死ぬ恐怖
私は最近になって歳を取るのが怖くなりました。
日本人の多くが70から80まで生きますし、私の祖父、祖母もそのくらい生きています。家系としては長寿なほうで、
私が寿命を迎えるまで、あと50年から60年かかります。
人間の寿命が長すぎると感じるのは私だけではないみたいで、同じ年頃の同僚とも、4、50歳くらいで良いとか話したりします。
このまま健康でいられるわけでもないし、家族を先に無くすのも怖い。
生まれて来なければ楽だったのにと思ってしまう。
どうやって乗り越えたら良いのかまた分からなくなってきました。
人生楽しみたいけれど常に不安が付きまとう。生きてるのが辛い。
だけれど死ぬのも怖い。
本当かどうか分からないけれど、幽霊が見えるという友人が昔いて嘘をつくような子ではなかったから、そのときはああ、やっぱりいるのかなと思ったりもしたけれど、バカらしいけど死後も意識があるなら自分や周りの人間が死んだ後もどうなるとか。そんなことまで考えるようになりました。
完全におかしい。
おかしいんですが輪廻とか仏とかそういったものと日々接している僧侶の方の考えを聞きたいです。
生きている意味がわからない。死ぬのも怖い。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
イタイのイタイの飛んでけ
こんなことを言う人がいました。
宗教は「イタイのイタイの飛んでけ」
子どもが転び、ワーンと泣きます。すぐさま母親が駆け寄り子どもを抱きしめ頭をなでながら「イタイのイタイの飛んでけ~」と言います。すると子どもは安心して泣き止み笑顔になります。そしてふと我にかえって子どもは聞くのです。
「お母さんイタイのどこに飛んで行ったの?」
その時に母親がイタイのは海か、山か、はたまた姑に飛んで行ったと答えるか…どこに飛んで行ったかはその子にとって重要ではありません。
大事なのは「イタイのイタイの飛んでけ」の掛け声や抱きしめたり頭をなでたりする行為です。苦しみを取り除く方法が大事であって取り除いた結果は何でもいいのです。
これを死後の問題で考えますと、信仰する宗教で死後の行先が変わるのでしょうか。宗派別の死後世界とその世界行きのバスでも用意されているのでしょうか。
キリスト教ならキリスト教の天国
イスラム教ならイスラム教の天国
真言宗なら大日如来の密厳浄土
浄土教なら阿弥陀仏の極楽浄土
輪廻宗教(仏教諸派・ヒンドゥー・ジャイナなど)なら死後はなし
唯物論ならゴミになる
どうでしょう。色んな宗教が色んな考えを説きます。
そこで大事な視点は、「生きている人にとって死後は死んでみないとわからない」という絶対の事実がある以上、それらの教えはどれも「物語」だということです。
物語である以上それらの世界や登場人物が実体として現実にどこかにあるわけではありません。
しかしそれらは同時に嘘っぱちというわけでもなく厳然たる事実足り得るのです。
アンパ〇マンもア〇パンマンワールドも実際にはどこにもいませんしありません。
でもその物語から人々は「愛と勇気の大切さ」や「弱いものイジメをしない」「助け合う」などの教えを現実的に受け取ります。その教えを受け取った人においてアンパ〇マンもア〇パンマンワールドも現実的な「はたらき」(効果・影響)として存在します。そこで物語が事実となるのです。
歴史上で存在した仏様はお釈迦様一人です。
ですからどこかに私の死後を救ってくれるスーパーマンのような仏様が現実にいるわけではありません。私が今、どんな物語によって、どんな救いを「はたらき」という事実として受け取るか、です。あとはその物語が死後について「どう称しているか」というだけではないでしょうか。
ご仏縁やご縁を
拝読させて頂きました。
私達は毎日死に向かって一歩一歩進んでおります。
それは生まれたばかりの赤ちゃんでも成長期にある子供達も成人に達した方々もお歳を重ねてこられた方々も平等に時を刻んでいるのです。
せっかく頂きました生命です。ですから大事にあなた自身の人生を有効に活用なさってくださいね。
あなたでなければならないことやできないこともあるのです。様々な出会いや巡り会いの中で私達は生き生かされております。
どうか大切に人生を生き抜いて頂き、その生命を全うなさる時には仏様のお導きを受けられますようにとお念仏おとなえなさってくださいね。
南無阿弥陀仏
仏様はあなたを必ずや救い導いてくださいます。
あなたがこれからご仏縁やご縁に恵まれて心からお健やかにお過ごしなさって頂き、必ずや仏様の浄土に往生なさりますようにと切にお念仏おとなえさせて頂きます。。
南無阿弥陀仏
私は死んだら阿弥陀仏に極楽浄土に連れて行ってもらう予定です。
極楽浄土に行けば、先に行っている家族や友人に会えるし、仏様に成るための修行もできるのです。
いいところでしょ?
もしあなたもそう望むなら、「南無阿弥陀仏」と小さな声でいいので毎日唱えてくださいね。
一言でも唱えたらオッケーなので、毎日唱えたら完璧ですよ。
質問者からのお礼
kousyo Kuuyo Azuma様
回答ありがとうございます。
このことを人に話すとまだ若いのに〜とか言われますが私としては人生短い方が楽だな〜と思います。歳をとったら考え方が変わるのかなーと。
昔の人は60年とかで終わってたのにとか。
自殺とかは怖いんでやらないけど、やっぱりそれでも生きてるのがしんどいです。そんな感覚ないですか?
三宅 聖章様
回答ありがとうございます。
何度もすみません。
最近この不安感が常にあって人生で一番しんどいかもです。
念仏唱えて何とか耐えます。
死ぬとどうなるかは死んだ時の楽しみとしておくとします。
仏様が本当にいたら良いな。
吉武文法様
回答ありがとうございます。
宗教の考え方もそれぞれですが信仰する目的はやっぱり私と同じような何かの恐怖から逃れるためなんでしょうか。
吉武文法様
回答ありがとうございます。
死後にどうなるか分かっていればもう少し気が楽なのですが。
私はつい最近まで死後について余りにも無関心でした。人が亡くなっても人事だったのですがその反動でしょうか。人生長く感じます。
不安感というのはタチが悪い。
今後それとどう付き合っていくかが私の中の課題です。