hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

生きる意味

回答数回答 2
有り難し有り難し 22

初めまして。

今までも何回もしてきましたが、9月頭にオーバードースをして左足が麻痺するという後遺症が残り仕事もせずに2ヶ月が過ぎました。
オーバードースをする時は毎回理由がありますが今回は彼氏に浮気をされたことが原因でした。
それまでも死にたいという気持ちはあったので何のためらいもなく死のうと思いましたが、彼に止められました。

今でもその彼とは一緒にいますが、私は昨年の7月頃に死のうと思っていたので彼と会わなければ私は今頃この世にはいませんでした。
彼がいたから今生きていて、別れてしまったら今の自分がなぜ存在するのかが分からなくなってしまうので別れずにいます。

母が私が6歳ぐらいの時に鬱で自殺をしました。
私も遺伝なのか医師に鬱と言われていますが、私は病院に行っていないだけで誰もが鬱病だと思っています。
なので鬱病だと申告されてもそれに対してはさほど気にしていません。
ですが自殺をしてはいけないというのがわかりません。

父も私が死にたいと思ってることを伝えると自分が死んだ後にしてくれと言い、死ぬこと自体は反対しませんでした。
母がしたからいいじゃないか。と私は思っているので自分で命を絶つのは一番してはいけないことだ!と周りの人に叱られても全く意味がわかりません。

楽しいこともなく、幸せが何かわからないので、幸せを感じることもできず毎日ただ無駄な時間が過ぎていく…
無理なことはわかっていますが、生きたいけど生きれない人にこの命をあげたいです。
脳死判定を受けたら臓器提供できるようにもしています。
でも簡単にそうなる訳では無いのでやりたいからできるという事ではないのも分かっています。

自分のことを愛しなさいと言われても、愛が分からないので無理です。

なにをどうすれば生きたいと思えるでしょうか?
結婚願望も子供が欲しいとも思わないので誰かとこの先ずっと生きていきたいという気持ちもありません。


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

おはようございます。

 何でも飲みすぎ食べ過ぎは良くないですね。飲みすぎてしまったお薬が、お医者さんの処方薬でしたら、粉の薬に替えてもらいましょう。(粉の薬だといっぺんにたくさん飲むのが大変なので、抑制効果があります)

 私もそういう状態になったことがありますが、私はまずテレビに救われました(笑)。NHKの朝の連続ドラマです。朝ドラはうまく作ってあって、一回見ると次が気になるように作られています。ドラマの続きを見るために生きてました(笑)
 もうひとつ。私は植物を育てました。土をいじるのは、精神安定に効果があるようです。またきちんとお世話をしないと枯れてしまいます。「花は答える」という言葉がありますが、お世話をしただけきれいにたくさん咲いてくれます。これから秋なので、種からは春まで待たなくてはですが、シクラメンなど鉢植えのものを求めて育てるのもよいですね。

 大丈夫です。無理せず、できる事から具体的にいきましょう。

{{count}}
有り難し
おきもち

・曹洞宗/静岡県/50代 平成27年鳳林寺住職。平成28年hasunoh...
このお坊さんを応援する

全ては「縁」次第

りり様

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

とにかく、今は無理に生きる意味を見い出そうとされなくても構わないかと存じます。

また、「生きてさえいればいつか見い出される」など、無責任、楽観的なことも申しません。

ただ、全ては「縁」次第というところ。

詳しくには、因縁(原因と条件)次第によるところと、更にもう一つは、自分の「得心」次第にもなります。

例えば、同じ因縁による結果を共有していたとしても、それを捉える自分の心次第でも、意味があったり、なかったりしてしまうところとなります。もしかすると、一つの因縁と結果で、拙生にとっては大きな意味があったとしても、りり様には全く意味がないということもありえるのであります。

ですから、本来は、自分の価値観も押し付けることはできません。

それでも、何とか良い意味を見い出そう、幸せ、愛を見い出そうとされるのであれば、やはり、因縁を調えることは必要になるのだというところであります。

ですから、初めから、無理、諦める、無いと断定してしまうのもよくないこととなります。

全ては「縁」次第。仏教における悟り・涅槃というものもそうです。

善き縁によりて善き赴きへと向かって参りたいものでございます。

もし宜しければ、いずれにせよ死にゆく後生の安心へと向けて、仏教を学び修していくことにつきましても、一つご検討を賜れましたら有り難くに存じます。

川口英俊 合掌

{{count}}
有り難し
おきもち

Eishun Kawaguchi
最新の仏教論考はこちらでご覧頂くことができますが、公開、非公開は随時に判断...
このお坊さんを応援する

質問者からのお礼

早速のお返事ありがとうございます。

薬は本当はいけない事ですが、処方されていないものを飲みました。
大量服薬すると本当に危険なもので、それを知って飲んでしまいました。

今後遺症が残り、もう二度とオーバードースはしないと思っている反面、このまま足が治らないなら生きていても迷惑がかかるだけなのでいなくなった方がいいのかな…と思います。

テレビは見る習慣がありませんが、お花を育てることならできそうです。
家の近くにお花屋さんもあるので、気持ちが変わることを願って挑戦してみたいです。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