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過去の過ちについて

回答数回答 1
有り難し有り難し 33

読んでいただきありがとうございます。

私は過去に人を傷つけたことがあります。

今思い出すだけで何人かあの人には悪い事したなと思う人がいます。それに忘れてるだけで他にも悪いことをしているかもしれません。

最近こちらのサイトを拝見し自分なりに考えもう二度とそういった事をしないと誓い日々真面目に生きるように頑張っています。
しかしたまにふと傷つけた人の名前や顔を思い出しまた悪い事をしたなと考え辛くなります。
謝る機会があればいいのですがもうどこに住んでるのかも分からず探す事も出来ません。
なので余計に後悔しどうしたらいいか分からなくなります。

私はこれからどうやって生きていけばいいのでしょうか?
私のせいで傷ついた人がいるのは確かです。
その人の事を思えばこうやって辛くなるのは因果応報(?)なのかもしれないと受け入れるしかないと思っています。

こういう過去の自分への後悔や反省とどう向き合っていけばいいのか教えてください。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

人は過ちなく生きることは稀ですから・・・

ふうせんさん、こんにちは。

 自分の過去の過ちに苦しんでいるのですね。
人は完璧で生きることがまず無理です。いろんな人に迷惑をかけながら、あるいは犯罪的なことも含めて、生きていくのです。

 だから過ちがわかれば直す必要がありますが、そのものの過ちには対応ができない場合がほとんどです。だから仏教の懺悔文というお経は「知らず知らずにおかしたる罪咎を懺悔し奉る」と判っている過ちだけでなく、自分が気づかない罪も謝るのです。

その上で、過ちをおかす分以上の、人への貢献をしていかなくてはいけません。それを仏教では菩薩行といいます。人生総体的にあわせてプラス・マイナスをあわせて、プラスの人生にしていくのです。

是非、ふうせんさんも過去の過ちが気になるのであれば過ぎて対応できないことに悔やむよりも、未来に向かって人様のために実践をしてください。ボランティアでもいいでしょう。募金でもいいです。地域のお掃除でもいいです。住職の願いであれば、お寺のお手伝いをするのも最高の菩薩行です。

そうして自分の正しい生き方を作りあげていってください。がんばって!合掌

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質問者からのお礼

ありがとうござます。
未来に向かって少しでも誰かの為になるように人生がプラスになるように頑張ります。
お話を聞いてくださりありがとうございました。

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