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病気が治らず不安です。

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6年前から自律神経失調症になり最近は心療内科でうつの傾向があると言われました。仕事も休暇をもらい休んでいますが来週から復帰することに体も心もついていける自信がありません。会社での人間関係も原因で休暇をとったからです。でも毎日、家にいても余計な事ばかり考えてしまい、体調が悪くなるばかりで、今は外にも出ず引きこもりです。相談できる人もいなく毎日が不安とか戦いで毎日がつまらなくて憂鬱で仕方ありません。
前向きに生きていきたいです。少しでもよくなりたいです。なんでもいいです。アドバイスお願いします。


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お坊さんからの回答 6件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

不安とつきあいましょう。

もえさん、質問をいただき、ありがたく思います。

あなたの文章を読んでいると、今の不安は人間関係がおおもとにあるのではないかと感じました。

自律神経失調症もうつ状態もその不安から呼び起こされているように思われますし、そのことはご自身も認識しておられるのではないでしょうか。

たぶん、この事実は容易に動かすことのできないことなのだと思います。

あなたは「前向きに生きていきたいです。少しでもよくなりたいです。」とお書きになりました。
これは今のあなたにとって、心のそこからの願いだと思います。

少し的外れなことを言うようですが、あなたは「前向き」でなくてはいけないのですか?
「よくな」らなくてはいけないのですか?

人間関係において、悩みの本となっている人の考え方や行動が、一瞬にして変わり、あなたがよくなるような状況になる、ということを、あるいはあなたは願っておいでなのかもしれません。

でも、自分のことを考えれば、そのような変化がたやすく起こることは,難しいことだとわかるのではないでしょうか。

同じ事実でも、受け止め方が違えば、その事実に対する感じ方は変わってくるのではないでしょうか。
これは、相手が変わらずとも、自分が変われば、できることですよね。(「容易に」というわけではありませんけれど・・・)

あなたが何に苦しんでいたのか、ちょっと落ち着いて見つめ直してみてください。
そして、その何かの受け止め方をもう一度考えてみてください。

あなたが辛いと感じた受け止め方は、本当にその受け止め方しかできないものなのでしょうか。

仏教では「因果」を言います。

あなたの今の状況を引き起こしたものが、もしも、とらえ方を変えられるものであれば、「因(原因)」が変わってきます。

そうすれば、「果(結果)」も変わってくるはずです。

ご自分の現実を(辛いことだと思いますが)、もう一度しっかりと見つめ直し、それに対するご自分のとらえ方を変えることを考えていただけたら、私はそれを願わずにはいられません。

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真宗山元派上西山正善寺住職
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長いスパンで

「仕事復帰で悩んでいます」でもお答えさせて頂いた浦上です。今回のご質問で、少し深い状況まで教えて頂きました。

体の不調なら、その部位や病状に気をつけながら勤務に戻ることもできるでしょうが、心の不調となると話は違いますね。

密富さんも仰っていますが、短期間で良くなるものではないと思います。そして良くなりきらずに無理をすれば、すぐにぶり返す可能性が高いのではないでしょうか。

もどかしく切ない日々が続いて憂鬱なことと思います。でも一生涯というスパンで考えて、じっくりと治してみませんか。

数十年後、もえおばあちゃんが悩んでいる若い人に「あなたの辛い気持ち、分かるよ…」と語りかけ、支えになっている。今はそのための大切な時期なのかもしれません。

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おきもち

浦上 哲也
横浜市神奈川区で、新しく小さなお寺を営んでいます。 仏教の教え・浄土真宗...
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しっかり睡眠をとってゆっくりした生活を!

もえ様へ。
私は、ゆっくりした時間を過ごして頂きたいと思います。今、この病気になられている方は多いようです。実際、私の妻も摂食障害という病気になり、約8年ぐらい病気と付き合っています。最初の頃は、家から出ることもできず、約1年仕事を休みました。今でも月1回病院に通院しています。でも病気が快復していったのは職場や周りの方々が病気の事を充分理解して頂いたお蔭だと感謝致しております。病院ももえさんとフィーリングがあう先生を探された方がいいと思います。

もえさんは、いま、病気のこと、仕事のこと、周りからの視線など、多くの事を一度に考えて悩んでおられると思います。でも、今はゆっくり病気と付き合うことが大切ではないかと思います。できれば会社もしばらく休暇がとれればいいと思いますが…。まだ充分病気の事を理解してくれる会社は少ないと思います。自分のストレスになるようなことはなるだけさけて、たのしい事を考えて、今何をしよう!、明日何をしよう!というように、将来の事ではなく、身近なことを考えて生活されてみてはどうですか?

