飼い犬を死なせてしまいました
はじめまして。
1年以上前の、春の話ですが、飼い犬を死なせてしまいました。
赤ちゃんの時からずっと一緒で、どこへでも連れて行っていました。
あの日、犬と一緒に一泊旅行で山へ出かけました。
すごく寒い日で、車中泊だったのですが、暖房をつけても寒く、なかなか寝られず、、
翌朝、明朝から私だけ軽い登山へ出かけました。
犬は車内でお留守番してもらっていました。
登山に予想以上に時間がかかり、すごく日が昇ってきました。
犬が心配になり、急いで下山しましたが、熱中症で亡くなっていました。
寒い日だったので熱中症のことは全く頭にありませんでした。
私の知識不足です。
犬は、リードを咥えて亡くなっていました。
車内が熱くなっていて、出して欲しかったんでしょう。犬は汗がかけないので、舌を出してはぁはぁして体温調節をします。その息が水滴になって、身体はびっしょりになっていました。
どれだけ苦しんだか分かる亡骸でした。
その光景がいまでも頭から離れません。
私の知識不足で死なせてしまったこと。
まだ6歳でした。
生きていればあと15年は生きられたと思います。
その日から、罪の意識で苦しんでいます。
仕事は辞め、いまもまだちゃんとは働けていません。
あの子の笑顔を思い出すと涙が出てくる。
あの子の苦しんだ亡骸を思い出すと、死にたくなります。
いまは同じ犬種の保護犬をもらい、一緒に暮らしています。いまの子を愛することで、贖罪になればと思っていますが、いまの子に愛情をかけても、なぜ前の子にはそこまでしてやれなかったのか、と後悔ばかりです。
また会いたい。会って、抱きしめて、私の過ちを謝りたい。
亡くなった日、まだそのときは何も知らない遠くに住む家族の夢に、犬が出てきたそうです。
ですが、私の夢には一度も出てきません。なぜでしょうか?
いまだに骨壷を部屋に置いています。その子が、離れたくないと言ってるような気がして、、
どうしたら、前向きに生きていけるでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
あなたが死なせたという思いが苦しみの原因
ちょっと、その前にまず冷静になって以下のことを考えてみましょう。
お慰みや、解決方法の前にここを知る必要があります。
以下の問いに答えてください。まず…
犬が死んでしまったと悲しんでいるのは誰でしょうか。→答え
犬が死んでしまったのはいつのことでしょうか。→答え
その時のあなたはいまどこにいるでしょうか。→答え
そのことを思い出してくるしんでいた、苦しんでいるのはいつだれがどこでやっていることでしょうか。→答え
そのことを扱うことで見失われた現在の現実があるとすればどこにあるでしょうか。→
まず、あなたは今アッチの世界に旅立っていました。
ものごとを眺める、問題を解決する上において、今やっておられることは、過去のことなのか今のことなのか。そこが混同されていた。
「悩む」ということは「今」悩むのであって、過去の出来事は出来事としてはもうその時点でどんなに痛ましい光景を目にしたとしても、もう、そこで終わっているのです。
ゆえに、あなたが解決すべきことは、もう取り返しのつかない過去のことを嘆いて、過去のシーンにとどまって、過去のディスプレイに引きずられて生きることではなく、今のディスプレイを生きることです。
今のディスプレイとは目前世界のこと。
脳内のディスプレイ📺はみな過去や未來のことを想像する左脳的な幻想です。
さて、ここからがワンちゃんの供養です。
懺悔をすること。
供養をすること。
あなたが菩提心を持つこと。
この3つであなたは救われます。
懺悔はお寺に行って住職さんに聞いてもらうなりするのもよいでしょう。
お寺は本来心のお医者さんですから、いくらかお包みして話を生身の人間に聞いてもらうことです。ここはネットです。無料。あなたは何の貢献もありませんから、楽して懺悔することになってしまい心の改善がなく心底この問題に向き合えず解決はしません。お近くのお寺さんに行って話を聞いてもらうとよいでしょう。一緒にワンちゃんのご供養もお願いされることをお勧めします。営利中心の業者でなく宗教心を優先しているお寺で報恩供養するのです。
菩提心とはあなたが、そのワンちゃんへの報恩として、社会に善玉菌を活性化させる行動をすることです。怒らない、くよくよして周りの人を暗い気持ちにさせない、悪いことをしない、させない、人のたすけをする。それによって、あなたが幸せになることが最高の供養です。
