息子さんも、「恥ずかしさ」等のマイナス感情がなければ、学校で学ぶこと自体は嫌ではないかも。
生きる意味についてもそうです。生きること自体への欲求が無いのは仏様くらいで、普通の人間は理由なしに生きていたいものです。
しかし、学生生活の苦痛から逃げたいマイナス感情があるから、「生きる意味」という壮大な言い訳が必要になっているだけです。
「生きる意味」というプラスを求めているというより、自分のマイナス感情(弱さ)を素直に認めるのが辛いのかも。

本音を話しやすい雰囲気づくりが大切だと思います。
息子さんが話したことを「僕は学校に行きたくない」「そうか、行きたくないのか」と反復するなどして、聞いてあげるのが大事ですね。

2年4ヶ月前

今のままで充分と伝えて

息子さんが、自分自身を「もう終わった」と言うのを聞いて、親として、本当に辛いでしょうね。子どもにイキイキとしてもらいたい、笑顔でいてもらいたいのは、どの親でも、当然もつ感情だと思います。

同時に、子どもさんも親に迷惑をかけたくない、幸せであってほしいと心の奥で思っているはずです。まずは、たまごさんが、気持ちの疲れを取っていただきたいと思います。おいしいものを食べたり、好きな本を読んだりして、英気を養ってください。たまごさんが急に笑顔になるのは難しいとは思いますが、「私は、あなたが生きているだけで、充分満足なんだよ」と実際に、言葉にして伝えて差し上げてください。
「ご飯食べてくれてうれしいわ」
「きちんとお風呂入ってえらいね」
etc.
できればノートに付けるといいです。生まれたばかりの頃、すやすや寝ているだけでたまらなく愛おしかった頃をぜひ思い出してください。あの頃に比べて、なんと立派に成長したことか!

始めのうちは、気持ち悪がられたりしますが、毎日まいにち、本心からそれを伝えることができれば、お子さんはきっと、学校へ行く行かないでは無く、生きていること、そのものを両手で受け止めてくれる母親がいることに安心されると思います。

2年4ヶ月前

質問者からの有り難し - お礼

回答をいただきありがとうございます。
全てを、何度も何度も繰り返し読み返しております。

願誉浄史様> 「壮大な言い訳」まさにそうだと思いました。自分のマイナス感情(弱さ)を認めて受容すること…息子だけではなく私自身にも必要なことです。先ずは私自身の弱さを認めることから始めたいと思います。

佐山拓郎様> 「バカ野郎、まだ始まってもいねぇよ」私が言いたいことそのままでした(苦笑)。きっと男親であれば、その言葉をそのままに口にできたのかもと思います。そして、おっしゃる通りプライドの高い子供なのだと思います。「10に届かないのなら0でいい」と言ったこともあります。男として育っていく息子には、やはり父性も必要なことを痛感しています。これからは私自身が腰を据えた生き方を示して、父親の役割も果たして行かねばなりませんね。

増田俊康様> 温かい労いの言葉をありがとうございます。早速小さなノートを用意しました。いざ褒めようと思ってもなかなか出てこないものですね。たくさん息子の良いところを知っているはずなのに…。なので「たくさんご飯を食べてくれてうれしいよ」と伝えてみました。息子は笑っていました。先ずはこんな手始めでよろしいのでしょうか。

邦元様> なるほど…と沁みました。息子が学校に行けなくなった原因に囚われている私も、同じく頭でっかちな状態ですね。原因探しや意味づけ・理由探しをしている間は、今の状態を受け容れられていないのだなと気づきました。先ずは私自身にできることから取り掛かってみようと思います。

みなさまの回答、真摯に受け止めさせていただいています。本当にありがとうございます。

丹下覚元様> ありがとうございます。私どもは母子家庭で、私にも仕事があり子供にかけてやれる時間が限られております。ですから、学校や公的支援など助けてもらえそうなところに現状を伝え、私の至らないところを手助けしてもらおうと必死に走り回っている日々です。
ただ、そんな様子を息子本人は他人事のように捉え、逆に介入を嫌うような様子です。
なかなか好転しない状況に、いつまで息子の好きなようにさせて良いのかもわからず、放心してしまうことが日に何度かございます。
「私が見捨てたら終わりだ」と、自分を奮い立たせている日々です。
こちらでいただいたお言葉を読み返し、これからもできることを探していこうと思います。

関連する問答
このページの先頭へ