それから、今の病気は恥ずかしいと思われていませんか?
ある専門の先生が、「この病気はこころの骨折であり、充分な休養と治療をさえすれば必ず治る病気」と言われています。それには、しっかりした睡眠をとり、あせらず、ゆっくりとした生活が必要と思います。

私も約8年、妻の病気の事ですごく悩みましたし、色々な先生にもカウンセリングを受けました。そういう経験から手助けができないかと思います。妻も、もえさんみたいに悩んでおられる方の相談にのっています。

これ以上は、プライベートの事になると思いますので当院でよかったら、気軽にお電話か当院のHPより直接メール下さい。   合掌

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山口光玄
昭和39年9月14日生 新義真言宗大本山誕生院執事 社会福祉法人覚鑁会...
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それだけ文章が上手く纏まっていれば心配ないのでは・・・。

 結構、文章が纏まっていますし、自分が心配するほど症状は重くないのでは・・・と思いますが、どうですか。後、強い人間になろうとしていませんか。
 私事ですが、小学生の時、家がお寺というだけで靴を6年間ほぼ毎日隠されました。よく解らんあだ名を付けられ毎日ストレスのはけ口のように言われました。私と関わりになるとめんどくさいのでほとんど友達もできず、皆から敬遠された気がします。先生も何度かは注意しましたが、直らないので匙を投げていたと思います。「友達100人出来るかな♪」という歌が今でも嫌いです。そのせいで1人で行動することが多く、今では1人の楽しみ方が出来るようになりました。仲間が出来ても深く付き合わず、1歩後ろに引いて考えてから行動してます。
 そんな私が自分に自信が持てるようになったのは本山での修行でした。いわゆる自力本願の坐禅修行では周りがどうのこうのより自分がしっかりすればいいというもの。自分勝手、自己中心ではなく、自分がしっかりすれば周りが影響を受けるから、どんな時も気が抜けない。互いに影響しあう。うまく説明は出来ないが、雰囲気は感じとって頂きたい。修行僧の居るお寺は叢林と呼ばれます。木は各々種類は違うかもしれないが、集まると林になる。「乳水の如く和合せよ。」と道元禅師様が『弁道法』にお示しになっておられましたが、「牛乳と水は違うものだが合わせると互いに交じり合う、そのように修行しなさい。違いなどその程度のものだ。」という意味かな?!
 恐らく、私とこのお寺での修行はマッチしたのかもしれません。お蔭で7年間修行しました。それでもいい僧侶とは思っていません。『修証一如』ですから。
 もえさんもいつか自分にマッチした居場所が見つかりますよ。
 

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おきもち

あなたの小さな悩み相談お答えします  私があなたの悩みを解決するのでは...
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もえ様。

先ず、自律神経失調症や心療内科でうつの傾向があるとの所見から、幾日の休暇を貰われましたか。一週間や、一ヶ月では此れ等の心の病は治りませんよ。
長期に掛かって治す病気ですから、本腰を入れて病院に入院して此れの治療に当たって下さいませ。
必ずや治癒すると心に誓って…

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おきもち

色々の悩み事がこの世には沢山有ります。 大学の卒論で密教天文暦法を研究致...
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医者に今一度相談を

もえ様へ

正直に今の気持ちを医者に話して復帰時期について
説明・相談をされてみたらどうでしょうか。

その上で医者から復帰との話が出たときに
今一度自分の気持ちを確認して
それでも嫌なら仕事を辞めるという決断も視野にいれなければなりません。

「前向きに生きていきたいです。少しでもよくなりたいです。」
この気持ちがあれば大丈夫。このこころを大切にしてください。合掌

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鈴木光浄
「人の一生に寄り添うことのできるお寺」を目指しております。さまざまな御縁を...
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質問者からのお礼

お忙しい中、返事をしていただきありがとうございます。不安を誰かに打ち明けられる事、誰かが聞いてくれる事、気持ちが落ち着きます。
また、よろしくお願いします。
本当にありがとうございました。