ワンちゃんは大きな命
それは残念なことでした。もう、昔のようにワンちゃんに会うことはできません。抱きしめることもできません。しかし、ワンちゃんはもう全てを赦してます。
死ぬということは、生命の終わりです。しかし、命は終わりません。命はそんな小さな働きではないのです。
今飼っているワンちゃんを大切にすることも供養になりますし、近所のワンちゃんや、困っている人を助けること、道端に花が咲くこと、全て亡くなったワンちゃんと同じ命の働きです。
遺骨はワンちゃんではないですから、埋葬してあげて、そこにお参りすることがいいと思います。ワンちゃんはあなたのことも赦していますがあなたがご自分を赦せないことで苦しみが生まれているのです。後悔する気持ちもわかりますが、もう亡くなったワンちゃんは、成仏しています。仏となり大きな命となっています。あなたも遺骨や過去から離れ、生活できている事実に目を向けてみてください。
その子を心を込めご供養なさってください
拝読させて頂きました。
大切なその子の死を招いてしまったことの対してあなたは今も深く後悔なさっておられ、悲しみ苦しんでおられるのですね。
意図しなかったにせよそのように亡くなってしまったことは本当に辛いことでしょう。
あなたのお気持ちを心よりお察し申し上げます。
そしてその子が必ず仏様の元に導かれて仏様の元で心から安らかになられます様真心込めてご供養なさってください。
私もその子が仏様の元で心から安心なさって下さいます様お念仏おとなえさせて頂き仏様にお願いさせて頂きます。
南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
その子は必ずや仏様の元で心から安心なさって下さいます。そして穏やかにご成仏なさって下さいます。そしてその子はこれからもあなたをいつでも如何なる時でもお見守りなさって下さいます。いつでもあなたの身近にいてくださいます。
どうかこれからもその子を合間合間にはご供養なさってくださいね。
あなたのその思いは必ずやその子に届きますからね。
どうかこれからもその子に見守っていて頂戴とお願いなさってくださいね。
必ずその子はあなたをいつも守って下さいます。
まだ遠い先の事ですがあなたの生命が全うなさる時仏様のお導きをお受けになりあなたは仏様の元でその子に再会なさるでしょう。そして再会の喜びを分かち合うことでしょう。そしてあなたも心から安心なさることでしょう。
どうかあなた自身も仏様のお導きを正しくお受けなさいます様心を込めて仏様にお願いなさって頂きお念仏おとなえなさってくださいね。
南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
あなたの人生はこれからもその子と共にあります。その子とのご縁はこれからも続いて参ります。そして今飼っている子にも心から愛情を注いで可愛がってあげてくださいね。
きっとその子も喜んでくださるでしょうからね。
埋葬等については菩提寺様にご相談なさって頂いても良いと思います。
決してあわてることはありません。
あなたがご納得する場所や時に埋葬なさってくださいね。
いつでも大丈夫ですからね。
質問者からのお礼
お返事ありがとうございます。
1週間で何度か繰り返し読みました。
kousyo Kuuyo Azuma様
犬が成仏し、いまも近くで見守っていてくれるとのこと、とても暖かい気持ちになりました。
そしてこのご縁がまだ続いていくのは嬉しいです。
納骨についても焦らず、納得できるときに、納得できる場所にしたいと思います。
ご回答ありがとうございました。
邦元 様
ご回答ありがとうございます。
命がまだ終わっていないとのこと、はっといたしました。
もちろん私が死なせてしまったことには変わりないのですが、犬が苦しみから解放され、いのちは続いていて新しい生活を送っているなら、それはとても嬉しいことです。
過去にばかり囚われずに、いまの生活も大事にしていきます。
ありがとうございました。
丹下覚元 様
ご回答ありがとうございます。
ハッとさせられました。
今のディスプレイで生きなければいけないですね。
あの日から、私は命を奪ってしまった犯罪者なのだから幸せになってはいけない、とずっと思っていました。何度も死を考えました。
もちろん私の過ちは赦されることではありませんが、社会貢献をして生きていきたいと思います。
お寺さんへの相談もしたいと思います。
ご回答ありがとうございました。