「病気と向き合う・看病」問答一覧

父が倒れました。私の心の持ち方について。

父が脳梗塞で倒れました。4日目の今、あまり良くない状況です。お医者さまからは最悪な場合のことも言われましたが、とにもかくにも急性期の今は「わからない」のだそうです。 もう医療の力と父を信じるしかありません。コロナ禍の余波を引きずって、面会は制限をかけられているのと、父は不安定な状態(急性期)なので病棟へは行くことができません。毎日不安です。お医者さまからは「何かあったら連絡する」と言われており、今のところ連絡は来ていません。 母は15年前に亡くなり、父は一人暮らしでした。私は結婚していましたが離婚して、同じ市内で父とは別に住んでいますが頻繁に連絡を取り、最近は一緒に出かけたりもしていました。近々旅行も一緒に行こうと計画もしていました。 そんな矢先の病気です。 私自身、自分の気持ちに没入していき不安の海に自分から飛び込んでしまうタイプで、毎日ひとりでいると突然不安が襲ってきます。友人や職場の同僚に吐き出したりしてなんとか保っています。 父が父ではなくなった姿や、その先にあるかもしれない父の死、その後のこと、父のやりきれない気持ち、いろんなことを考えて想像して苦しくなります。父がこれから楽しみにしていたことなどが一瞬で断ち切られ、いろんなことができなくなってしまう未来が待ち構えているのかもしれないと考えるだけで、父がかわいそうだし私もそんな父を受け止められるのか不安です。 わからないことは考えず、今を生きることを大切にしないといけないのはわかっていますが、どうすればその境地に行けるのかもわかりません。  来週hasunohaさんの個別相談を申し込んでもいますが、居ても立っても居られず書いてしまいました。

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精神科をまた受診したいけど怖いです

文字制限のため、読みにくいかもしれません 15年以上、精神に不調を抱えています バセドウ病のせいかと思い、内科で相談したら、精神科に相談した方がいいと言われました しかし、過去に2度精神科を受診しても、特に治療はして貰えませんでした 母を通して伝えただけで、自分の言葉で伝えられなかったのが原因かもしれません 最初の所では投薬は無く、カウンセリングも、悩みを話すというよりはただ人と話す練習をするだけでした なかなか改善せず、やる気が出ないと相談すると、『ならこれ以上続けても意味が無い』というような事を言われ、やめてしまいました 次の所では、どうしたのか聞かれて全く話す事ができずにいると『以前の病院に通院すればいいのでは』と言われ、そのまま帰されてしまいました そんな事が連続したため、精神科に行くのが怖くなり、10年以上放置してしまいました 最近心理検査を受ける流れになり、異常無しで終わりになりました ですが、苦しい状態が続いているので、改めて精神科を受診したいです しかし、また何の異常も無いですと言われたら、と考えると不安です それに、心理検査で異常無しと言われた後、同じ病院で受診の予約をしていいのかどうか分かりません 母に相談したら、最初の病院で薬を出す程じゃないと言われたし、と微妙な反応をされます 普段から信頼している母ですが、精神科の受診に関しては、そこまでの事では、と言いたげで意見が食い違います あと、雑談? をするような場所に通っており、それとは別で引きこもりの相談も乗ってもらっています だからそれで十分じゃない、と母は言うのですが、やはり精神的な苦しさは解消しきれていないと思っています それに、その二ヶ所はどちらも優しく話して下さるのですが、どうも上辺で取り繕ってしまう感じで、自分の胸のうちを曝け出せている気はしません また、精神の不調をずっと抑え込んできたのを『以前より困ってなさそう』と捉えられている気がします それは違うと思っていたのですが、二件の精神科の結果と合わせて、本当に私は精神病のフリをしたいだけなのかも、と思えてきてしまいました 平気なフリをするのに慣れてしまった気がして、上手く伝えられる自信が無いです このような事を相談しても、皆さんを困らせてしまうでしょうか でも、どうしたらいいのか、私にはもう分かりません

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原因不明

お世話になっております。 3、4ヶ月前から不調があり、内容的にもあまり人に話せずストレスでメンタルも落ち込んできてしまっているため、 こちらで相談させていただきます。 不調の症状としては下腹部に痛みや痙攣があり、専門の病院にも行ったのですが異常はないと言われてしまいました…… ですが症状としてはとても不快で、何より仕事上一日座っていなければならないため、仕事に集中しづらくもあります。 この症状が出始めた頃にネットで色々調べ、ある病気を見て自分もそれなのではないかと酷く怯えていました。 もしかしたらそれが過度のストレスで症状を悪化させたのかもしれません…… ちなみに何かに集中していたり、友人と楽しく話したりしている時には症状は出ないのですが、 やはり気にしすぎなのでしょうか…… (頓服の精神薬を飲むと落ち着きます) 4か月前ほどに新しい職場に転職し、通勤時間が長いこともストレスの原因なのかもしれませんが、 症状がある部位が相談しづらい部位であり、病院でもあまり聞いた事のない症状との事だったのでとても不安です。 ここ最近は体のこと以外に様々なことが不安になってしまったり、 心配してくれる友人もいるのに孤独感を感じてしまっています。 このような不安な気持ち、パニックになってしまった時などに気持ちを落ち着かせたり、 前向きになれるような方法がありましたら 教えて頂きたいです。 (自分では深呼吸をしたりしています。) これが引金となり、他にも過去の事を思い出したりしてしまい毎日がとても不安で、気持ちが沈んでいることが多く辛いです…… 読みづらい文章で申し訳ございません。 よろしくお願いいたします。

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半年間も続く息苦しさ。助けてください。

私は30代の男です。 朝起きてから寝るまで、息の吸いづらい感じがずっと続きます。 ひどいときは横になることも、座っていることもできず、立ったまま過ごすこともあります。 血中酸素を測定しても低いわけではなく、呼吸苦という自覚症状だけがあるのです。 上記の症状がもう半年以上も続いています。 最初は身体の症状だけでしたが、病気が長引くに連れ、精神をも蝕んできました。 不安や鬱症状もでるようになりました。 病院はたくさん受診しました。 呼吸器科はもちろん、総合内科、循環器科、消化器科、耳鼻咽喉科、整形外科などをまわりましたが、 これといった原因はみつからず、 それでもあらゆる病気の可能性を疑い、薬を何十種類も試しましたが、どれも効いたものはありませんでした。 最終的には精神科に回され、抗不安薬を服用していますが、 大きな改善は見られません。 東洋医学の整体や鍼、漢方薬も試してもらいましたが、同じく改善はありませんでした。 これまでの人生で、不摂生もしておらず、こうなってしまった心当たりもありません。 幸い、妻や両親には恵まれ、 手厚く看病してもらっています。 励ましの言葉も毎日かけてくれます。 身の回りでやってほしいことは全てやってくれます。 しかし苦しいものは苦しいのです。 西洋医学、東洋医学もだめで、 最終的にここにたどりつきました。 身体を変えるのは無理かもしれませんが 、仏教においての心の持ち方を教えていただきたいのです。 仏教を学ばれたお坊様がもし私の立場になったら、どのように行動するのでしょうか。 どうか私に知恵をください。

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病気は私に何を伝えようとしているのか

53才女です                                                  46才を過ぎた頃から原因不明の病気が続きます                                      疾患履歴 糖尿病、脂肪肝、うつ病、 パニック障害(精神障害2級)                    46才ごろ自宅で動けなくなり入院 地元の大きな病院の脳神経外科でいろんな検査をするが原因が分からず歩けないまま自宅に帰らせられる 車椅子生活になり車の運転も出来ず仕事をやめざるを得なくなる                   その後→薬剤過敏症アナフィラキシーで二度入院 一度目は呼吸困難で意識不明になりICU入院(もう少し遅かったら死ぬところだったと先生に言われる) 二度目は自宅で突然顔が腫れ上がり呼吸が苦しくなり救急車を呼ぶ→掛かり付けの病院に入院→また先生に死ぬところだったと言われる                                   特発性大腿骨頭壊死症  難病指定、両足とも壊死 左足は2023年人工股関節置換術をうける  後遺症で大腿神経麻痺→両足とも立ったり歩いたりが困難になる→リハビリ中                  菌血症→2024年1月4日自宅で意識不明 救急搬送→40℃発熱インフルとコロナ陰性 特定個室入院(24時間観察)→翌日目を覚ます意識混濁、味覚障害、めまい、排尿困難、 左耳が聞こえなくなる 急性中耳炎で鼓膜切開 現在(2/5)も左は聞こえません             次々と病がやってきて、死にかけることが度々あるのはなぜでしょうか? なんとなく神様が私に何かを伝えようとしている気がしてなりません            悔い改めるところがあるのか、何かやらなければならないことがあるのか、他の何かなのか、私には分かりません どうか教えてください

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温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